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東京家族 2012('13公開.日本)



 つい先日、小津安二郎監督没後50年特集番組を見た。改めて日本が生んだ世界の巨匠の偉大さを思った。
 山田洋次監督も最大の敬意を込めて此の映画を撮られたことを終始感じた。
 リメイク作品は①オマージュ型と②パロディ型(パクリに非ず)に大別されると思う。
 当該作品はエンド・クレジットのメッセージにもある如く、紛れもなく①に属する。
 それも古今東西数々ある①作品の中でも可成り上位の作品と感じた。

 リメイクはオリジナルには及ばぬ宿命的な諸ハンディを有するもの。だけど当該作品はこれを打ち消すものを有していた。
 オリジナル「東京物語」の時代から60年の歳月が流れている。が、
 “時代の変遷で価値観は変われど、人間が本来保有する本質は不変である”と叫んでいるように私の眼には写った。これぞ「東京家族」のテーマではなかろうか?と。

 その根元には私の信条“感動”があった。、オリジナルでは一度も泣かなかった私が、全編を通じて三度涙を流したことがその証明である。
 私の第二の信条“面白さ”についても欠くことは無かった。一例が橋爪功と小林稔侍という二人のベテラン俳優による絶妙の酒場シーン。如何に親友だったとは云え、所詮、他人は他人なのである。。

 リメイクに拘らぬ息吹きや個性味も垣間見られた。東日本大震災まで背景に織り込むなど現代に即応した背景設定や、その他諸々の挿話も新鮮味あり。
 音楽で云えば見事な編曲といえよう。私の洋画No.1「第三の男」がチラッと登場した時など、全く個人的な事柄乍らちょっぴり感激したもの。
 これまた個人的な事象ながら、本日は春日若宮おん祭。千二百有余年の歳月が流れど、神を敬う人の本質、何等変わらず。
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南の島に雪が降る (1995年.日本)



 小津安二郎監督の遺作「秋刀魚の味」に秋刀魚は出て来ない。でも私には眼には見えねど秋刀魚の匂いが漂って来る。それは岸田今日子が営む小さな酒場からも。
 かっての上官笠智衆と此処を訪れた加東大介は、岸田が応ずる軍艦マーチに陶酔する。其処に到底演技とは思えぬ姿を私は見た。宜成るかな。彼は太平洋戦争下死線を越えて来たのだった。

 其処から生まれたこのリメイク作は、彼自身も出演したオリジナルには及ばぬものの、隣国との間に不穏な空気が宿る今日、改めて不戦の決意を固めさせるに足る内容を宿して居た。

 先月末日地元英霊鎮魂祭後に特別上映された本作。観客は僅か30人程度だったが、全員胸を掻き毟しられる2時間14分だった。南の島に降る雪は、悲痛な鎮魂の雄叫びを残して消えて逝った。

 映画的には、あの戦時下の最前線で、どうしてあのような装備や什器備類や被服類を調達出来たのか?との疑問や違和感は残る。
 然し乍ら須藤と村井中尉の対決は、そんなものは屁理屈だと、吹き飛ばせるに足る鬼気迫る終幕であった。
 今年もまたあの12月8日が巡って来る。

ツレがうつになりまして 2011年

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 ツレがガンになる映画(以下前者という)は数多い。これはツレがうつになる映画(以下後者という)。前者ほど命のリスクは無いかも知れぬ。でもこちらも大変だ。夫のウツと格闘する妻のひたすらな姿がひたひたと伝わり来たる。

 可成りの意欲を感じる佳作だが、前者も後者も体験している私である。前者のケースに於いては、この映画の関係者の中には、間接的にでも体験した人が一人でも居るのか?と思える酷い作品もあった。後者である此の映画の場合も多少は感じる。

 ツレがウツになった為、自分もウツになって仕舞った私の近親。その悲惨さを肌で体感しているからである。かといって此の作品を貶している訳ではない。それは、此処には人助けにより自己も幸せになりたいというプラス思考に好感を持つからに他ならない。

小川の辺 2011年



 藤沢周平文学の映画化は数多い。よく登場する北国の小藩、海坂藩が此処でも舞台となって居る。腕の立つ一藩士が、藩命により心ならずも妹婿を切る苦悩が切々と胸を打つ。
 鄙びたる中にも緑なす小川のほとりが哀しさに満ち溢れ、冷たくも清らかに澄んだせせらぎが此の世無情と流れゆく。

 篠原哲雄監督は、同じ藤沢周平原作の「山桜」(2008年)も演出しているが、2010年公開の中西健二監督作品「花のあと」らと共に、人間の尊厳を真摯に見詰める藤澤文学を、ものの見事に開花させている。小品ながら纏まりのある優れた作品。

大人の見る絵本 生れてはみたけれど 1932年.松竹映画

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 このサイレント映画が公開される5ヶ月前に私は生まれた。当然リアルタイムでは見て居らず。けれども物心付いた数年後に見聞した風俗習慣は、この映画に登場するそれと大同小異だった。懐かしさに思わず画面に見入った。

 知恵の輪。けん玉。おひつ。エプロン。甲乙丙丁。爆弾三勇士。アイロン二股。活動写真。針仕事。右書き。……。
 電車の往来が激しすぎるのだけが不自然に感じたけど、これは微細な事柄だ。それにしても当然聞こえない電車が走る音や、冒頭の自動車の車輪の回転音に、映画はやはり映像+音響だなぁと思う。

 この映画から思うこと。それは、親と子の心の葛藤と交流を通じて育まれる家族愛に尽きる。
 生まれてはみたけれど、スマホを筆頭とするソーシャルネットワーク時代に様変わりした現在。親子の対話は少なくなっていやしないかと、老婆心が持ち上がる。

 昔は卓袱台を囲む家族の対話があった。名子役だった突貫小僧とその兄が、父親に自分の考えを堂々と主張する80年前に、うんうんと頷く。こんな時代は最早や戻らぬのだろうか。80年という時の流れは、一口で言えば、感無量しかない。

かぞくのくに 2011年(2012年公開)

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 この映画のテーマは肉親愛。特に兄妹愛が、安藤サクラの胸の透くような名演で、切ないほど描き切れて居る。
 兄妹愛といえば、「昭和枯れすすき」(1975年)や「火垂るの墓」(1988)を思い起こす。が、この2篇は兄が妹を想う愛だった。

 こちらは妹が兄に寄せる直向きさがひしひしと伝わる。昔、兄弟は他人の始まりとかいう言葉を耳にしたこともある。私にも妹が居る。お互いに成人し別所帯ともなれば、ある意味では分からぬこともないけれども、精神的な本質は血を分けた人間として、兄が妹を想い、妹が兄を慕うのは当然のことだろう。

 そのことを、国家体制の違いから断絶された環境下で、束の間の再会となるほんのひとときを、動的に、哀しく、そして歯切れ良く描くが故に、生きる世の切なさや、儚さを痛切に思わせ、考えさせるのである。所詮、人の命は短くて苦しきことのみ多いのであろうか?。紛れもない秀作。

東京キッド 1950年

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 ♪~東京キッドを唱う天才少女歌手美空ひばりをリアルタイムで知っている。事の真偽は別にしてあくまでも当時の話としてではあるが、音符を読めないとかいう蔭の噂話を漏れ聞いたことを思い起こしたりはする。今から思えば人気抜群の彼女に対する一部の妬みだったのかもれない。

 その歌唱力は抜群、一分の隙もなかった。演技力も備えた天才ということは自他共に認めるところではあるまいか。
 時には歌唱力よりもショウ的効果を狙うようにも見えることもある現在とも思うが、その価値観の変遷は別にして、歌唱力第1主義の昔に戻させてくれた一時であった。

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 映画としての内容は他愛ないものではあるが……。
 銀幕に出現するところの、雨洩れ。尋ね人広告。流し。ビンゴ。……みんな、みんな古き良き時代の遺産となったなぁ。
 湯の町エレジー、これはヒットしたぜぃ。この歌は今でも口伴奏付きで唄える。下手くそ乍らに~。

 あ~トンコ節の久保ゆきえ。懐かしいなぁ。当時この歌が聴かれぬ忘年会は無かったもの。
 当時の喜劇界両巨頭、アチャコとエノケンが円熟した好助演。
 川田晴久のプロ根性が滲み出た、巷に荒廃未だ残れる戦後の一時を代表するような、娯楽作の一編と云えそうだ。極論すれば所詮映画は娯楽である。

警察日記 1955年(日活)

 冒頭に日活のロゴ。この前年('1954)に製作を再開し「黒い潮」で気を吐く。松竹、東宝、東映、大映、新東宝の五社協定何するものぞと、この「警察日記」で名門復活を決定づける。
 ♪會津磐梯山は宝の山よ~ローカル色豊かに始まるこの秀作を演出した久松靜児監督。翌年も「神坂四郎の犯罪」という隠れたる秀作も見せてくれた。心に残る監督である。

 山麓を縫うように走るバス。燃料は木炭だろうか。停留所。花嫁が居る。運転手や乗客に「どうです。一杯」と上機嫌の親族は左朴全か。おぉ、この懐かしい俳優よ!。
 自宅内での挙式。そして披露宴。当時は多かった風俗だ。これまた懐かしい火の見櫓。その傍らに佇む警察署。斯くて本番が始まる。

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 千石規子を取り調べる巡査は殿山泰司。二人とも今は亡し。
 親に捨てられた二木てるみ(好演)に、森繁久彌巡査は優しい。「おじちゃんのうちに来ればな。お兄ちゃんやお姉ちゃんが…、ええか?。ええなあ」。この年は「夫婦善哉」にも主演し多忙だった。

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 橋の上を飾るように木々が映える。犬が走っている。この豊かな詩情。
 ♪おとみさん~が流れる。「めんこい」という方言に痺れそう。
 「バンザーイ!」息子の戦死で狂った父を東野英治郎が演じている。3年前同じ哀れな役を「本日休診」で演じた三國連太郎。ここでは貧しい女に自分の給料を割く人情巡査に扮する。

 貧しい頃こそ人情豊か。戦後の社会に希望あり。
 ♪會津磐梯山は人情の山~。でもあった。
 三國連太郎巡査に届いた女からの手紙。中にあった返却金と、真赤な紅葉に感無量。

雲の上団五郎一座 1962年.東宝

 いゃ~昔懐かしくて嬉しい映画だ。終戦後の名だたる喜劇陣総動員といえそう。茶川一郎なんて名前を聞くと懐かしくて。藤田まことは医者役だったか。出演していないのは古川緑波と横山エンタツ…ぐらいかな?。

 フランキー堺がいやに目立つ。船上で一座の面々に一席ぶつ威勢良さ、稽古シーンの厳しさ等々。
 対照的に描かれる花菱アチャコも傑出。「なんやあの芝居は!」と貫禄たっぷりの頑固一徹ぶり。
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 二人に比べて主役のエノケンさんこと榎本健一のおとなしさがちょっと気になる。でも泣き出しそうに「いい芝居ですね~」と呟くように言うところなど流石巧い。
 ほかでは、三木のり平も佳い味を出していた。

 これら喜劇陣で繰り広げる数々の芝居は楽しい。ラストのカルメンは圧倒的だった。
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 原作が「君の名は」の菊田一夫だったか。終戦直後のラジオドラマ「鐘の鳴る丘」を思い出すなぁ。未だに主題歌を諳んじてる。この映画が楽しい筈や。

 監督の青柳信雄。「愛の砂丘」(1953年)には痺れた。劇場で見た「ならず者」(1956年)三船敏郎の顔が今も残る。同年の「サザエさん」は江利チエミが。でもこの映画が彼の最高傑作や。

 いろいろな昔の思い出も序でに思い起こさせてくれる「雲の上団五郎一座」であった。

神様のくれた赤ん坊 1979年('80公開)

  

 「マダムと女房」(以下前者と呼ぶ)と「神様のくれた赤ん坊」(以下後者と呼ぶ)の時差は半世紀ある。その間、事の善し悪しはちょっと別に置いといて、価値観は180度転換す。
 純潔と貞操を旨とした前者の女房にとっては、後者に於ける小夜子の同棲というライフ・スタイルは、正に青天の霹靂ではないだろうか。

 そんな小夜子も、同棲中の晋作に子供が居たかもしれないという事実は青天の霹靂に近かったろう。突如現れた女性に押しつけられた子供だった。斯くて、幼い新一の真の親探しに出かける二人のロードムービーが始まる。

 尋ねるは5人の疑惑男。結果は父親ではなかったり。逃げ回る男も居たりして、最後に尋ねた男はなんと他界していた。
 絶望の心情が手に取るような二人。其処に出現する「新一を引き取る」と言う女性が天使に見えた二人。晋作に扮する渡瀬恒彦と、小夜子を演じる桃井かおりが、人間臭さを露呈し好演。
 「息子のまなざし」を連想させる意外な結末と共に、人みな善なりを思わせる

 後者の時代から30年以上経つ。前者と後者の変遷ほどの変化は今のところ思い当たらず。何とならば、このロードムービーに今も新鮮な香りを嗅ぐことが出来るから。
 強いて苦言を呈すれば、親探しの尾道、別府、若松などに対する、小夜子の故郷紀行ともいえる天草、長崎、唐津など。主題とさして無関係の土地が同じ比重で重なり合う。これが私の視界からは稍冗漫に写ることである。

マダムと女房 (1931年)

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 私が生まれる前年の活動写真である。子供の頃まで映画という言葉は使っていなかった。略して活動と言っていたっけ。「活動見に行こうよ」てな具合で。

 あのチャールズ・チャップリンが「街の灯」を撮った年である。彼の有名な山高帽にステッキ姿を真似た渡辺篤が吹く口笛。これまたこの年のフランス映画「巴里の屋根の下」の主題歌ではないか。
「♪~鐘は鳴る(繰り返し)マロニエの木陰道・・♪」何だか嬉しくなってきた。
 サイレント映画をこよなく愛していたと漏れ聞くルネ・クレール監督も、様々な映画技法を駆使して後々まで語り草になるトーキー映画に仕上げた年だったのか。

 勿論この映画でも、洋画に負けじと名曲「私の青空」を流す五所平之助監督である。この年から22年後「煙突の見える場所」では、4本の煙突を1本にして見せたっけ。
 眼を世界に向けながら撮ったその意気込みが、ひしひしと伝わってくる冒頭のシークェンスである。

 当然画質は悪い。フィルムに雨が降る。本物の雨(雨漏り)も降ったけど。
 それでも銭湯が懐かしい。電報が懐かしい。当時の女の子のおかっぱ姿が懐かしい。そして乳母車も。
 まだまだある。アルミのバケツ。お椀型の白熱電灯セード。唐草模様の風呂敷。鰹削り。

 たとえその音質は悪くても、田中絹代の声が新鮮に聞こえる。「ねぇ、あなたぁ」。丸髷で前掛け掛けた和服姿が美しい。あっ、このミシン。今も家内が使ってるではないか。
 猫の声。赤ん坊の泣き声。ジャズが華やかな旋律を奏でているではないか。
 伝わってくる音声(トーキー)への意識。ラストに出た土橋式松竹フォーン。おぉ、かって映画検定に出題されたぞ。
 我が国トーキー映画の元祖に、ばんざ~い!。

夏の庭 (1994年)

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 人は必ず死ぬ。その時を誰も知らない。が順当なら歳の順。多くの人が楽しみに待つ7年後の東京オリンピック。「見られるかな」と不安げな八十路の私が居る。
 これは荒れ果てた家屋に住む老人、喜八の孤独死を見詰める。

 子供目線から眺めているのが特筆。三人の子供達の悪戯心が、次第に老人との愛に変りゆく描写が自然で佳良。
 荒れ果てた庭に咲く秋桜の何と美しいことか。そこには決して見掛けだけの美ではない、廃屋を綺麗にしようとする三人の心が宿っているから。

 それは、歩んで来た自己の人生を打ち明ける喜八に変貌させる。またそのことは、彼の死は決して孤独ではなかったことに通じた。「お帰りなさいまし」棺の喜八に頭を垂れる弥生の慎ましさよ。

 弥生を演じる淡島千景。喜八に扮する三國連太郎。そして演出した相米慎二。かっての名優そして名監督。皆此の世に居ない。合掌。

あ、春 1998年(公開99年)

   

 病院の屋上で車椅子に乗った笹一(山崎努)が船乗りの歌を唱う。
“♪~うちには大事な嫁が居る~嫁より大事な親も居る~”
ちょっと異論が出そうな二行目の歌詞、これが此の映画の重要なテーマと思う。
 歌を聴いた紘(佐藤浩市)は思わず叫ぶ。
 「オレ、やっぱりあんたのガキだ!」。

 冒頭部分の伏線が胸の透くように活かされていた。
 映画の中に敷かれる伏線は作品全体に潤いを与えるが、その使われ方が巧緻だと印象度がより高くなる。
 このことは、冒頭部分で幼い矮鶏の死骸を焼いた笹一の遺体から、矮鶏が誕生するラストにも云えること。

 「お引越し」でも感じたが、相米慎二監督はカメラワークが巧い。作品レベルも初期の「セーラー服と機関銃」「魚影の群れ」「台風クラブ」等に比べると、この作品や、前述した「お引越し」。それに20世紀末の作品「夏の庭」は、隠れたる秀作と言えば過言だろうか。存命ならば21世紀も幾多の秀作が生まれただろう。天才の夭逝が惜しまれる。

 「あ、春」は、「あ、父子鷹」でもある。

あなたへ (2012年)



 NHKや有料民放ではないので、その必要性は分かるが、CM入りの放映映画は見ないことにしている。度重なるCMによる中断が鑑賞意欲を著しく削ぐからだ。
 また、概ねCMの総時間程度のシーンだけフィルム・カットがありそう。かってアルフレッド・ヒッチコック監督が「フィルムを切るなら横に切らずに縦に切れ」と怒った逸話を思い出すが、このことは見る側にも云えること。これでは作品を完全に見たことにならないのだ。

 だけど先日地上波初放映と謳った「あなたへ」は、是非見たい作品だったので鑑賞した。その理由は、丁度1年ほど前に高倉健さんとの対談を中心とした内容のTV番組を見ていたから。
 図らずも余談が多くなってしまった。肝心の映画は幸いにして放映時間が丁度CMの総時間程度だけ延長されていたので、カット部分は殆ど無かったのではないだろうか。

 そういうことで、1年前に印象深かった故大滝秀治さんに拘わるシーンも興味深く見られた。演技力充分な方の画面は一際引き締まる。
 英二(高倉健)と多恵子(余貴美子)の会話が意味深長。謎の言葉を残した妻(田中裕子)の散骨を終えた英二が、多恵子の願いを叶えなかった降旗康男演出が特に冴えて居り、夫婦の在り方についていろいろ考えさせられるものがあった。

 ビートたけし、佐藤浩市らも好感在る助演。いま大河ドラマで新島八重を演じている綾瀬はるかも新鮮だった。ロード・ムービーって、いいなぁ。

桐島、部活やめるってよ (2012年)

 

 所謂学園ものである。といえば、直ぐに思い浮かぶのは「青い山脈」(1949年.日)であり、「女の園」(1954年.日)である。宜成るかな昭和一桁生まれの私。新聞の活字が見えぬ。いま、拡大したMSゴジック太文字で原稿を綴っている。これなら何とか眼疾を克服してブログ更新出来るかも?。
 さてこの映画。一見思わせぶりな題名に似合わず充実した内容に驚嘆。題名の主人公が姿を見せぬ。ユニークな発想を巧みに利用した映像芸術が実に新鮮。
 それは、金曜日…金曜日…金曜日…火曜日…火曜日…と続く
各節の中で、各部活の様相が、気障で且つ奇抜に展開されてゆく。一人だけの赤シャツ生徒や、バスケ練習と吹奏楽稽古の対比など強印象。
 表面的には私の高校時代とは異質のものがある。性に関する会話や校庭の抱擁など唖然とした。けれど60年を超える時差がある。これも当然か。
 ただ底流には共通するものを感ずる。寧ろこれを本流と見たい。私は映画鑑賞部員だった。一口で言えば“青春の謳歌”か。「ピクニック」(1955年.米)に見た我が青春の残像を思い起こす。尤も.ジャン・ルノワール監督も1946年に同題作品を撮っているようだが。

めがね(二回目)



 題意は、眼鏡を複数の主要人物が掛けているという単純な理由だけだろうか?。てなことを考え乍ら見ていたら、浜辺に掘っ立て小屋が現れた。途端に「この映画、前に見たことある」と気付く。それでもこの映画。最後まで再見させる魅力は持っていた。

 今回感じたのは、ファンタジーっぽいということ。そういえば、タエコが降り立ったローカル空港の1カット。空港の名称を視野から外している。これが如何にもわざとらしく写る。

 その通りだった。「めがね」から私は屡々「かもめ食堂」を想起した。あの食堂では、「こんなに客の来ない食堂がどうして経営が成り立っているのか?」というような理屈は不要だった。

 同じようにこの「めがね」も、「メルシー体操に何処から人がやって来るのか?」と考えたりしては駄目なのだ。「この大きな学校に、何故生徒が居る気配を感じぬ?」てな考えも同様。

 島に2軒しかない宿の一つハマダの亭主ユージは「3年ぶりの珍客だ」というのに、タエコに向かって「冷蔵庫の中のもの適当に食べて呉れ」と呆気ない。
 更に、従業員でもないサクラが毎朝起こしに来る煩わしさに堪りかね、島にあるもう一軒の宿をタエコは目指したが…。

 携帯電話が通じぬ島に旅したいという希望の崩壊は、人生思うようにはいかぬものという教訓なのか?。
 また、掻き氷代を音楽で返す挿話は、物質面より精神面をとの説法か?。
 はてまた、遂にメルシー体操を始めるタエコから、順応同化の大切さを促しているのか?。

 私の眼からは「ん?」と思うようなエピソードも併せ持つのも目立った。
 例えば「たそがれる」とは「癖みたいなもの」と言ってたけど、チンプンカンプン。
 また、タエコが無くした眼鏡をユージが吊り上げるラスト。これは単なるハッピーエンド?。
 更に、題名が“眼鏡”ではなく、“めがね”である由縁は?。
等々。

 私にとっては、みんな、みんな。荻上直子ワールドだった。

エデンの海

   

 丁度半世紀前の映画。瀬戸内の風に靡きながら洗い張りをしている風景が見られた。伸子針を用いて私の祖母も勤しんでいたなぁ。
 そんな瀬戸内の女子校に赴任した教師と、彼に惚れてゆく勝ち気な女生徒のラヴ・ストーリー。

 馬に教師を乗せて校庭に突入するシークェンスがクライマックスだが、アップ・カットが多く、実際に乗っていないショットもあるような気もしたが?。
 でも所詮それまでの映画。一瞬、「青い山脈」(1949年)を想起した。が、封建社会に挑んだあの重量感は見られない。

(ひとりごと)
 明らかに吹き替えと解る歌唱シーン。口パクもお世辞にも巧いとは云えないかも?。(失礼)

狐の呉れた赤ん坊

   

 これは終戦の年に撮られた映画というのが強印象。どうしても思いは終戦前後に翔ぶ。
 ♪~エンジンの音~轟々と~隼は行く~雲の果て~(以下略)♪。今も忘れ得ぬ「加藤隼戦闘隊」の歌詞。同名の映画を見たのは1944年8月30日。この年に見た映画はこれっきり。

 翌1945年。終戦後最初に見た映画は「最後の攘夷党」(監督:稲垣浩)。墓前で自刃しようとする嵐寛寿郎の姿が今も焼き付く。共演している笠智衆の名は当時露知らず。

 他にこの年に見た映画は「東京五人男」のみ。「狐の呉れた赤ん坊」は勿論、黒澤明監督の「續姿三四郎」もTV放映鑑賞。リンゴの唄でお馴染みの「そよかぜ」は未見。

 「狐の呉れた赤ん坊」を見ていて思った。活動写真と呼んでいた戦前は、起承転結の4区分に則った作風が多かったように思う。
 クラシカルな和風音楽が目立つこの映画もその例に漏れない。4楽章形式のクラシック音楽にも少し似ているかな?。

‘起’第1楽章。導入部だ。
 大井川で客を運ぶ張子の寅八が、狐退治に出かけた筈が、赤ン坊を拾い育てる羽目に。
 「チャップリンのキッド」をモデルに、テンポは急だ。

‘承’第2楽章。緩やかだ。
 酒も喧嘩も止めた寅八は、善太の病を救わんと名医を呼びに幾数里。無法松を思わす盛り上がりを見せる。
 やがて風格宿す餓鬼大将に成長する善太で、緩やかなテンポで終わる。

‘転’第3楽章。華麗な舞だ。

 ♪下に~下に~♪が第1主題を奏で、善太の身代わりを決心する寅八の行動が二人を救う。
 やがて証される善太の真実。激しく踊るような舞曲は終わる。

‘結’第4楽章。威風堂々だ。

 「善太のためにもう一度死ね」助言に目覚める寅八よ悲し。
 第1主題の♪下に~下に~♪が再現される鮮やかさ。
 第2主題は大井川の川越え人足。スクラム組んで客運ぶ。
 肩車で渡る父子鷹。父も名優なら、子も血筋の良さの片鱗覗く。
 活動写真の粋を見た。

 ↓ひとりごと

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12人の優しい日本人

 

 中原俊監督の作品を見るのは初めて。中原監督は「12人の優しい日本人」(以下「優しい…」と略)の前年に「桜の園」を撮っている。未見だが、秀作と漏れ聞く。
 だが「優しい…」を観ている内に何時の間にか、三谷幸喜ワールドの渦中に居る私を見た。
 宜成るかな。脚本が三谷幸喜だった。映画は、監督と脚本家の表裏一体作品であるとの認識を深くする。

 1991年、斯くして出来上がった「優しい…」は、1959年のアメリカ映画「十二人の怒れる男」(監督シドニー・ルメット=以下「怒れる男」と略)のパロディであることは周知の通り。
 「優しい…」は、あまりにも著名な「怒れる男」と、どうしても比較されるため、多少損をしている。見劣りして見えたのはやむを得ないところ。

 私にとっては、裁判員制度施行後の鑑賞ゆえ余計である。もし施行前に見て居れば、また異なる所感を得ていたかもしれない。
 という訳は、「優しい…」は、もし日本でアメリカと同じ陪審員制度があったとすればという仮定の許に作られている筈。

 陪審員制度に類似する裁判員制度が施行されている現在から見れば、「優しい…」は、“裁く”という厳粛な役目の割りには、些か真剣味に欠ける嫌いがしたのである。
 「怒れる男」も同じような一面があったのではないか。という見解も少し生じた。

 だが、1950年代の米国と、1990年代の日本との、時の価値観、国民性の相違がそうさせるのかもしれない。
 それに、「怒れる男」ではオール男性だったが、「優しい…」は複数の女性も居る。“怒れる”に対する“優しい”の意識が垣間見られる。

 偶然、今朝のラジオは、昨年、裁判員制度で4件の死刑判決があったと報じていた。相当悩んだ末の判決だったろうと推察する。
 個人的にはこの制度に反対だった私だが、決まった法は受け入れねばならぬのだ。

 と書いてきて、2007年.のロシア映画「12人の怒れる男」(監督ニキータ・ミカルコフ=以下「ロシア版」と略)は、どうなのか?。と思い当たった。
 「ロシア版」は、「怒れる男」へのオマージュが込められていた。パロディ喜劇の「優しい…」とは比較出来ないだろう。

 「優しい…」は、「怒れる男」や「ロシア版」とは、作風思想を異にする。そういう観点からは、欠如する真剣味も許されるかもしれない。
 だが共通するものがある。それは、カメラを一室に固定した舞台劇風の作品ということ。
 当然多少の違いはあるが、基本的な内容は酷似している。

 といったことから、ストーリーに触れるような記述内容は思い当たらなかった。
 ということで、雑然としたレビューになってしまった。拙ブログ管理者一人忘年会のたいとしておこう。

 脱線ついでに、陪審員に関する映画を思い出すままに、下記にランクし、この項を終えたい。

①「十二人の怒れる男」1959年(米)=申し分なし→秀作
②「12人の怒れる男」2007年(露)=臨場感充満→秀作
③「裁きは終りぬ」1950年(仏)=安楽死と陪審員→秀作
④「ニューオーリンズ・トライアル」2003年(米)=陪審員保護訴え→佳作
⑤「或る殺人」1950年(米)=陪審員は真剣たれと叫ぶ→佳作
⑥「陪審員」1996年(米)=陪審員を襲う社会の悪→中の上
⑦「12人の優しい日本人」1991年(日)=今回鑑賞→中の中

-以上-

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ファンシィダンス

   

 ロック・バンドに夢中だった陽平は寺の跡継ぎだった。本当にバリカンで丸坊主になるリアルなショットが凄い。昔は鬘で誤魔化していたもの。
 撮られた時期が1989年。昭和から平成へのバトンタッチを連想する。現在は民主から自民へのバトンタッチか。

 住職の資格を執るため、人里離れた禅寺で励む修業が面白い。面白いとは不埒か。だが、コミック喜劇だから当然。
 それでも修行の、厳しさは可成り密度濃く描かれている。毎晩9時就寝。寝る姿勢まで決められているのには驚愕のほか無い。

 3時には起床。仏に仕える山積みの日課。先輩僧の指導は厳しい。日常生活の紹介も実に綿密に描かれている。トイレット・ペーパーを使わない汲み取り式厠での作法など傑作である。
 「なんだか馬鹿馬鹿しいなぁ」と少しは思いつつも、知らず知らずの間にこの映画にのめり込まされていた。

 この魅力の要因は、上述した雰囲気を秘めた周防正行監督の演出。そして、多分この作品が主演デビューと思われる本木雅弘(陽平)。と、その他のキャスト陣によるユーモアたっぷりの演技にある。

 要は、指導的立場にある僧もまた喜怒哀楽を保持している人間である。食い気もあれば、色気も持っている。と主張しているように思える。
 陽平がポーカル時代の彼女、真朱(鈴木保奈美)とのラストが傑作である。

喜劇 にっぽんのお婆あちゃん

   

 題意のお婆ぁちゃんは、サトと、くみ。浅草の仲見世で出逢った二人。
 お互いに、「結構な隠居暮らしをしている」と嘯く。高度経済成長に突入した頃だったもの。この映画が作られた時代(1962年)は。

 その割りに身なりはそれ程でもない二人。確か、サトは65歳。くみは72歳と言ったと記憶している。年の割りには老けて見える。平均寿命が延びた現在の眼からは、そう見える。
 今なら、この程度の歳の人はずっと若く見える。10歳は違うだろう。

 幾歳月の経過は、人間の体格も変えるのだ。若人の体型もスリムになったもの。貧富の差は如何に変わったのだろう。
 それにしても、サトに扮したミヤコ蝶々。くみを演じる北林谷栄。二人の俳優さんの当時の実年齢をTVで言っていたが、聞いて吃驚。あれだけよく老け役をこなしたものだ。

 遠くの親戚よりも近くの他人。という言葉がある。もっとも一概には決めつけられない。ものの、この映画は、そこを主張する。
 若い他人も親切だった。食堂店員の十朱幸代や、老人ホームに勤める市原悦子。等々。それにしてもこの二人、若い!!。

 くみが戻った老人ホーム。誕生パーティで、アカの他人同士の爺さん、婆さんが、手に手を取り合って唱い踊る。そこには幸せ一杯の楽しさが爆発していた。安木節が最高。
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 それにしてもこの映画。老人キャストの豪華さよ!。飯田蝶子。浦辺粂子。村瀬幸子。東山千栄子。左卜全。中村是好。山本礼三郎。殿山泰司。伴淳三郎。etc.etc.。
 ホーム責任者の田村高廣や、栄養士の沢村貞子は若手なんだ。

 此処は冷たい空気に覆われた都営住宅の一室。当時のモノクロ・テレビで、くみの老人ホームの誕生パーティに見とれるサト。その背が寂しい。

 放映終わり、夜も更けて。サトの枕許に鎮座する風呂敷包み。それが何を物語るか。言わずとも由。
 これは喜劇であって、喜劇に非ず。

四十七人の刺客(再見)

     

 選挙が重なったりして、何かと気ぜわしい師走だ。が、太平洋戦争が始まった12/8と、討ち入りのあった12/14は、それぞれに関連した映画鑑賞が習慣となった。
 今年の12/14は、TV放映された「四十七人の刺客」を再見。 所感は、映画館で見た初見時と殆ど変わらなかった。
 大石と色部の知略を尽くした死闘は見応え充分。細かい数点のみ下述して置きたい。

①動的である。
 討ち入り場面は別にして、どちらかといえば、大石の心理、葛藤に重心を向けた“静”の作品が目立つが、これはどちらかといえば“動”が目立つ。
 その象徴的な場面は、討ち入りに赴くシーン。粉雪を舞い上がらせて吉良屋敷までひた走る数カットが秀逸。雪に残ってゆく足跡。その音も無し。
 

②現代風の匂いが発散する。
 妻りく:「主税を参加させるのですね」と念を押す。
 内蔵助:「一族近親参加の藩士が多い。だから、加える」と答える。過去の忠臣蔵には見られぬ新解釈だ。

③リアルである。
 夜間に堀を利用して、討ち入り用の武器を運搬する。理に適ったこういう綿密な描写も今迄には見られなかったと思っている。

③特異性、奇抜的なところが見受けられる。
 討ち入り前に内蔵助が、自分を襲ってきた侍を切り捨てる。 「人を斬ったのは初めて」という1カットなど、頭脳知略だけの人物ではないと認識させる。

④新鮮味な演出が鏤められている。
 忠臣蔵ほど数多く映画やドラマ化された作品はないだろう。今や古色蒼然たる演出では×。
 この作品は、山科の場面に始まる。松の廊下は至極簡単な表現。といった例が目立ち、総てに際だつ。

⑤一点だけ、初見時と変わったこと。
 と言えば、高倉健さんの大石について、今回は違和感を感じなかったこと。
 初見後、18年経過。この間、健さんの映画を多く見てきているので、受け取り方が変わったからであろう。

セカンドバージン

 

 「京都太秦物語」は、二人の男性の狭間で揺れ動く一女性の心理が臨場的で爽やかだった。
 今回はその逆。二人の女性に挟まれた男性のケースだが、どろどろしていて爽やかではない。

 8年前に遇った、るいと行。5年前、ヤンと変名した行はマレーシアに居た。万理江という妻が居る中で。
 フラッシュ・バックに、フラッシュ・フォワード。日本とマレーシア。時と場所が激しく交錯する中で、ヤン撃たれる。

 題意は途中で分かる。スコールの中、ずぶ濡れの着衣も厭わぬ、るいの色香が艶やか。
 「あんたは強すぎる」の台詞が強い印象。行の気持ちは分かる。
 「顰蹙は金を出してでも買え」の台詞も印象深い。妻、万理江の気持ちも理解出来る。

 きめ細かく三者三様の心理を掘り下げた成果かもしれぬ。だが、所詮、それまでの映画。という印象も避けられない。

京都太秦物語

 

 過去を思う事は有意義。それに立脚して現在と将来を考える縁になる。といった視点から今の世界に眼を転じ、2010年の映画を観る。
 戦後一変した価値観。昔のいい面を多く失った。反面昔に無かったいい面も多く得た。昔のよかった面だけは心に抱きつつ、今の世を歩みたいと思う昨今である。
 これは長年寅さんを撮り続けて来られた山田洋次監督が、今の世を真摯に捕らえた作品。三人の若人の心理描写に、現代感覚を垣間見る。
 特に対照的な康太と大地。二人の青年の狭間にあって、揺れ動く京子の心理が新鮮に描かれている。

 シーンとシーンの繋ぎに登場する嵐電が懐かしい。京都四条大宮と嵐山を結ぶこの路線。沿線の嵯峨野にあった保養所で、友と共に仕事の疲れを癒し青春を謳歌したものだった。
 この映画の背景は、同じく沿線にある太秦。今は東映映画村のみ存在しているが、かっては「羅生門」や「雨月物語」「近松物語」などの名作を生んだ大映撮影所もあった。
 この映画でも、その頃を懐かしむ地元の方の述懐が繁く出てくる。この映画を監督と協同した、地元大学の映像学を学ぶ学生の映画魂も垣間見られて若々しい。

一枚のハガキ

 この映画は「凛として愛」を見た翌日に観た。お陰で、夫の遺骨箱の中味を見た友子(大竹しのぶ)が、柱に投げつける気持ちが痛いほど解った。
 足に錘を装着して老人の不自由さを体験する若人の話を聞いた事がある。感動した
 「病気をした事がない健康な人は…(現在は禁語のため書けない)…だ」の言葉も聞いた。(病人の気持ちを真に理解出来ぬという意味)。
 足に錘を付けてまでか弱き人を思う域には達せぬ私だが、多少は戦時の空気を吸った。この映画に出てくる麦踏みもした。足に踏まれて成長する麦を当時は不思議に思ったものだ。
 友子が啓太に扱い方を教えるタンゴも担いだことがある。私の場合、桶の中味は水でなく屎尿だった。零して足が黄金色に染まったあの70年前も思う。

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 故に、友子と啓太(豊川悦司)が担ぐ水汲みたんご。その草鞋の緒から覗く足の指。クローズアップされたその痛々しさに、「裸の島」に想いを馳せた新藤兼人監督を垣間見る。利己主義な村の役人に向ける憤怒の息遣いも聞こえてくる。

 当時は無農薬ゆえ賑わしかった田圃の蛙。その声が効果的。
 兄の出征。姿無き帰還。弟の出征。姿無き帰還。本来はもっと描かれてもいい場面がアッという間に終わる。

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 無論それは、友子が兄と弟に仕える主題への序章であるためと思う。私も身近に知っているが、これと同じ話は当時よく見られたものである。
 100歳だった監督。友子と二人の夫との夜の営みに現代感覚を垣間見せるその裏側で、兄弟の両親の苦悩と受難を痛々しく主張する。私は「楢山節考」を想起した。

 この映画では、100人中94人の不幸な兵と、6人の幸運な兵の対照が見られる。偶然、昨夜のTVの戦艦大和に拘わる話と相似形だった。これを定められた運命というのか。それとも宿命と呼ぶべきか。

 例年になく冷たい師走に入ってより、未だに70年前の世界の余韻に浸って居る。
 友子よ、啓太よ、雄々しく生き抜け。
 渾身の反戦映画を撮り終え、天に召された新藤兼人監督。
 乙羽信子さんとの再会に歓喜されている声が聞こえます。

 衷心よりご冥福をお祈り申し上げます。

凛として愛

 今年もまた12月8日が巡って来た。朝刊に目を通す。「載っていた!」コラム欄に!。「(前略)国を守る決意もいいけれど、戦没者の悔しさを思い、孫子の顔を浮かべての一票も悪くない。」で閉めた文に共振した。
 71年前のこの日を私は生涯忘れられぬ。「臨時ニュースを申し上げます。臨時ニュースを申し上げます。帝国陸海軍は本8日未明、西太平洋に於いて米英両軍と戦闘状態に入れり。繰り返します。……」。
 その声は、我が家の4球高周波一段増幅ラジオから6畳の和室に慌ただしく拡散した。マグネティック・スピーカー特有の金属性高音で、、。
 「えらいこっちゃ」。当時、病に伏していた父に知らせに行ったあの日。今日の様に寒かったのだろうか?。不思議に気候だけは覚えていない。

 それから3年9ヶ月後。あの8月15日が訪れる。不思議にこの日の気候だけははっきりと覚えている。ギラギラと太陽が照りつけるあの青空を。



だが……

と、映画は続く。



 あれから67年の歳月が流れても、百万を越す戦没者の遺骨は未だに戻らず。と、、。
 一昨年亡くなられた泉水隆一監督が2年の歳月をかけて作られたと漏れ聞くこの映画を、先日鑑賞する機会を得た。
 何故この作品が僅か2日間で公開を打ち切られたのか?。と、頬を伝うものを一目構わず流し続けた70分であった。

 冒頭、一面に咲く菜の花。少年が笑顔で走っている。平和な人達の寸系が続く中で、途切れ途切れに字幕が現れては消えゆく。

 (この続きはネタバレ多し。理由=個人用記録が目的のため)

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東京オアシス

2011年[監督松本佳奈/中村佳代][出演]小林聡美。加瀬亮(他)
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 オムニバスって、そんなに多くないのに、立て続けに見た。が、今回は、前回と比較にならぬロー・レベル。

第1話。
 深夜に撮影現場から抜けだして来た女優。半分無理矢理に見ず知らずの男の車に同乗する。
 一見訳あり風の二人。交わす会話も息合わず。運転席からの視野が長回しで続く。
 やがて白けゆく空。辿り着く海辺。前夜に客は二人だけの食堂で食べたうどんが力を付けたのか、少しは気も晴れそうな二人だった。
 でも、第1話は、これでお終い。うん?。それだけ?。という感じ。

第2話。
 第1話の女優の名はトウコ。
 今度は、眠りこけた夜の映画館で旧知のキクチと遇う。彼女は元シナリオライター。
 二人の会話が弾む。落ち零れそうなキクチを励ますトウコだったが、、。
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 そこで第2話のお終い。どうやらテーマは、立ち直ろう!。か?。

第3話。
 今度は、人気の少ない動物園。切符売り場の仕事に応募。面接を受けたヤスコと遇うトウコ。
 ツチブタという動物について、一席ぶつトウコが面白い。
 でも、「ツチブタは餌を求めて、たった一人で歩くのよ」って、どこか可笑しくない?。
 落ち込むヤスコを励ましつつ、自らも立ち直ろうと態度で示した様なトウコで第3話終わる。

 どんなに詰まらない映画にも、何処かに佳い面がある。とは淀川先生の受け売りだけど、私がこの映画から強いて其れを捜せば、会話がユニークで、妙に垢抜けしていて、コクのある味があったこと。である。
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男はつらいよ寅次郎 純情詩集/18
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人間の証明
やくざ戦争 日本の首領(ドン)
男はつらいよ 寅次郎と殿様/19
男はつらいよ 寅次郎頑張れ!/20
洟をたらした神
野性の証明
日本の首領(ドン)完結篇
鬼畜
赤穂城断絶
事件
男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく/21
男はつらいよ 噂の寅次郎/22
あゝ野麦峠
十八歳、海へ
復讐するは我にあり
配達されない三通の手紙
日蓮
神様のくれた赤ん坊
戦国自衛隊
男はつらいよ 翔んでる寅次郎/23
男はつらいよ 寅次郎春の夢/24
復活の日
野獣死すべし
ツィゴイネルワイゼン
影武者
遙かなる山の呼び声
わるいやつら
天平の甍
二百三高地
男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花/25
男はつらいよ 寅次郎かもめ歌/26
駅/ステーション
泥の河
セーラー服と機関銃
スローなブギにしてくれ
男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎/27
男はつらいよ 寅次郎紙風船/28
蒲田行進曲
鬼龍院花子の生涯
疑惑
水のないプール
海峡
転校生
男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋/29
男はつらいよ 花も嵐も寅次郎/30
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男はつらいよ ぼくの伯父さん/42
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おもひでぽろぽろ
四万十川
戦争と青春
釣りバカ日誌4
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息子
陽炎
大誘拐 RAINBOW KIDS
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男はつらいよ 寅次郎の告白/44
おろしや国酔夢譚
シコふんじゃった
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寒椿
男はつらいよ 寅次郎の青春/45
学校
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まあだだよ
大病人
月光の夏
病院で死ぬということ
お引越し
男はつらいよ 寅次郎の縁談(goo)/46
忠臣蔵外伝四谷怪談
釣りバカ日誌7
四十七人の刺客
さくら
毎日が夏休み
四十七人の刺客(再見)
夏の庭
男はつらいよ 拝啓 車寅次郎様/47
午後の遺言状
マークスの山
静かな生活
Love Letter
男はつらいよ 寅次郎紅の花/48
Shall We ダンス?
釣りバカ日誌8
KYOKO
お日柄もよくご愁傷さま
釣りバカ日誌9
もののけ姫
西へ
HANA-BI
マルタイの女
萌の朱雀
ラヂオの時間
男はつらいよ寅次郎ハイビスカスの花特別篇
釣りバカ日誌10
のど自慢
がんばっていきまっしょい
あ、春
プライド-運命の瞬間(トキ)/
あの、夏の日~とんでろじいちゃん
釣りバカ日誌イレブン
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御法度
菊次郎の夏
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梟の城
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はつ恋
老親
どら平太
陰陽師
千と千尋の神隠し
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ウォーターボーイズ
かぁちゃん
みんなのいえ
ホタル
凛として愛
Go!
釣りバカ日誌13ハマちゃん危機一髪!
TRIC >|
東京原発
鏡の女たち
ミスター・ルーキー
白い犬とワルツを/
突入せよ!「あさま山荘」事件
模倣犯
陽はまた昇る
海は見ていた

阿弥陀堂だより
明日があるさ
OUT
たそがれ清兵衛
嗤う伊右衛門
チルソクの夏
ゲロッパ!
渋谷怪談
油断大敵
解夏
茶の味
美しい夏キリシマ
雨鱒の川
赤目四十八瀧心中未遂
あずみ
HAZAN
わらびのこう 蕨野行
ジョゼと虎と魚たち
わたしのグランパ MY GRANDPA TAUGHT ME A LOT ABOUT LIFE
母のいる場所
T.R.Y.
壬生義士伝/
13階段
黄泉がえり
青の炎
スパイ・ゾルゲ
沙羅双樹
踊る大捜査線2
座頭市
釣りバカ日誌14
陰陽師2
阿修羅のごとく
世界の中心で、愛をさけぶ
下妻物語
丹下左膳/百万両の壷
機関車先生
インストール
父と暮せば
海猫
あずみ2
誰も知らない
オペレッタ 狸御殿
海猿
笑の大学
スウィングガールズ
いつか読書する日
半落ち
赤い月
イノセンス
クイール
隠し剣鬼の爪
血と骨
いま、会いにゆきます/
ハウルの動く城
妖怪大戦争
四日間の奇蹟
電車男
リンダ リンダ リンダ
交渉人 真下正義
亀は意外と速く泳ぐ
カミュなんて知らない
火火
この胸いっぱいの愛を
かもめ食堂
ゲルマニウムの夜
子ぎつねヘレン
そうかもしれない
疾走
紀子の食卓
あおげば尊し
雪に願うこと
大停電の夜に
赤い鯨と白い蛇
空中庭園
北の零年
THE 有頂天ホテル
パッチギ!
ローレライ
阿修羅城の瞳
戦国自衛隊1549
劇場版.鋼の錬金術師/シャンバラを征く者
恋するトマト
亡国のイージス
容疑者室井慎次
蝉しぐれ
春の雪
ALWAYS 三丁目の夕日
男たちの大和 YAMATO
間宮兄弟
フラガール
夜のピクニック
ゲド戦記
佐賀のがばいばあちゃん
松ヶ根乱射事件
燃ゆるとき The Excellent Company
初恋
魂萌え!
地下鉄(メトロ)に乗って
不撓不屈
神童
市川崑物語
ゆれる
酒井家のしあわせ
アヒルと鴨のコインロッカー
長い散歩
あかね空
嫌われ松子の一生
愛の流刑地
博士の愛した数式
県庁の星
明日の記憶
花よりもなほ
バルトの楽園(ガクエン)
花田少年史/幽霊と秘密のトンネル
UDON
日本沈没
出口のない海
涙そうそう
手紙
椿山課長の七日間
武士の一分
殯の森
犯人に告ぐ
Life 天国で君に逢えたら
どろろ
母べえ
マリと子犬の物語
クロサギ
大日本人
ユメ十夜
しゃべれども しゃべれども
天然コケッコー
象の背中
夕凪の街 桜の国
憑神
包帯クラブ
人のセックスを笑うな
遠くの空に消えた
転校生 -さよなら あなた-
サイドカーに犬
腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
河童のクゥと夏休み
北辰斜にさすところ
プライド in ブルー
クローズド・ノート
めがね
0(ゼロ)からの風
めがね(二回目)
それでもボクはやってない
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
俺は君のためにこそ死ににいく
釣りバカ日誌18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束
HERO
ALWAYS 続・三丁目の夕日
点と線(TVM)
山のあなた 徳市の恋
ザ・マジックアワー
クライマーズ・ハイ
崖の上のポニョ
イキガミ
私は貝になりたい(2008年版)
誰も守ってくれない
相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿
西の魔女が死んだ
劔岳 点の記
アキレスと亀
ラストゲーム 最後の早慶戦
ICHI
感染列島
春よこい
その日のまえに
石内尋常高等小学校 花は散れども
ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌
まぼろしの邪馬台国
禅 ZEN
ホノカア・ボーイ
山桜
グーグーだって猫である
犬と私の10の約束
おっぱいバレー
旭山動物園物語
明日への遺言
おくりびと
今度は愛妻家
ヘブンズ・ドア
60歳のラブレター
釣りキチ三平
幼獣マメシバ
真夏のオリオン
蟹工船
重力ピエロ
築城せよ!
ゼロの焦点(リメイク)
ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~
余命1ヶ月の花嫁
劔岳 点の記 標高3000メートル 激闘の873日
沈まぬ太陽
空気人形
風が強く吹いている
火天の城
パンドラの匣
花のあと
春との旅
わたし出すわ
誘拐ラプソディー
南極料理人
笑う警官
なくもんか
ディア・ドクター
おとうと(リメイク)
告白
RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語
悪人
BOX 袴田事件 命とは
孤高のメス
十三人の刺客
キャタピラー
ゲゲゲの女房
オカンの嫁入り
東京島
武士の家計簿
桜田門外の変
日輪の遺産
ステキな金縛り
海炭市叙景
京都太秦物語

八日目の蝉
阪急電車 片道15分の奇跡
奇跡
東京オアシス
一枚のハガキ
セカンドバージン
ツレがウツになりまして
小川の辺
かぞくのくに
あなたへ
桐島、部活やめるってよ

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プロフィール

ascapapa

Author:ascapapa
「アスカ・スタジオ」の映画レビューをカテゴリにリンクし、2011/9/1以降はこちらで継続します。

鑑賞記を書いた洋画
年代順

月世界旅行
散り行く花
戦艦ポチョムキン
オペラの怪人
チャップリンの黄金狂時代
第七天国
メトロポリス
ジャズ・シンガー
つばさ
四人の息子
恐喝(ゆすり)
西部戦線異状なし
モロッコ
嘆きの天使
制服の処女
街の灯
巴里の屋根の下
民衆の敵
海の底
間諜X27
会議は踊る
グランド・ホテル
自由を我等に
にんじん
巴里祭
生活の設計
或る夜の出来事
商船テナシティー
ターザンの復讐
暗殺者の家
ミモザ館
女だけの都
三十九夜
地の果てを行く
戦艦バウンティ号の叛乱
外人部隊
未完成交響曲
間諜最後の日
永遠の戦場
我等の仲間
オペラハット
大いなる幻影
望郷
第3逃亡者
失はれた地平線
ブルグ劇場
歴史は夜作られる
白雪姫
バルカン超特急
舞踏会の手帖
我が家の楽園
少年の町
霧の波止場
赤ちゃん教育
グレート・ワルツ
ラ・マルセイエーズ
四人の復讐
格子なき牢獄
ターザンの猛襲
大平原
スミス都へ行く
ボー・ジェスト
ニノチカ
オズの魔法使
旅路の果て
ゲームの規則
若き日のリンカン
コンドル
駅馬車
フィラデルフィア物語
民族の祭典/美の祭典
美女ありき
ミュンヘンへの夜行列車
海外特派員
北西騎馬警官隊
哀愁
怒りの葡萄
偽りの花園
ミニヴァー夫人
ヨーク軍曹
群衆
幽霊紐育を歩く
ダンボ
タバコ・ロード
疑惑の影
心の旅路
打撃王
郵便配達は二度ベルを鳴らす
スイングホテル
カサブランカ
逃走迷路
キューリー夫人
ターザンの凱歌
サハラ戦車隊
自由への闘い
ガス燈
救命艇
毒薬と老嬢
我が道を往く
飾窓の女
ローラ殺人事件
ウィルソン
脱出
若草の頃
深夜の告白
錨を上げて
失われた週末
シーザーとクレオパトラ
白い恐怖
ブルックリン横丁
アメリカ交響曲
第七のヴェール
楽聖ショパン
鉄路の斗い
聖メリーの鐘
ヘンリィ五世
南部の人
運命の饗宴
大いなる遺産
荒野の決闘
戦火のかなた
鉄腕ターザン/
美女と野獣
三つ数えろ
ラインの監視
我等の生涯の最良の年
肉体と幻想
ギルダ
靴みがき
小間使の日記(ジャン・ルノワール)
浜辺の女
ジョルスン物語
黒水仙
石の花
淑女と拳骨
凸凹お化け騒動
肉体の悪魔
パラダイン夫人の恋
三十四丁目の奇跡
紳士協定
犯罪河岸
上海から来た女
影なき殺人
海の牙
愛の調べ
断崖
緑のそよ風
逢びき
落ちた偶像
凱旋門
皇帝円舞曲
自転車泥棒
ジャンヌ・ダーク
情婦マノン
ターザンの黄金
凸凹海軍の巻
凸凹スパイ騒動
にがい米
イースター・パレード
赤い河
アンナ・カレニナ
ロープ
揺れる大地
黄金
キー・ラーゴ
あのアーミン毛皮の貴婦人
ママの想い出
三人の名付親
汚名
女相続人
ハムレット
踊る大紐育
オール・ザ・キングスメン
頭上の敵機
テキサス決死隊
ショックプルーフ
ピンキー
硫黄島の砂
神々の王国
黄色いリボン
三人の妻への手紙
北ホテル
若草物語
イヴの総て
わが谷は緑なりき
リオ・グランデの砦
ミラノの奇蹟
輪舞
オルフェ
裁きは終りぬ
舞台恐怖症
ウィンチェスター銃73
赤い靴
花嫁の父
アフリカの女王
パルムの僧院
ホフマン物語
マルタの鷹
見知らぬ乗客
欲望という名の電車
革命児サパタ
肉体の冠
愛人ジュリエット

怒りの河
大いなる夜
地球の静止する日
ベリッシマ
サンセット大通り
邪魔者は殺せ
黄昏(51)
巴里の空の下セーヌは流れる
レベッカ
第三の男
南海の劫火
真昼の決闘
ショウ・ボート
夜ごとの美女
ノックは無用
赤い風車
モンキー・ビジネス
チャップリンの殺人狂時代
天井桟敷の人々
ライムライト
ボルジア家の毒薬
誰がために鐘は鳴る
禿鷹は飛ばず
猛獣大陸
征服への道
禁じられた遊び
ターザンと巨像の襲撃
探偵物語
私は告白する
ナイアガラ
紳士は金髪がお好き
タイタニックの最期
終着駅
艦長ホレーショ
ベルリン陥落
ダニー・ケイの牛乳屋
外套と短剣
静かなる男
盗賊王子
文化果つるところ
地上最大のショウ
ハリケーン
七つの大罪
シンデレラ姫
キリマンジャロの雪
地球最後の日
銅の谷
情炎の女サロメ
宇宙戦争(1953年のオリジナル)
クォ・ヴァディス
風と共に去りぬ
シェーン
世紀の祭典
キング・コング
楽園に帰る
封鎖作戦/忘れられた人々
地上(ココ)より永遠(トワ)に
浮気なカロリーヌ
虹の世界のサトコ
波止場
しのび逢い
帰らざる河
第十一監房の暴動
世代
宇宙水爆戦
第十七捕虜収容所
ダイヤルMを廻せ!
嘆きのテレーズ
夏の嵐
聖衣
バリ島珍道中
グレン・ミラー物語
バラントレイ郷
エヴェレスト征服
白い馬
アパッチ砦
雨に濡れた欲情
ジュリアス・シーザー
素晴らしき哉、人生!
バグダッドの黄金
王者の剣
サスカチワンの狼火
月蒼くして
モガンボ
兄弟はみな勇敢だった
限りなき追跡
燃える幌馬車
ブラボー砦の脱出
ローマの休日
世界を彼の腕に
アンデルセン物語
魔術の恋
アンリエットの巴里祭
三つの恋の物語
壮烈カイバー銃隊
百万長者と結婚する方法
大アマゾンの半魚人
腰抜け二挺拳銃の息子
円卓の騎士
海賊黒ひげ
黒い絨毯
ジョニイ・ダーク
スーダンの砦
陽気なドンカミロ
十二哩の暗礁の下に
外人部隊(リメイク版)
土曜は貴方に
巴里のアメリカ人
放射能X
あの手この手(洋画)
カーニバルの女
巨象の道
サムソンとデリラ
炎と剣
ケイン号の叛乱
デミトリアスと闘士
怪僧ラスプーチン
掠奪された七人の花嫁
O.K.ネロ
街の野獣
麗しのサブリナ
陽のあたる場所
モダン・タイムス
フォルウォスの黒楯
七つの海の狼
青い麦
悪の花園
ホワイト・クリスマス
現金に手を出すな
七年目の浮気
慕情
フレンチ・カンカン
パンと恋と夢
底抜け西部へ行く
見知らぬ人でなく

ヴェラクルス
キッスで殺せ!
夏の夜は三たび微笑む
天はすべて許し給う
ララミーから来た男
奇跡(丁抹)
長い灰色の線
エジプト人
異教徒の旗印
砂漠は生きている
ブリガドーン
雨に唱えば
王家の谷
トコリの橋
ロミオとジュリエット
折れた槍
ユリシーズ
バルテルミーの大虐殺
裏窓
ショウほど素敵な商売はない
オズの魔法使
スタア誕生
前科者
裸の女王
宇宙征服
恐怖の報酬
銀の盃
情事の終り
赤いベレー
蝶々夫人
不良少女モニカ
埋もれた青春
ホブスンの婿選び
文なし横丁の人々
百万ドルの人魚
緑の火エメラルド
喝采
裸足の伯爵夫人
これがシネラマだ
戦略空軍命令
甦る熱球
我が心に君深く
悪魔のような女
ドンカミロ頑張る
お若いです
青い大陸
足ながおじさん
泥棒成金
ファンタジア
旅情
エデンの東
緑の魔境
海底2万哩
わが青春のマリアンヌ
わんわん物語
心のともしび
殺意の瞬間
地下水道
追想(1956年.米)
友情ある説得
間違えられた男
戦艦シュペー号の最後
八十日間世界一周
現金に体を張れ
お茶と同情
枯葉
抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-
素直な悪女
ベニイ・グッドマン物語
バンド・ワゴン
ミスタア・ロバーツ
恋愛準決勝戦
トロイのヘレン
ダニー・ケイの黒いキツネ
われら巴里ツ子
ハリーの災難
去り行く男
征服者
海賊船
腰抜け二挺拳銃
密輸空路
洪水の前
青春の祭典
ピクニック
リチャード三世
必死の逃亡者
アメリカの戦慄
水着の女王
雨のランチプール
野郎どもと女たち
愛情物語
暁の出撃
非常線
ガラスの靴
滅びゆく大草原
豪族の砦
理由なき反抗
黄金の腕
ナポレオン
愛の終着駅
美しき想い出
アレキサンダー大王
空と海の間に
知りすぎていた男
灰色の服を着た男
恋愛時代
捜索者
白鳥
底抜けニューヨークの休日
夜は夜もすがら
空中ぶらんこ
禁断の惑星
赤い風船
沈黙の世界
悪者は地獄へ行け
オセロ
ラスヴェガスで逢いましょう
白鯨
上流社会
女の平和
王様と私
攻撃
情け無用の街
誇り高き男
居酒屋

回転木馬
傷だらけの栄光
バス停留所
ヘッドライト
ユタから来た男
朝な夕なに
悲しみよこんにちは
間奏曲
十戒
南部の反逆者
野いちご
灰とダイヤモンド
めぐり逢い
レ・ミゼラブル
汚れなき悪戯
二都物語
カビリアの夜
白夜
成功の甘き香り
夜の豹
白い砂
宿命
失われたものゝ伝説
決断の3時10分
夕暮れのとき
聖女ジャンヌ・ダーク
王子と踊子
胸に輝く星
翼に賭ける命
奥様ご用心
愛情の花咲く樹
OK牧場の決斗
オクラホマ!
黒い牡牛
殺人狂想曲
死刑台のエレベーター
思春期の感情
ジャイアンツ
戦場にかける橋
戦争と平和(米)
太陽の帝国
翼よあれが巴里の灯だ/
殿方御免遊ばせ
ノートルダムのせむし男
ヴァイキング
パリの恋人
巴里の不夜城
昼下りの情事
フランケンシュタインの逆襲
炎の人ゴッホ

屋根
ロケット・パイロット
八月十五夜の茶屋
熱いトタン屋根の猫
西部の人
鉄道員
武器よさらば
南太平洋
私は死にたくない
野ばら
大いなる西部
老人と海
モンパルナスの灯
恋の手ほどき
吸血鬼ドラキュラ
長く熱い夜
恋人たち
左きゝの拳銃
手錠のままの脱獄
愛する時と死する時
黒い罠
裸者と死者
旅路
群衆の中の一つの顔
最後の楽園
サヨナラ
青春物語
世界の楽園
Z旗あげて
突撃
マーティ
めまい
情婦
女優志願
アンネの日記
五つの銅貨
お熱いのがお好き
十二人の怒れる男
白銀は招くよ!ザイラーと12人の娘
類人猿ターザン
尼僧物語
ベン・ハー(1959年/1926年)
或る殺人
勝手にしやがれ
緑の館
夜を楽しく
甘い生活
ワーロック
刑事
リオ・ブラボー
渚にて
地底探険
夜行列車
ガンヒルの決斗
悲しみは空の彼方に
騎兵隊
大人は判ってくれない
黒いオルフェ
バスカヴィル家の犬
北北西に進路を取れ
アパートの鍵貸します
サイコ
ターザン大いに怒る
ハバナの男
ラインの仮橋
オーシャンと十一人の仲間
スパルタカス
情事
荒野の七人
スリ(掏摸)
地下鉄のザジ
バファロー大隊
許されざる者(ジョン・ヒューストン監督)
恋をしましょう
アラモ
雨のしのび逢い
荒れ狂う河
若者のすべて
かくも長き不在
太陽がいっぱい
チャップリンの独裁者
イタリア式離婚狂想曲
ウエスト・サイド物語
処女の泉
エル・シド
草原の輝き
ニュールンベルグ裁判
荒馬と女
ハスラー
野望の系列
夜の終りに
馬上の二人
勝負をつけろ
さよならをもう一度
ナバロンの要塞
ティファニーで朝食を
アラバマ物語
史上最大の作戦
パラダイス
突然炎のごとく
終身犯
何がジェーンに起ったか?
長距離ランナーの孤独
枢機卿
恐怖の岬
リバティ・バランスを射った男
ラ・ジュテ
世界残酷物語
フランス式十戒
西部開拓史
昼下がりの決斗
ロリータ
007ドクター・ノオ(第1作)
アラビアのロレンス
シベールの日曜日
シャレード
007ロシアより愛を込めて(第2作)
第七の封印
大脱走
地下室のメロディ

ブーベの恋人
クレオパトラ
スペンサーの山
逆転
鬼火
あなただけ今晩は
予期せぬ出来事
8 1/2
暴行
山猫
軽蔑
野のユリ
小間使の日記
昨日・今日・明日
トム・ジョーンズの華麗な冒険
パリで一緒に
幸福(シアワセ)
シェルブールの雨傘
007ゴールドフィンガー(第3作)
メリー・ポピンズ
H・G・ウェルズのSF月世界探検
サーカスの世界
わらの女
荒野の用心棒
マーニー
その男ゾルバ
質屋
博士の異常な愛情
ローマ帝国の滅亡
マイ・フェア・レディ
コレクター
007/サンダーボール作戦(第4作)
素晴らしきヒコーキ野郎
ナック
熊座の淡き星影
反撥
いそしぎ
サウンド・オブ・ミュージック
市民ケーン
天地創造
ドクトル・ジバゴ
ミクロの決死圏
わが命つきるとも
恐竜100万年
砲艦サンパブロ
戦争と平和(ソ連)
男と女
華氏451
続・夕陽のガンマン
バニー・レークは行方不明
パリは燃えているか
恋人よ帰れ!わが胸に
エル・ドラド
引き裂かれたカーテン
おしゃれ泥棒
暗くなるまで待って
007は二度死ぬ(第5作)
ターザンと断崖の怒り
昼顔
墓石と決斗
冒険者たち
俺たちに明日はない
いつも心に太陽を
伯爵夫人
いつも2人で
戦う幌馬車
みじかくも美しく燃え
ある戦慄
特攻大作戦
少女ムシェット
招かれざる客
卒業
猿の惑星
2001年宇宙の旅
個人教授
レマゲン鉄橋
ファニー・ガール
荒鷲の要塞
if もしも…
さらば友よ
ブリット
カラマーゾフの兄弟
ローズマリーの赤ちゃん
冬のライオン
明日に向って撃て!
真夜中のカーボーイ
勇気ある追跡
イージー・ライダー

チップス先生さようなら
ワイルドバンチ
影の軍隊
女王陛下の007(第6作)
ワーテルロー
シシリアン
ハロー・ドーリー!
ある愛の詩
ひまわり
ライアンの娘
M★A★S★H/マッシュ
いちご白書
リオ・ロボ
ロバと王女
ボルサリーノ
シャーロック・ホームズの冒険
雨の訪問者
バットン大戦車隊
チャイコフスキー
フェリーニの道化師
マクベス
007ダイヤモンドは永久に(第7作)
不思議な村
ラスト・ショー
小さな恋のメロディ
ベニスに死す
ジョニーは戦場へ行った
時計じかけのオレンジ
ダーティハリー

ニコライとアレクサンドラ
フレンチ・コネクション
コールガール
パリは霧にぬれて
アンドロメダ
屋根の上のバイオリン弾き
ゴッドファーザー
マルシカの金曜日
ラスト・タンゴ・イン・パリ
ポセイドン・アドベンチャー
リスボン特急
惑星ソラリス
フォロー・ミー
叫びとささやき
狼は天使の匂い
フレンジー
キャバレー
ラスト・タンゴ・イン・パリ
大列車強盗
エクソシスト
激突!
スティング
ルシアンの青春
スケアクロウ
追憶
ペーパー・ムーン
戒厳令
007/死ぬのは奴らだ(第8作)
暗黒街のふたり
パピヨン
ジャッカルの日
アメリカン・グラフティ
オリエント急行殺人事件
007黄金銃を持つ男(第9作)
タワーリング・インフェルノ
ザッツ・エンタテインメント
アリスの恋
華麗なるギャッビー
ハリーとトント
チャイナタウン
約束の土地
続・激突!/カージャック
フロント・ページ
マーラー
ゴッドファーザーpart2
JAWS ジョーズ
ナッシュビル
カッコーの巣の上で
旅芸人の記録
デルス・ウザーラ
さらば愛しき女よ
アデルの恋の物語
追想(1975年.仏)
バリー・リンドン
風とライオン
キャリー
ラストコンサート
ザッツ・エンタテインメントPART2
大統領の陰謀
タクシードライバー
ミッドウェイ
ファミリー・プロット
1900年
愛のメモリー
オーメン(オリジナル)
カサンドラ・クロス
ロッキー
シンドバッド虎の目大冒険
007私を愛したスパイ(第10作)
ジュリア
アニー・ホール
大理石の男
愛と喝采の日々
未知との遭遇
リトル・モー
ディア・ハンター
原子力潜水艦浮上せず
ミッドナイト・エクスプレス
秋のソナタ
木靴の樹
地獄の黙示録
007ムーンレイカー(第11作)
チャンプ
テス
ブリキの太鼓
エイリアン
マッドマックス
オール・ザット・ジャズ
チャンス
華麗なる相続人
チャイナ・シンドローム
クレイマー、クレイマー
レイジング・ブル
フェーム
エレファント・マン
女の都
歌え!ロレッタ愛のために
シャイニング
勝利への脱出
青い珊瑚礁
黄昏
フランス軍中尉の女
白いドレスの女
007/ユア・アイズ・オンリー(第12作)
危険なささやき
E.T.
愛と青春の旅だち
評決
ブレードランナー
48時間
アニー
ガンジー
デストラップ・死の罠
ファニーとアレクサンデル
遊星からの物体X
ダントン
007ネバーセイ・ネバーアゲイン
戦場のメリークリスマス
氷壁の女
007/オクトバシー(第13作)
愛と追憶の日々
フラッシュダンス
アマデウス
ターミネーター
インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
インドへの道
プロジェクトA
プレイス・イン・ザ・ハート
シテール島への船出
薔薇の貴婦人
西太后
愛と哀しみの果て
コーラスライン
バック・トゥ・ザ・フューチャー
未来世紀ブラジル
007/美しき獲物たち(第14作)
カイロの紫のバラ
赤毛のアン
プラトーン
ブルーベルベット
危険な情事
ベルリン・天使の詩
月の輝く夜に
ウォール街
アンタッチャブル
007/リビング・デイライツ(第15作)
影なき男
紅いコーリャン
さよなら子供たち
子供たちの王様
7月4日に生まれて
ダイ・ハード
第七の予言
レインマン
バード
告発の行方
ワーキング・ガール
霧の中の風景
グラン・ブルー(完全版)
懺悔
インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
オールウェイズ
サファリ殺人事件
ニューシネマ・パラダイス
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
フィールド・オブ・ドリームス
メジャー・リーグ
グローリー
五月のミル
007/消されたライセンス(第16作)
ゴースト・ニューヨークの幻
ダイ・ハード2
ダンス・ウイズ・ウルブス
ドライビング Miss デイジー
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3
レッド・オクトバーを追え
48時間PART2/帰って来たふたり
推定無罪
プロヴァンス物語/マルセルの夏
プロヴァンス物語/マルセルのお城
菊豆(チュイトウ)
シラノ・ド・ベルジュラック
ゴッドファーザーpart3
ターミネーター2
羊たちの沈黙
テルマ&ルイーズ
フライド・グリーン・トマト
ターミネーター・シリーズ
髪結いの亭主
氷の微笑
プリティ・リーグ
ザ・プレイヤー
セント・オブ・ウーマン/夢の香り
インドシナ
許されざる者(クリント・イーストウッド作品)
チャーリー
クリフハンガー
ジュラシック・パーク
逃亡者
ピアノ・レッスン
ザッツ・エンタテインメントPART3
フィラデルフィア
さらば、わが愛 覇王別姫
トゥームストーン
ジェロニモ
日の名残り
青いパパイヤの香り
失踪
ペリカン文書
めぐり逢えたら
シンドラーのリスト
スピード
スペシャリスト
ライオン・キング
ショーシャンクの空に
エド・ウッド
レオン
ショート・カッツ
パルプ・フィクション
フォレスト・ガンプ 一期一会
イル・ポスティーノ
激流(米)
太陽に灼かれて
薔薇の素顔
蜘蛛女
ショーガール
マディソン郡の橋
ダイ・ハード3
ブレイブハート
アポロ13
黙秘
007/ゴールデンアイ(第17作)
デッドマン・ウォーキング
コピー・キャット
真実の行方
デイライト
陽のあたる教室
ブラス!
マーズ・アタック!
イングリッシュ・ペイシェント
身代金
私家版
陪審員
世界中がアイ・ラヴ・ユー
浮き雲
天使の贈りもの
セブン
ブロークン・アロー
悪魔のような女(リメイク版)
ノートルダムの鐘
エアフォース・ワン
ハムレット(1997)
ピースメーカー
フルモンティ
ポストマン
乱気流タービュランス
コレクター1997
スター・ウォーズ/4/新たなる希望
スター・ウォーズ/5/帝国の逆襲
スター・ウォーズ/6/ジェダイの帰還
G.I.ジェーン
エイリアン4
桜桃の味
ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
007/トゥモロー・ネバー・ダイ(18作)
Queen Victria 至上の恋
恋するシャンソン
インデペンデンス・デイ
始皇帝暗殺
6デイズ/7ナイツ
恋におちたシェイクスピア
アルマゲドン
シン・レッド・ライン
永遠と一日
タイタニック
アミスタッド
グッド・ウイル・ハンティング/旅立ち
恋愛小説家
ディープ・インパクト
L.A.コンフィデンシャル
プライベート・ライアン
グリーンマイル
マトリックス
マルコヴィッチの穴
タイムトラベラー/昨日から来た恋人
スター・ウォーズ/1/ファントム・メナス
アメリカン・ビューティー
オール・アバウト・マイ・マザー
うつくしい人生
将軍の娘、エリザベス・キャンベル
007/ワールド・イズ・ノット・イナフ
遠い空の向こうに
シュリ
アイズ ワイド シャット
初恋のきた道
トラフィック
グリーン・ディスティニー
岸辺のふたり
スペース カウボーイ
グラディエーター
ファンタジア2000
ミュージック・オブ・ハート
キャスト・アウェイ
チョコレート
ハンニバル
海辺の家
A.I.
猟奇的な彼女
ムーラン・ルージュ
マーサの幸せレシピ
息子の部屋
ゴスフォード・パーク
バニラ・スカイ
パール・ハーバー
アメリ
PLANET OF THE APES 猿の惑星
サハラに舞う羽根
ボーン・アイデンティティー
オールド・ルーキー
過去のない男
Sweet Sixteen
北京ヴァイオリン
ジャスティス
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
きみの帰る場所アントワン・フィッシャ
007/ダイ・アナザー・デイ(第20作)
アマデウス(ディレクターズ・カット版)
プロフェシー
ショパン愛と哀しみの旋律
息子のまなざし
ショパン愛と哀しみの旋律(再見)
ロード・オブ・ザ・リング
ビューティフル・マインド
光の旅人 K-PAX/
ブラックホーク・ダウン
アザーズ
スパイダー/
パニック・ルーム
スパイダーマン/
少林サッカー
スコーピオン・キング/
ワンス・アンド・フォーエバー
マジェスティック/
メン・イン・ブラック2/
スター・ウォーズ/2/クローンの攻撃
タイムマシン
アイ・アム・サム/
インソムニア
サイン
ロード・トゥ・パーディション
チェンジング・レーン
マイノリティ・リポート/
マトリックス・リローデッド/
マトリックス・レポリューションズ
10日間で男を上手にフル方法
ティアーズ・オブ・ザ・サン
キル・ビル
ヘブン・アンド・アース
閉ざされた森
ニューオーリンズ・トライアル
マザー・テレサ
インファナル・アフェアⅢ終局無間
ポロック 2人だけのアトリエ
トスカーナの休日
ピエロの赤い鼻
サラバンド
ディープ・ブルー
父、帰る
殺人の追憶
ジェームズ・キャメロンのタイタニックの秘密
ギャング・オブ・ニューヨーク
戦場のピアニスト
ロード・オブ・ザ・リング二つの塔
レッド・ドラゴン/
シカゴ
めぐりあう時間たち/
アバウト・シュミット/
二重スパイ
ザ・コア
ターミネーター3
パイレーツ・オブ・カリビアン呪われた海賊タチ
HERO 英雄
永遠のマリア・カラス/
マッチスティック・メン
アイデンティティ
ラスト・サムライ
キル・ビル Vol.2
パッション
2046
スイミング・プール
ヴァン・ヘルシング
スパイダーマン2
キング・アーサー
Ray/レイ
きみに読む物語
ターミナル
Shall we Dance?
ラヴェンダーの咲く庭で
ヒトラー ~最期の12日間~
私の頭の中の消しゴム
力道山
うつせみ
ホテル・ルワンダ
クラッシュ
こんなに近く、こんなに遠く
モディリアーニ 真実の愛
エコール
ホワイト・ライズ
エターナル・サンシャイン
NOEL ノエル
大統領の理髪師
コーラス
五線譜のラブレター DE-LOVELY
メリンダとメリンダ
ココシリ
あるいは裏切りという名の犬
エレニの旅
ファインディング・ニモ/
ミスティック・リバー
タイムライン
シービスケット
ロード・オブ・ザ・リング王の帰還
マスター・アンド・コマンダー
トロイ
デイ・アフター・トゥモロー/
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
華氏911
砂と霧の家
スター・ウォーズ/3/シスの復讐
コンスタンティン
チャーリーとチョコレート工場
ハリー・ポッターと炎のゴブレット(第4作)
Mr.&Mrs.スミス
フライトプラン
SAYURI
戦場のアリア
白バラの祈りゾフィー・ショル最期の日々
ミュンヘン
PROMISE
ルワンダ 流血の4月
マッチポイント
太陽
四月の雪
ブロークバック・マウンテン
カポーティ
ルワンダの涙
サバイバル・アイランド
バットマン ビギンズ
ウエディング・クラッシャーズ
世界最速のインディアン
ウォーク・ザ・ライン/君につづく道
ディック&ジェーン 復讐は最高!
皇帝ペンギン
約束の旅路
上海の伯爵夫人
ある子供
ネバーランド
オペラ座の怪人
アレキサンダー
ロング・エンゲージメント
アビエイター
キングダム・オブ・ヘブン
炎のメモリアル
ミリオンダラー・ベイビー
宇宙戦争
シンデレラマン
オリバー・ツイスト
SPIRIT
ポセイドン
グエムル-漢江の怪物
ユナイテッド93
麦の穂をゆらす風
イルマーレ
M:i:Ⅲ
マリー・アントワネット
今宵、フィッツジェラルド劇場で
プラダを着た悪魔
ホリデイ
ディパーテッド
リトル・ミス・サンシャイン
クィーン
敬愛なるベートーヴェン
007/カジノ・ロワイヤル(第21作)
女帝[エンペラー]
ラストキング・オブ・スコットランド
オーメン(レメイク)
長江哀歌
街のあかり
夜顔
バンズ・ラビリンス
サルバドールの朝
サラエボの花
デイジー
映画の巨人ジョン・フォード
さらば、ベルリン
インサイド・マン
善き人のためのソナタ
落下の王国
キングコング
単騎、千里を走る。
南極物語(2006年アメリカ映画[リメイク])
ダ・ヴィンチ・コード
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
ワールド・トレード・センター
父親たちの星条旗
硫黄島からの手紙
ヘアスプレー
ダイ・ハード4.0
アメリカン・ギャングスター
エリザベス・ゴールデン・エイジ
魔法にかけられて
最高の人生の見つけ方
奇跡のシンフォニー
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(5作)
パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
スパイダーマン3
トランスフォーマー
エディット・ピアフ~愛の讃歌~
レミーのおいしいレストラン
潜水服は蝶の夢を見る
ライラの冒険 黄金の羅針盤
アース
ヒトラーの贋札
モンゴル
ノーカントリー
レンブラントの夜警
ラスト、コーション
つぐない
シークレット・サンシャイン
ペルセポリス
ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記
わが教え子、ヒトラー
12人の怒れる男
ラフマニノフ ある愛の調べ
告発のとき
きつねと私の12か月
予感
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
そして、私たちは愛に帰る
その土曜日、7時58分
扉をたたく人
ザ・ムーン
パニック・エレベーター
水の中のつぼみ
3時10分、決断のとき
いつか眠りにつく前に
湖のほとりで
戦場のレクイエム
ラフマニノフある愛の調べ
千年の祈り
テラビシアにかける橋
幸せのちから
パフューム ある人殺しの物語
ドリームガールズ
ブラッド・ダイヤモンド
バベル
プレステージ
ミス・ポター
幸せのレシピ
グッド・シェパード
ダークナイト
ハプニング
最後の初恋
ワルキューレ
レッドクリフ(Part I)
スラムドッグ$ミリオネア
紀元前1万年
HOME 空から見た地球
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
センター・オブ・ジ・アース
ブッシュ
マンマ・ミーア!
チェンジリング
ブーリン家の姉妹
地球が静止する日
フロスト×ニクソン
クローバーフィールド/HAKAISHA
チェイサー
パッセンジャーズ
HACHI 約束の犬
グラン・トリノ
オーストラリア
花の生涯 梅蘭芳
クララ・シューマン 愛の協奏曲
愛を読むひと
ミルク
007/慰めの報酬(第22作)
ハリー・ポッターと謎のプリンス(第6作)
エーゲ海の誘惑
ハート・ロッカー
息もできない
パリ20区、僕たちのクラス
戦場でワルツを
牛の鈴音
プッチーニの愛人
レッドクリフ PartⅡ未来への最終決戦
天使と悪魔
母なる証明
ターミネーター4
2012
カールじいさんの空飛ぶ家
スター・トレック
アバター(2D字幕版)
シャーロック・ホームズ
第9地区
シャッターアイランド
オーケストラ!
カティンの森
NINE
インビクタス 負けざる者たち
フェアウェル さらば、哀しみのスパイ
十七歳の肖像
Disney's クリスマス・キャロル
しあわせの隠れ場所
ヤコブへの手紙
愛の勝利を ムッソリーニを愛した女
ベンジャミン・バトン 数奇な人生
ローマ、愛の部屋
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
ソーシャル・ネットワーク
英国王のスピーチ
黒く濁る村
ブラック・スワン
ガリバー旅行記
蜂蜜
マーラー 君に捧げるアダージョ
ブンミおじさんの森
サンクタム
ロシアン・ルーレット
光のほうへ
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
猿の惑星:創世記(ジェネシス)
ハンナ
ミッドナイト・イン・パリ
ニーチェの馬
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
J・エドガー
ヒューゴの不思議な発明
メリエスの素晴らしき映画魔術
戦火の馬
別離
ル・アーヴルの靴みがき
最強のふたり
アーティスト
アルゴ