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悪魔の美しさ

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 「悪魔の美しさ」という邦題は、原題LA BEAUTE DU DIABLEを直訳している。なのに、悪魔は全然美しくなかった。この題名は、いったい何を意味しているのだろう?。私は未だに分からないで居る。
 彼の有名なゲーテの「ファウスト」は、題名しか知らない私だが、恐らく、ルネ・クレール監督は、そこから、それを見出し映画化したのだと推測してみたりもするが、、?。
 だからという訳でもないが、この大人の御伽噺のような物語は、人により様々な解釈。いろいろな採り様があるのではないだろうか?。私はこの映画から、青春賛歌を見出す。

 50年もの長き間、象牙の塔で科学研究に没頭。後輩連から送り出されるファウスト(ミシェル・シモン)の背に、20年前、同じように送り出された私が重なる。
 そして、若返った彼に、青春時代の私が重なる。「おぉ、こんなに足取りが軽い」とかいうような台詞を吐く青年アンリ(ジェラール・フィリップ)の1カットが印象的。
 マルグリット(ニコール・ベナール)との恋模様からも、我が青春の残像の一片が少しながらちらついたりした。
 青春は楽しい。青春はベスト。引いては、青春は美しい。

 だけど、メフィストフェレスからは何の美しさも見いだせない。
 だから、私の青春時代に作られたこのフランス映画は、私にとっては、“悪魔の美しさ”ではなくて、“青春の美しさ”なのである。
 今やファウスト博士より齢を重ねる私だが、せめてこれからも、“心の青春”だけは維持し、ひいては到らぬ乍らも“心の美しさ”を求めて生き抜きたいものである。

嘆きの天使

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1930年(独)[監督]ジョセフ・フォン・スタンバーグ[出演]エミール・ヤニングス。レオーネ・ディートリッヒ(他)
[ネタバレしています]
 ラート教授の心境が痛いほど解る。キャバレー通いは私も働き盛りの頃に少々は体験を持つから。
 何処の国もキャバレーは盛況だったんだ。特等席のラート教授。満面の笑みが零れるよう。
 身の破滅が待っている事も露知らずに。

 生徒の前で鼻を噛む癖がある野暮な教授だった。だが教育には熱心だった。
「 キャバレー遊びに耽る生徒の現場を取り押さえよう」として、ミイラ取りがミイラに成り果てた。哀れである。



 ラートをミイラに化したのは、キャバレーの踊り子ローラ。
 屈指の花形だった。
 そんな彼女に甘い言葉を掛けられた。

 大抵の男は逆上せあがり舞い上がる

 (と思う)。


 
 繁くローラの許に通う姿が生徒に見つかり、黒板に落書きされて。
 学校を辞める羽目に。

 それでも
 「角砂糖は幾つ入れる?」。
 「三つ」。
 と、甘い新婚生活。

 しかしそれは長くは続かなかった。



 おぉ、何たる恥辱。

 元教授に「ピエロ姿で元生徒の前に現れよ」とは。

 終戦直後にんだ新聞小説を思い出す。
 生きるために、素人の娘が初めて裸で舞台に立つ一節を。

 これらの人々以上の羞恥心はないだろう。





 とぼとぼとラートが歩む雪の夜道。
 その光と影が人生の厳しさと冷酷さをヒシヒシと伝える。

 ラートの行く先は決まっていた。
 言わずと知れた昔教鞭を執っていた教室。

 「猿の惑星 創世記」では、猿は猿の世界に戻る。
 元の世界は心の古里。
 帰郷の真理は人間も猿も同じ。。


 彼の死を「馬鹿な人間」と下げ荒む人も居るかもしれない。
 私は人間は弱い者と思う。
 この映画もそれを言っているのではないだろうか?。

 そして思う。人の痛みが分かる人になりたい。と。
 其れはなかなか難しいこと。
 でも願いたい。努めたい。そう在りたいと。

蜘蛛女

1994年(米)[監督]ピーター・メダック[出演]レナ・オリン。ゲイリー・オールドマン。(他)
  

 何とも早凄まじいフィルム・ノワールである。こんなに強烈なファム・ファタールも類を見ないのでは?。
 対照的なのは、マフィアと通じる警官。愛妻が居て、愛人が居て。結局そのマフィアに足の指を落される羽目に。
 自らの腕を落とし、警官の愛人を殺して、自己の死を偽装する蜘蛛女。警官との悪の実力差は歴然だ。

 警察とマフィア。蜘蛛女と警官。組織や人間の、対決、葛藤、軋轢。と、なかなか上手く作られている。
 そして意外なラストを用意していた。でも後味が少しよくないなぁ。

千年の祈り

2009年公開(米/日)[監督]ウェイン・ワン[出演]ヘンリー・オー。フェイ・ユー。ヴィダ・ガレマニ(他)
  

 価値観の差異から生じて行く親子の断絶がテーマ。この主人公父娘の場合、その要因は誤解の要素が多かった

 折しも昨夜見たTVを思い起こす。故ぎんさんの4人の娘さん。といっても平均年齢93才だが、その(特に精神的な)若さ!。
 4人の方々の間に誤解が生まれる要素なんて全く“0”。
 家族は常に話し合いの精神を!という原点に戻るべきと痛感した。

 娘の父親が公園で知り合った女性の場合は、誤解が原因ではない。話し合いの場が“無”なのだ。
 その女性は老人ホームに行く事になる。

 昔の佳き家族制度が崩壊した現在。家族が至近距離で向かい合う卓袱台は日本の家庭から姿を消した。
 多くの若い人はスマホを指で撫で話す。

 ストーリーが展開する中で出てくる台詞。その意味深い題意に思わず耳を傾けた。
 小品ながら、反省の中で後味も爽やかな佳作である。
 おわりにちっぽけな疑問。何故米日合作映画なんだろう?。


 末筆ながら、
 森光子さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

黒水仙

1946年(英)[監督]マイケル・パウエル/エメリック・プレスバーガー[出演]デボラ・カー。ジーン・シモンズ(他)
 

①「黒水仙」の頃の思い出

 その頃、エアコンなんて想像もつかなかった。銭湯の脱衣場にプロペラ型扇風機が回る。更に大型機が映画館の天井をゆっくりと廻転していた。
 お尻とお尻がぶっかるような浴槽を出て、出向く映画館。立ち見の通路まで人息れ。そんな終戦後だった。

 アメリカ映画に負けじと、イギリス映画も映画館を賑わした1940年代後半だった。
 「ヘンリィ五世」「逢びき」「落ちた偶像」「ハムレット」「ミュンヘンへの夜行列車」「美女ありき」「大いなる遺産」「第七のヴェール」……。

 その殆どの作品。冒頭のロゴは、J・アーサー ランク(左)か、ロンドン・フィルム(右)だったと記憶する。
 
 1950年代も上掲のロゴは続く。ロンドン・フィルム(右)の代表作が、巨匠キャロル・リードの名作「第三の男」(1952年ならば、マイケル・パウエル&エメリック・プレスバーガーのコンビが撮った「黒水仙」(1946年)や「赤い靴」(1948年)は、J・アーサー ランク(左)の代表作ではないだろうか。

 このロゴのユニークなところは、上半身裸の筋肉隆々たる青年が、大円盤をハンマーで打った後で、円盤の前面に配給会社名が現れること。→下の画像。
 それから作品のオープニング・クレジット…という事になるのだが、現在は、いきなりストーリーが展開。終わると長~いエンド・クレジット…という事になる。
 ロゴにしても、20世紀FOXのサーチライト。MGMの吠えるライオン。パラマウントの山頂に煌めく五芒星。など、実にユニークだったなぁ。

②「黒水仙」の感想。

 太平洋戦争が終わった翌年に、早こんな映画が作られている。而もカラーで。この映画の特色は、その撮影にあると思う。
 当時圧倒的だったテクニカラー。その美しい撮影は驚異的。
 例えば、世界の屋根ヒマラヤ山系(下左画像)や、その標高2500mの高地に建つ修道院(下右画像)等。
 
 山岳撮影は現地としても、こんな高地にこんな建造物が?との疑問が生じる。恐らく巨大なセットだろう。それにしても、セットとは思えぬ臨場感が充ち満ちている。

 名カメラマン。ジャック・カーディフの撮影だった。なるほどである。彼がこの2年後に撮った「赤い靴」も優美だったし、「裸足の伯爵夫人」(1954年)では、映画館内から拍手が湧いたトップカットの青空を思い出す。
 「黒い牡牛」(1956年) のワンショット。子牛の誕生。あの稲妻に揺れる大樹は今も脳裏を過ぎる。他にも「アフリカの女王」(1951)。「王子と踊子」(1957)。「戦争と平和」(1956)等、枚挙に暇がない。?

 物語は、「尼僧物語」(1959)と路線を異にする。ハリウッド式のオーソドックスな作りで新鮮味には稍欠ける。
 女性優位の映画に華添えんと、ディヴィッドファーラー扮する英国人男性を絡ませている。これが返って作品レベルを下げている感もある。

 テーマは、尼僧もまた本能に揺れる人間だった。ということであろう。
 ラストで衝撃的な結果を迎える一人の尼僧がそれを代表するだろう。平服に着替える彼女が印象的。キャスリーン・バイロンという女優が扮する。美人だ。

 黒水仙の題意は途中で判明する。
 この作品の後も、イギリス映画の女優陣を代表したデボラ・カーと、ジーン・シモンズ。
 二人の初お目見えが楽しい。デボラ・カーの美しいこと。ジーン・シモンズは一寸損な役だが、未だハイティーンの若さ。実に瑞々しい。

猿の惑星:創世記

2011年(米)[監督]ルパート・ワイアット[出演]ジェームズフランコ。フリーダ・ピント(他)
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 猿の惑星シリーズは、2001年の「PLANET OF THE APES 猿の惑星」でお終いだろうと思っていたのに、昨年またまた撮られていた。娘がリアルタイムで劇場鑑賞して居る。「可成り佳かったよ」と聞いていた。

 先日TV放映鑑賞の結果は、2001年のティム・バートン作品と比べても遜色はない。が、やはり、1968年のオリジナルが光りすぎて、損をしている感じ。

 今回の作品も、CGとか、VFXとかだけでは、見慣れすぎていて、さほど新鮮味は感じず、ストーリーも稍平凡。
 佳かったと思うのは、人間が如何に愛情を注いでも、やはり、猿は猿の世界がベストなんだ。と、実感せしめられた事にある。

チャイナ・シンドローム

1979年(米)[監督]ジェームズ・ブリッジス[出演]ジェーン・フォンダ。ジャック・レモン(他)
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 昨日のTV、今日の新聞は、放射能拡散予測を>30kmと伝える。福島第1原発事件以降、原発事故を想定した対策が真剣に検討されているが、この映画は、既に33年前にそのことを真剣に警告していた。
 しかも公開直後にスリーマイル島原発の事故が発生した。この教訓を当時の日本は他山の石としたかどうか?。

 真実隠しは、国を選ばず、時を選ばず、無くならぬものなんだろうか?。とこの映画を見て思った。
 無論、社会や組織への警告のみに終わらせず、映画であるからには、サスペンス風に仕上げて居り、可成り面白く見せている。

 題名に何故、チャイナという固有名詞があるのか?と疑問だったが、その謎は見ている途中で解った。
 メルトダウンは怖ろしい。正に、現代の悪魔。

 映画では、800メグ・ワットの出力を誇るベンタナ原発。その電力を75万人の人々が享受していた。
 今や、日本映画の時代劇によく出てくる、行燈や蝋燭、灯明や提灯で生活していた時代には想像もつかぬ現代の文化生活。電力無しの生活は不可能である。
 いま、そんな私たちに出来るのは節電。電力供給者に必要なのは“安全”。あるのみ。

ロシアン・ルーレット

2010年{'2011年公開}(米)[監督]ゲラ・バブルアニ[出演]サム・セイリー。ジェイソン・ステイサム。ミッキー・ローク(他)
 

 嫌悪感で嘔吐しそうな、腹ただしくなる映画だった。それも当該監督自身が数年前に撮った作品のリメイクというから驚愕。此は残虐にして残酷。身の毛も弥立つ戦慄を催す。それに徹した猟奇的目的以外の何ものでもないのではなかろうか?と思いたくなって来る。

 というのは、あの可哀想な人達が輪になるシークェンス。輪と言って思い出すのが、「アイズ・ワイド・シャット」のあの女性の輪。余談ながら、猟奇的雰囲気を撮るには、リンク状場面が有効かもしれない。

 

 その背後に存在する秘密組織の暗躍は「アイズ…」と共通する。
でも「アイズ…」は戦慄性は乏しかったし、猟奇性のみが目的でなく、夫婦の在り方を問うというテーマが存在していたと思っている。

 猟奇的作品は昔から数多くある。最近では「パフューム ある人殺しの物語」など、その最たるものと思う。
 しかし此処にも訳題から想像するような戦慄性は乏しく、寧ろ「アイズ…」に近い性への猟奇性の比重大。然も、香料を巧みに用い、ファンタスティックな匂いがあった。

 此処には、上述したようなテーマ性は見られない。ただ在るのは殺伐たる光景の前面押し出し。
 「ディア・ハンター」にも、ロシアン・ルーレットは登場するが、こちらは、反戦テーマの一手段として描いているに過ぎぬ。

 


 横道に逸れすぎた。本編の感想を少々。
 戦慄性過大というものの、主人公が最後に残るのが分かっているから、其処までは緊張性は感じなかった。
 ただ、その後の展開だけは見ものだった。
(ひとりごと)
 あの主人公。一瞬、ディカプリオかと思った。

三人の名付親

1948年('53公開)(米)[監督]ジョン・フォード[出演]ジヨン・ウェイン。ペドロ・アルメンダリス。ハリー・ケリー・Jr。ワード・ポンド(他)
 

 一瞬これが西部劇かと疑いたくなった。そのような暖かい映画だった。三人の男は悪人である。それを分かって居ながら、助けたくなるような気に包まれて来る。
 これ即ち、名付け親である三人が真からの悪人では無いのだと、納得せしめ行くジョン・フォード・タッチによるものだろう。

 聖書の活用は其の最たるもの。「♪~サイレント・ナイト」が流れるニュー・エルサレムの夜もさることながら、嵐の砂漠の果てに、キッドが死ぬシーンが特に印象深い。
 無論、西部劇としての演出は堂に入ったもの。バーリーの保安官バッジに三人が驚くショット。銃音のみで知らしめるピートの死。赤ん坊にグリースを塗るシーンなど秀逸。

 終わりに少々のケチつけ。あの残酷な環境の中でも死ななかった赤ん坊。負傷し瀕死の様態だったピートが、赤ん坊のお陰で急に元気になる様相。あの水の無い環境下で意外に元気だった馬。そして最後に、悪党にあれだけのヒューマニズムが!。といったところが、稍不自然というか、違和感めいたものを感ずる瞬間もあった。

黒いオルフェ

1960年公開(仏)[監督]マルセル・カミュ[出演]プレノ・メロ。マルペッサ・ドーン。ルールディス・デ・オリヴィラ(他)
  

 カーニバルに湧くリオの街並み。この次回オリンピック開催地を一言で言い表せば“活気”だ。圧倒される。サンバのリズムと旋律に。

 熱気迸るこの街に、従姉セラフィーナを尋ねて田舎からやって来たユリディスだった。が、彼女が仮面の男を恐れる理由が最後まで判らなかった。ギリシャ神話だと後で知る。

といったことで、改めて顧みれば、
①このような雰囲気の中に、よくぞこのようなギリシャ神話を挿入したものと、その発想に新鮮味を感じる。

②ブラジル映画かと思っていたら、フランス映画であったのに吃驚。
 なれど、恥ずかしながら、マルセル・カミュ監督の名を初めて知る。 あのサンバとサッカーの国ブラジルを舞台にして、このようなファンタスティックな内容を融合させた演出に感心する。

③アマチュアの出演者が多いようだが、死神を初めとして、そういう感はあった。がよく考えれば、それが返ってこの作品に合っていたのかもしれぬ。ラストの子供達に“希望”を感じたもの。

 これも、論理的に考えるのは禁物。感性、感覚で観る映画と思う。

タバコ・ロード

1941年{公開=1988年}(米)[監督]ジョン・フォード[出演]チャーリー・グレイプウィン。ワード・ポンド。ジーン・ティアニ(他)
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 これがあの巨匠ジョン・フォードの作品か?と一瞬疑った。其処には同監督が同じ頃に撮った「わが谷は緑なりき」の感動や抒情性。そして「怒りの葡萄」の不撓不屈の精神は影を潜めていた。もしかして製作の48年後に公開された訳と関係ありや?。まさか。

 話の舞台は、製作の10年前頃。タバコ・ロードと呼ばれた貧農地域。想像を絶する貧しさがそうさせたのだろうが、ジータ一族の品の無さには、時には嫌悪感さえ生じた。
 末娘の婿が手にしている蕪に、眼爛々の夫婦。富豪の年輩女性との結婚を策する息子。逃げた末娘の後釜を狙う姉娘。等々。

 衣食足りて礼節を知ると云う諺を、これほど実感したのも数少ない。タバコ栽培の夢も儚く。救貧農場の存在なども交えて話は坦々と展開してゆく。

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 そのような話の中で、モノクロ画面の木々が緑色に見える(感ずる)ような撮影が格調高い。
 ジータが銀行から出て来た時など、音楽も印象深いものがある。
 そして、社会の底面に生きる人々の姿と真っ正面に向き合った姿勢には、さすが巨匠の作品と唸らせるところも垣間見られた。

大列車強盗

1973年公開(米)[監督]バート・ケネディ[出演]ジョン・ウェイン。ベン・ジョンソンアン・マーグレット(他)


 ワーナー・ブラザーズのロゴに続いて、テキサス州リバティと字幕。それだけでワクワクして来る。幌馬車こそ出て来なかっけど、ヒューヒューと風の音。PANAVISIONだ。スクリーン・サイズは概ね1:1.8だろう。西部劇には適している。

 オープニング・シークェンスで、登場人物と物語の概要が判明する。主役は、つい先ほど一人の男をブン殴ったレインだ。演じるはジョン・ウェイン。この映画の彼を一口で表現すれば、“円熟”か。晩年近い雰囲気も一瞬感じたのは気のせいか?。

 今は廃れた感或る西部劇。だが往年のファンにとっては捨て難い。一体この魅力は何なんだろう?。と、暫し小考に耽る。(一部の作品に人種差別を感じるのは弱点にしても)。

①西部劇と戦争映画は男っぽい映画。殺伐としたムードが全編を覆う。だけど此の世は男女が1:1。女性が全く出ない映画ってあるかな?。
 西部劇は一輪の花がそれを救う。この映画の紅一点はロウ夫人。此処では金槌なのに馬で河を渡り、女丈夫ぶりを披露する。

②西部劇に必ずといって佳いほど登場するのが馬。一口で云えばそれは“勇気の源”。此処では、7頭を追う20頭の展開が最大の見もの。
 自作を多くの西部劇で真似られた黒澤明監督だが。馬の撮り方は逆に西部劇から真似た(と思う)。お互い様。邦画も洋画も共存共栄で歩みたいもの。

③馬や幌馬車で、男と男の命を賭けた見せ場が西部劇の醍醐味である事は言うまでもない。
 此処では、頭数の劣勢を避けるべくレインは策す。
(1)街よりは戦い易い砂漠を、戦の舞台に決める。
(2)先ず20人の数を減らす。(壮絶な戦いの結果10人減る)。馬のみ嘶いて立ち上がるショットの冴え!。
(3)敵の中にも手強い奴が最低一人は居るもの。時には出る裏切り者、これらも面白くさせる。西部劇は面白さが命。

③人情味が滲むのも魅力。「俺と彼奴は長い間、彼の許に居た」。「彼を俺が救った」。「彼は大した男だ」等々の台詞の端々に其れが滲み出る。此処では冒頭で殴った男に謝るレインの男らしさに惚れる。
 老いたる者や、女性や子供ら弱者を励まし、助ける。時には犠牲を賭しても。これらの行動が社会正義感を湧き起こさせる。
 西部劇に限らず、弱きを助け、強きを挫く。これこそ古今東西、娯楽映画の常番。

④そのような会話の後で、砂漠の果ての山並みに届く虹の綺麗なこと。雄大な大自然と、その景観。そして時には勇壮に、時には情感ある音楽も西部劇の魅力の一つと云える。

⑤不利な立場からの逆転に血沸き心躍る。その源に細かい理詰めがあると尚嬉しい。騾馬は荷物運搬に適すも足遅し。など此の映画で知った。ロード・ムービー的な楽しさも味わえるのも西部劇か。

 てなことを考えつつ観ている内に終盤のクライマックス。お~こんな、どんでん返しが用意されていたとは!。

マクベス

1973年公開(英)[監督]ロマン・ポランスキー[出演]ジョン・フィンチ。フランセスカ・アニス。マーティン・ショー(他)
  

 シェイクスピア劇の映画化は数多い。「ロミオとジュリエット」など何度映画化されたことか。四大悲劇の中でも、「ハムレット」と「オセロ」は何度となく映画化されている。が、何故か、「マクベス」と「リア王」は少ない。
 「マクベス」については、「蜘蛛巣城」を含めても私は2本しか観ていない。なお、「リア王」は未見である。もしかしたら四大悲劇の前2本は映画向きで、後の2本はその反対なのだろうか?。

 映画向きと言って思いつくことがある。折角有名なシェイクスピアの芝居を映画化するのだ。その意義性がなくては値打ちも下がるだろう。
 そういう観点からは、1949年のローレンス・オリヴィエ作品「ハムレット」が忘れ難い。芝居の第3幕,第1景。ハムレットが広間でオフィリアに会う前に独白する彼の有名な台詞「To be or not to be…」。
 この映画ではオフィリアに会った後、荒海見下ろす城壁の見張り台で独白していた。暗雲立ち込める見張り台。それを重要な地位に置き、城内の背景も黒一色。それは映画としてのハムレットを主張しているかのように見えた。

 そういう観点から眺めてみるに、この「マクベス」(以下、前者と言う)は、その残酷性に意義を見出す。それは、同じマクベスが背景の黒澤明作品「蜘蛛巣城」(以下、後者と言う)の様式美と好対照だ。
 先ず冒頭附近からして、前者の3人の魔女が醸し出す嫌らしい様な雰囲気は、後者の老婆から漂う幽玄さに比べ、何と感性の差異を感じることよ。

 以降、前者のダンカン謀殺から、マクベスのあの最期まで続く残虐感は、後者の悲愴美とも称すべき雰囲気とは180度異なる。どちらが良い悪いと言うに非ず。映画化の意義は双方に感じる。
 些細なところでは、マクベス夫人の執念性は、前者が次第に薄れ気味に感じられたが、後者で演じた山田五十鈴さんは正に神技だった。
 なお、前者は、此の映画の2~3年前に発生したロマン・ポランスキー監督夫人のあの惨劇が、多分に影響していることと推察したい。

髪結いの亭主

1992年公開(仏)[監督]パトリス・ルコント[出演]ジャン・ロシュフォール 。アンナ・ガリエナ(他)
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 昨日upした「寅次郎の青春」で、御前様の「髪結いの亭主なら寅に似合い云々」の台詞を聞いて、急に観たくなったのがこの映画。
 「髪結いの亭主」は、「寅次郎の青春」の前年に公開されている。恐らく此の映画の事が潜在意識として働いていたのではなかろうか?と、余計な詮索をして仕舞った。

 無論そんな事はどうでもいい事。問題は、観ていても一向に面白くも痒くもならない事だった。
 でも、それから少し時間が経由したとき「ハッ」と気付いた。「これはファンタジー」ではないか。と。
 面白くならぬのは「なんでこの理容店は料金を取らないのだろう?」とか、現実的なことを考えていたからだったのだ。

 調髪料なんか関係ないのだ。そして、店内で夫婦が愛し合って居ても、それを現実的な臨場感を以て見るのは間違いだったのだ。あの踊りも然り。
 間違いなく、これは感覚で観る映画だった。何でも論理的に観る私には不得手なジャンルの作品だったのだ。
 と分かった後での私の所感。これは、一途に愛された女性の、男性に対するひたすらな愛の讃歌と言うべきかもしれない。と。

 余談ながら、マチルドが理容店を出た途端、共に鑑賞していた妻が、「死ぬかもしれない」と呟いたそのセンスに、参った、参った。
 と、キー・インして、外を見る。横殴りの雨風が樹木の枝を揺るがせ、縁側のガラス戸を叩き付けている。台風17号。ただいま通過中。

愛の勝利を ムッソリーニを愛した女

2011年公開(伊/仏)【監督】マルコ・ベロッキオ【出演】ジョヴァンナ・メッゾジョルノ。フィリッポ・ティーミ(他)
 

 歴史には裏がある。葬られた真実が存在する。
 世界大戦時、脚光を浴びたイタリアの宰相ムッソリーニ。
 この映画は、そんな歴史の影に葬られた一人の女性、イーダ・ダルセルの怒りを強く主張する。

 「すべて売ったわ」。自己の全財産をムッソリーニの活動資金に捧げる彼女。
 「まるで持参金」の台詞を掻き消すような、ブラームスの子守歌が印象的。

 ムッソリーニの前で二人の妻の格闘が物凄い。私生活は卑怯な男だったのだなぁ。
 1920年2月13日。イーダ・ダルセルを息子ベニート・アルビノと共にトレント近郊の妹夫婦の許に移送。

 社会主義者から、黒シャツ隊を統率する独裁者になっていたムッソリーニの変身ぶりに驚愕する。
 主役がムッソリーニならば、その変身の理由を解かねばならぬが、この映画の主役は飽くまでもイーダ。だからこの程度でいいだろう。

 イーダが産んだベニート・アルビノは精神病院に。陰謀は果てしない。「教会だけはファシストも恐れる」の台詞が胸に沁み入る。「汚いわ、この訊問は」怒るイーダ。
 彼女が持っていたという、結婚証明書類や認知書等証拠書類は、闇に葬られたのか?。エンディング・メッセージでは「未だに見つかっていない」と伝えていた。

 「3年も息子と会っていない」の台詞と、「母恋し」の息子の手紙が、無言の肉親愛を奏で涙を誘うばかりに。
 “思い込んだら命がけ”という言葉があるが、イーダがムッソリーニに寄せる一途な愛は徒者ではなかった。公邸に押しかけるその執念には驚嘆する。

 ヒトラーのドイツと同盟を結ぶムッソリーニ。これが彼の全盛期だった。数々の実録モノクロ画像が生々しい。
 蛇足ながら、当時の軍国日本は、これら2国と同盟し、他の全世界を敵にしてしまった。
 そんな日独伊三国同盟を記念して、当時日本領土だった仏領インドシナ(現ヴェトナム)のゴムの木から作られたゴム毬を貰った小学生時代を思い出す。
 
 [エンド・メッセージ]
 イーダは脳溢血で1937年12月3日死亡。
 ベニート・アルビノは1942年8月26日精神病院で死亡26才。
 ムッソリーニは1945年4月28日バルチザンに銃殺された。

 事実の物語から受ける印象度は大きく、実に重い。

1900年

'82公開(伊/仏/西独)[監督]ベルナルド・ベルトルッチ[出演]ロバート・デ・ニーロ。ジェラール・ドパルデュー。ドナルド・サザーランド(他)
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 過去に観た最長時間の映画は、「ファニーとアレクサンデル」の5時間11分。それを5分上回る「1900年」だった。
 2作品に共通するのは、鑑賞前に恐れていた“飽き”が無かった事。前者も優れた作品だったが、今回もそれに優るとも劣らなかった。

 題意の1900年から始まるこの映画。対照的な二人の男の生涯を中心に据えて、当時の北イタリアに生きた人々を描き切る。
 小作人の子、オルモと、富豪ベルリンギエリ家の子、アルフレッド。
 全く対照的な環境に育ちながら、仲の良かった二人の不思議な友情が全編を貫き、この胸を揺すった。

 列車の来る線路に仰向けに伏すオルモ少年の度胸に驚嘆するアルフレッド少年だった。
 が、ドイツのヒトラーと手を結んだムッソリーニのファシズムは、ソビエト社会主義に傾注する農作人たちを弾圧して行く。その先鋒となる富豪と、小作人の対立が全編を覆って居て、実に凄まじい限りである。

 それぞれの立場が違うために、愛と恩讐の狭間に生きねばならぬオルモと、アルフレッドの生き様が哀しくも生々しい。
 二人の祖父や父の時代に始まった大河物語は、二人が逞しい青年に育った頃で第1部を終え、3分間のインターミッションに入る。

 第2部は、二人の間に、ファシストの指導者、アッティラが介入。波瀾万丈の出来事が続発する。描写は一切避けるが、それ等を通じてこの映画から、人間としての生き方について、何かを学んだように思う。

 不幸な小作人が、幸せな地主を憎む気持ちは痛いほど理解出来た。世の中は、公正なギブ・アンド・テイクでこそ成り立つ。具体的な言葉が出てこないのが残念だが、人生は勉強なり。とも。

 列車の来る線路に、オルモ少年が仰向けに伏して半世紀。今度はアルフレッド老人が、、。嗚呼。絶句。
 これは堂々たる秀作大河物語である。

追伸。
 「ラスト・タンゴ・イン・パリ」の鑑賞記で、「1900年」観賞後に、ベルナルド・ベルトルッチ監督の思想が分かるかもしれない云々と書いた。
 その答が分かったような気がする。ベルトルッチ監督は真摯に人間を見詰め、問い直し、その生き様から、人間としての生き方を究めんとする修道者かもしれない。
 そんな人間を描くためには、見栄や虚勢は要らない。必要な際には性表現も辞せず。と。
 この作品でも、少年時代の自慰行為に始まり、再三描かれる性表現だが、それは興味本位の卑猥感を催す三流映画とは、飽くまで一線を画する。
 事実、あの二人の少年のシーンには、私自身の少年時代のそれを重ね合わせていたもの。
 ベルトルッチ監督が主張する如く、それは手段であって、目的ではない。この映画の偉大なテーマの前には、そんなものは一塊の塵埃に過ぎないのだ。

ラスト・タンゴ・イン・パリ

'73公開(伊/仏)[監督]ベルナルド・ベルトルッチ[出演]マーロン・ブランド。マリア・シュナイダー。ジャン・ピエール・レオ(他)
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 大胆な性的描写で話題を浚った映画という事は知っていた。だが性に対する思想が変わって以降、幾多の映画を通じて様々な性表現に慣れて来た神経は、この事に対し特に発する言葉はない。
 問題は、「それは手段であって目的ではない」といった意味の発言をされたというベルナルド・ベルトルッチ監督の思想をどう解釈するかであろう。

 私は、卑猥感を持つか否かが、その分岐点と考える。この映画から其の事は感じられなかった。
 橙色系の色調に統一した撮影や、ファンタジー風な雰囲気からも監督の意図は薄々伺われるような気もする。
 題意の基となったタンゴの旋律に乗ったダンス風景も印象に残る。
 だが監督の具体的な目的は一体何なのか?凡人たる私には分からぬ。

 人間の持つ三大本能の一つ、性欲と諸に向き合い、人間というものの真理を真摯に見詰めたかったのであろうか?。兎に角、私にとっては難解作。
 5時間を超える大作に恐れを成して、未だ観ぬベルトルッチ作品「1900年」だが、これを克服した暁に、其の答えが出るかもしれない。

キャバレー

'72公開(米)[監督]ボブ・フォシー[主な出演者]ライザ・ミネリ。マイケル・ヨーク。ヘルムート・グリーム。
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 この作品はミュージカルと呼ぶべきだろうか?と、ふと思った。寧ろ反戦基調の恋愛映画ではないだろうか?とも。
 ただ主人公がキャバレーの歌い手。「♪~私の愛するあなた」や「♪~お金が世界を廻してる」ほか、多くのナンバーが全編を圧倒する。

 歌手の名は、サリー。扮するは、ライザ・ミネリ。その豊かな個性に圧倒された訳は後で分かった。
 彼女は、あの「オズの魔法使い」で一世を風靡したジュディ・ガーランドの娘さんだった。

 そういえば、この映画で熱唱する「♪~人生はキャバレー」からは、かって彼女の母が「スタア誕生」で絶唱した「♪~スワニー」を彷彿させる。
 また、父親がヴィンセント・ミネリ監督という血の良さもある。その父が撮ったミュージカルの名作「巴里のアメリカ人」や「ブリガドーン」も浮かんで来た。
 やはり「キャバレー」はミュージカルと呼ぶべきであろう。

 だが冒頭で述べた疑問を全面的に否定はしたくない。映画は1931年のベルリンで始まる。あのヒトラーの足音が、さながら、ラヴェル作曲の「ボレロ」の如く、次第に高揚して来る時代だった。
 一ナチ党員が歌う「♪~我等の天下」に、ぽつりぽつりと和して行く人々。
 その人数は次第に増えてゆく。やがて全員起立。大合唱に変わるシークェンスには圧倒されそうになる。

 その影で「私はユダヤ人…」のナタリアの哀しさよ。
 そんな彼女と対照的なサリーだった。ブライアンに差し伸べるしなやかな指。マニキュアを施したその色は、いつもの緑ではなく、青だった。
 かって、剥き出しのシガレット・ケースをブライアンに差し伸べたマクシミリアン・フォン・ヒューナ男爵が、青色のシャツやスーツも与えた伏線が甦る見事さよ。

 「多分、あなたの子…」。事ある毎によく煙草を蒸かすサリーは続ける。「私は自己中心的で、無神経で、、」。
 本当に、人生はキャバレーかもしれない。

ブリキの太鼓(ディレクターズ・カット版)

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 テ゚ィレクターズ・カット版とあったので再見。公開版を観てから相当歳月を経ているので何処が違っているかは分からなかった。分かったのは、摩訶不思議な映画と思った当時よりは、少しは分かったような気がすること。

 これは、ニュー・ジャーマン・シネマの代表作ではないだろうか。アメリカン・ニュー・シネマの影響が匂う。具体的に言えば、複雑な血族関係と其の煮えたぎるような官能描写にある。

 それはオスカルが呟く「叔父だけど父かもしれぬヤン」で象徴されるだろう。実際は母アグネスの従兄ヤンとの間に産まれた彼は、垂乳根の胎内を出流る時を記憶していた。此処での観念を映像化したような描写からは、思わずドイツ表現主義を連想した。

 アグネスの夫マツェラートに娶られたマリアが、オスカルを誘惑。クルトを設けるプロセスも大胆な描写。が、それは多くの登場人物の不幸な死で掻き消される。
 オスカルにブリキの太鼓を与え続けたマルクスや、アグネスの自殺。銃殺されるヤン。銃弾に倒れるマツェラート。爆死する慰問団の女王ロスヴィーダ等々。

 現実の世界大戦フィルムと屡々交錯して写される様々の悲惨な事件から思うのは、ただ反戦。それあるのみ。
 くどくど書いたが其れ等は枝葉の部分かもしれない。骨幹は、3才にして成長を止め、ある時期で復活するオスカルが、要所要所で叩くブリキの太鼓だろう。

 その白眉は、“♪美しく青きドナウ”で、ナチの計画を挫折させるシークェンスといえよう。
 終わりに、オスカルらの行進シーン(下記の上部画像)が、フェデリコ・フェリーニ作品「8 1/2」の道化師の行進(下部の画像)と折り重なったのが、妙に印象的だったことを記して筆を止めたい。
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  --おわり--

ローズマリーの赤ちゃん(ブログDEロードショー参加)

      

 ローズマリーを栽培していた頃がある。当時、花壇に野良猫が糞をして弱っていた。附近にローズマリーを育てたところ、猫が寄りつかなくなった。
 ローズマリーが放つ何とも言えぬ香気に圧倒されたのだと思っている。今から思えば、妖気も放っていたかも?(笑)。

 ミア・ファロー扮するローズマリー。もしかしたら彼女も自分の名と同じハーブの妖気にやられたのかもしれない。(冗談)
 妖気を放つは隣のオババ。彼女のお節介には「千と千尋の神隠し」のオハバも「負けた」というかもしれない。(笑)
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 彼女が登場する都度、私は「あっ、またあのオババか、、」と、ぼやいていた。俗称オババ、役名ミニー・カスタベットに扮する役者は、ルース・ゴードン。(上記画像中央)
 彼女がローズマリーにプレゼントしたネックレスからは、悪魔の胡椒と称するタニス草の臭い匂いが…。

 ローズマリーと、俳優の夫ガイが入ったのは、あのジョン・レノンも住んで居たというダコタ・ハウス。
     dacotah.jpg
 その一室では…。
 タンスを動かした跡があったり、一つを除いて額を外してあったり、奇怪な形跡が残って居た。
 入居後も、ガイのライバル役者が失明したり、隣人の耳たぶに穴が開いて居たり、6月28日出産と確定して居たり、ローズマリーに親切なハッチの手袋が片方紛失したり、夫が頑強に医師を変えさせなかったり、、、。
 原因の分からぬもの、分かるもの、いろいろあって、ローズマリーは遂に……。

 あの呪わしい悪魔の集いは、こんなローズマリーの妄想と信じつつ、異教の習わしに疎い私は、この辺りでペンを置くとしよう。
 主として映像に頼らず、眼には見えぬ心理の世界で恐怖感を盛り立てたロマン・ポランスキー監督に敬意を表しつつ。

 【私の評価】準佳作。
 【私の好み度(①好む。②好む方。③普通。④嫌な方。⑤嫌)】→④。

 1968年('69公開).(2012/8/27観賞=初見).米(パラマウント)[監督]ロマン・ポランスキー[撮影]ウィリアム・フレイカー[音楽]クリストファー・コメダ[主な出演者★=好演☆=印象]☆ミア・ファロー。ジョン・カサヴェテス。★ルース・ゴードン。シドニー・ブラックモーリス・エヴァンス。ラルフ・ベラミー。。。[原題]ROSEMARY'S BABY[上映時間]2時間17分。

追伸
 こんな胡瓜だったが
 その後も生育するので、その後菜園に移植した。
 今朝(8/29)、菜園に行ったら実を付けていた。
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 撮影後、収穫する。今夜の食卓に登る予定。
 もしかして、これも、ホラーかもしれない。(爆)

シャイニング(ブログDEロードショー参加)

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【1】ホラー映画に関する私の横顔。

 「ホラーは苦手」と、プロフィールで公表していた時期がある。ホラー映画の鑑賞数は少ない筈。ざっと思い出したら少しは観ていた。
 そもそも‘ホラーは恐怖を楽しむ映画’と定義して、最も怖かった映画を①、その逆を⑤として、今迄に観たホラー映画を下記にランクしてみた。

①=「エクソシスト」。
②=「アザーズ」。「オーメン」シリーズ。
③=「13日の金曜日」シリーズ。
④=「ドラキュラ」。「フランケンシュタイン」。「狼男」。各シリーズ。
⑤=「学校の怪談」シリーズ。

 と、いったところ。シリーズものが多いのに驚く。ヒットに味を占めて続編がまた創られるからだろう。
 映画館で鑑賞した作品が多いのにも吃驚。

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【2】「シャイニング」の恐怖度。

 上述の横顔の私が、今回挑戦したのが「シャイニング」。
 結論は、My恐怖度ランク=④だった。
 恐怖感は主に怪奇な現象から生じると思う。この映画からは、

①ダニーの口に住んでいると言う、謎のトニーの存在。
②再三登場する237号室。その想像と、現実と。
③シンセサイザーが主と思われる、断続したあの不気味な不調和音。
④積雪中の足跡もスリリングな、あの凄い迷路。
 などが挙げられそう。

 細かいところでは、
①「しつけました」という、ぞっとするよな台詞。
②「遊びましょう」と囁く、ぞっとするよな姉妹。
③血を想わせる赤色系の内装と、タイプライターを初めとする什器備品類。
④時折り出現する怪奇的ショットと、心臓の鼓動音的効果。
といったところか。

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【3】「シャイニング」の長短。
 といったことから‘恐怖の楽しみ’は、それほどでもなかったかもしれない。
 寧ろ此の映画の特徴は、その卓越した演技力と、それを導く演出力にあり。

①特に気が変になりゆくジャック・ニコルソンの演技は、衝撃の最期と共に特筆もの。

②例えば、(土曜日)タイプの音。(月曜日)父と子の会話。(水曜日)グレディとの対決。といった具合に、○曜日毎に出来事を箇条的に描写した演出構成は、核芯に迫る吸引力を倍加していた。

③細かいところでは、人っ子一人居ないホテル内を、四面楚歌のダニーが遊園地擬きの車で走り回るシーンや、脱獄囚のニュースが流れたり、森林警備隊が出動したり、電話や無線も通じない吹雪のコロラド環境等も、眼には見えねど潤滑油的な効果を挙げていたのではないだろうか。

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【4】鑑賞後の雑感少々。

 そもそも此の世には不思議な現象が多く存在する。と思う。プライベートな事ゆえ内容は述べられぬが、斯く言う私も体験している。
 ホラー映画の中には其の様な現象を描いたものも在るような気がする。それを信じようと、信じまいと、それは各人の勝手。要は其れを楽しめば目的の大半は達するだろう。

 頬が凍り付くようだった「エクソシスト」。突如霊界から現世に豹変する「アザーズ」の驚愕。6月6日6時に生まれた悪魔の子ダミアンが暗躍する「オーメン」。孫が小さい頃にせがまれて劇場鑑賞した「学校の怪談」。みんな、みんな懐かしい。

 「人間は仙人では無い。所詮、一人では生きられぬ」。これが「シャイニング」観賞後の所感。具体的な説明理由は無い。ここらがホラー的感想と自認しつつ、…The End…。

 【私の評価】中の上。
 【私の好み度(①好む。②好む方。③普通。④嫌な方。⑤嫌)】→④。

 1980年(2012/8/25観賞=初見).英(WB)[監督]スタンリー・キューブリック[撮影]ジョン・オルコット[音楽]ベラ・バートック/ウェンディ・カーロス [主な出演者★=好演☆=印象]★ジャック・ニコルソン。シェリー・デュヴァル。☆ダニー・ロイド。☆スキャット・クローザース。[原題]THE SHINING[上映時間]1時間59分。

間諜X27

         

 如何にもクラシカルな作りである。当然だろう。八十路のこの私が未だ垂乳根の胎内を出でぬ前の映画だ。一言で言えば、映画の教科書を観ているようだった。
 音楽の用い方が素晴らしいのがその要因。といえば過言だろうか。

 愛国の人ハイドンが作ったオーストリア国家。それは、間諜X27の愛国心を見事に象徴していたと言える。
 そのオーストリアの母なる河ドナウ。といえば、浮かぶ二つの著名曲。仮面舞踏会で流れる「美しく青きドナウ」もさることながら、この映画を支えているのは、ヨジフ・イヴァノヴィッチ作曲の「ドナウ河のさざ波」である。

 これも好きな曲だ。確か「ジョルスン物語」でも出て来たと記憶している。
 ピアノが弾ける間諜X27は、要所要所で爪弾く音色で、見事に自己の心境を発露していた。
 無論間諜X27を演じるマレーネ・デートリッヒ自身の演奏ではないだろうが、映像はそのような邪念を感じさせぬ撮影と云える。

 シンプルな作り故に余計にネタバレを避けたい。とすれば、文章力未熟の私である。この辺りで終えざるを得なくなる。
 終わりに一言。見事なラストシーンである。悲愴。感動。そして、冒頭附近で間諜X27が吐いた台詞が、これまた見事な伏線を形成し集結の時を迎える。

 【私の評価】意欲感じる佳作。
 【私の好み度(①好む。②好む方。③普通。④嫌な方。⑤嫌)】→③。

 1931年(2012/8/18TV録画観賞=初見).米(パラマウント)[監督]ジョセフ・フォン・スタンバーグ[撮影]リー・ガームス[音楽][主な出演者★=好演☆=印象]★マレール・デートリッヒ。ヴィクター・マクラグレン。ワーナー・オーニンド。ルー・コディ[原題]DISHONORED[上映時間]1時間31分。

追伸
 下の画像は昨日午前5時29分撮影の東雲。
 120818hatak.jpg
 間諜X27は其の時、このような映像を見た様な気がしてならない。

三つ数えろ

   

 歯医者からの帰途、旧作映画のDVD店頭販売を見掛けた。数本買った中の1本が此れ。ハードボイルド作家チャンドラー原作の映画化として名は知っていた。

 どちらかと言えば、コナン・ドイルやアガサ・クリスティ等の思索型探偵が好きな私。此処でのマーロウ探偵は行動型と思索型の両面を持ち合わせていたのに好感。

 それにしても、ぼんやりとした輪郭だけは掴めそうだが、可成り消化不良気味だった私。よくぞリーガンの謎を突き止めたと、マーロウの思索力を讃えたい。

 消化不良の要因は、大勢の人の行動や殺人が複雑に絡み合い、難解な面もあること。一例を挙げれば運転手の死。何故誰に殺されたのか?。オツムの鈍い私には奇々怪々。

 でもこれらを微細な事として目を瞑れば、サスペンス・モード満載の娯楽作として楽しめた。こんな作品が太平洋戦争終結の翌年に作られている。何という国。何時も驚異する米国の底力である。

 【②私の評価】中の上。
 【私の好み度(①好む。②好む方。③普通。④嫌な方。⑤嫌)】→②。

 1946年('55公開).(2012/8/17DVD観賞=初見).米(WB)[監督]ハワード・ホークス[撮影]シド・ヒコックス[音楽]マックス・スタイナー[主な出演者★=好演☆=印象]★ハンフリー・ボガート。☆ローレン・バコール。マーサー・ヴィッンーズ。チャールズ・ウォルドロン。ジョン・リッジリー。レジス・トゥーミー。ボブ・スティール。。[原題]THE BIG SLEEP[上映時間]1時間50分。

サンクタム

 sanctum.jpg

プロローグ。
 「これは実話である」と出た。

 一気に興味が深まる。ノン・フィクション系はフィクショに比べ、私の場合、集中力が倍加する。
 結論は、「ポセイドン・アドベンチャー」洞窟版の呈あり。愛と恩讐に燃ゆる父子鷹像が、奥深き洞窟の中で浮き彫りにされる様が見事だった。

 舞台はパプア・ニューギニア。太平洋戦争の激戦地だった島。熱帯ジャングル内の悲劇に今も胸痛む。日本軍の水陸両用戦車の残骸が出てきたのには驚愕。流石実話である。
 「私は酷い人間だ」と自認するフランクを隊長とする探検隊の任務は、ジャングル内に潜む人跡未踏洞窟の調査。

 完璧は難しい。が努めてネタバレせぬよう気は遣う。具体的な描写は避けよう。
 突然洞窟内を襲った地下水と闘う調査チームの葛藤と悲喜劇が中核を成している。
 サスペンスとしても充分見応えある内容乍ら、何と言っても非常事態や異常状態に於ける人間の在り様がテーマだろう。

 フランクは公言する。「洞窟にはいると迷いが消える」と。
 以後もいろいろと続ける。
 「私を許してくれ」。…自己の総ての露出。
 「此処から出してみせる」…確固たる不動の信念。
 「そうしたことは地上へ出てから」…成すべき順序の存在。
 「流れに沿って海へ出る」…冷静な科学的判断。
 「電池を節約しよう」…エコの心がけ。
 「食糧は数日間ある」…現状の直視と分析。
等々。

 人間如何なる場合にも決して希望を捨てるな!。
 蝙蝠の糞に纏わる挿話は注意力の重要性を説き秀逸。
 更には決断力も。
 「お前が決めろ」フランクの一言で奮起する息子ジョシュの勇気を讃えたい。

エピローグ。
 「ウエス・C・スカイルズに捧げる」と出た。

 少しばかり調べてみた。
 その意味が分かった。

追伸
 今の阪神タイガースに捧げる。

 【私の評価】後味爽やかな佳作。
 【私の好み度(①好む。②好む方。③普通。④嫌な方。⑤嫌)】→①。

 2010年('11公開)(2012/7/29TV録画観賞=初見).米[監督]アリスター・グリアソン[撮影]ジュールズ・オロフリン[音楽]デヴィッド・ハーンシュフェルダー[主な出演者★=好演☆=印象]★リチャード・ロクスバーグ。リース・ウェイクフィールド。ヨアン・グリフィス。アリス・パーキンソン。ダニエル・ワイリー[原題]SANCTUM[上映時間]1時間49分。

ジョルスン物語

 

 初のトーキー映画として有名な「ジャズ・シンガー」は未見だが、この映画でアル・ジョルスン本人の肉声をタップリ聴けたのは収穫。
 「スワニー」「マイ・マミイ」など圧巻。「ドナウ川のさざ波」をアレンジした「アニヴァーサリー・ソング」も佳い。
 吹き替えは不思議に気にならなかった。これ一重にジョルスンに扮したラリー・パークスの好演によるものだろう。

 ということで、黒人スタイルでお馴染みのアル・ジョルスンの伝記風物語だが、唄うことが大好きだった為に引き起こす様々なアクシデントが特に面白い。
 映画はこれにジュリー・ベンソンとの愛を絡ませるが、歌と家庭の狭間に悩む彼女が哀しい。

 哀しいと言えば、ジョルスンに扮したラリー・パークス。後年有名なハリウッド赤刈りの標的になったとか。米国政治が映画の世界に侵入した歴史は永久に消えず。
 それから何時も思うことだが、この映画も太平洋戦争終結の翌年に作られている。良きに付け、悪しきに付け、米国という国は凄い国である。

 【私の評価】佳作。
 【私の好み度(①好む。②好む方。③普通。④嫌な方。⑤嫌)】→②。

 1946年('50公開)(2012/7/26TV録画観賞=初見).米(コロンビア)[監督]アルフレッド・E・グリーン[撮影]ジョセフ・ウェーカー[音楽]モリス・W・ストロフ[主な出演者★=好演☆=印象]★ラリー・パークス。イヴリン・キース。ビル・グッドウィン[原題]THE JOLSON STORY[上映時間]2時間8分。

ブンミおじさんの森

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 まぁ、不可思議なファンタジーである。亡妻の出現とか、猿の精霊と化した息子とか、出ようとした部屋を振り返れば自分が居る場面とか、鯰に身を任す湖とかが、描かれる。

 森や洞窟の大自然もファンタスティックな雰囲気を盛り上げる。展開も極めてスロー・テンポだ。やがて過去の人を消す未来都市の夢を見て主人公は逝く。

 数々の台詞も奇々怪々。森で蜂蜜を作りながら「これは私のカルマ。共産兵を殺したからな」と言う主人公に応える妻の妹が奮っている。「父もそうだった。でも父は幽霊にならなかった」。なんのこっちゃ?。

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 そんな台詞の中にも「セブンイレブンへ行こう」が出てくるのに吃驚。薄型テレビやカラオケも出てくれば、人工透析という現代医学の場面も二度三度。

 はっきり言って、私の浅はかな頭脳は混乱した。といって、難解映画と一蹴出来ぬ魅力を何か持っている。人間の生と死がテーマだろうと、何となく分かるからだ。
 それを的確な文章表現出来ぬ力量不足を痛感する。何せ、こういう映画には所詮弱い。

 【私の評価】佳作。
 【私の好み度(①好む。②好む方。③普通。④嫌な方。⑤嫌)】→④。

 2010年('11公開)(2012/7/24TV録画観賞=初見).タイ/英/仏/独/西/和[監督]アピチャッポン・ウィーラセタクン[撮影]サヨムプー・ムックディープロム[主な出演者★=好演☆=印象]タナパット・サーイセイマー。ジェンチラー・ポンパス。サックダー・グァウプアディー。。ナッタカーン・アパイウォン[原題]UNCLE BOONMEE WHO CAN RECALL HIS PAST LIVES[上映時間]1時間54分。

ヤコブへの手紙

 

 堅く閉ざされていたレイラの心が、ヤコブの前で溶け始める瞬間。それは、太陽の光に照らされた氷山が、流氷に変わる時であった。
 忍耐。寛容。根気。慈愛。そういった単語が頭を掠め、通り過ぎていく。これは素晴らしい人間ドラマだ。

 登場人物は三人だけ。といってもいいだろう。そのうち一人は郵便配達人だから、実質はレイラとヤコブの二人だけ。
 音楽はプロローグとエピローグでピアノ曲が流れるだけだったと思う。確か。

 レイラは特赦で出所した元終身犯の女性。ヤコブは分厚い聖書を丸暗記している盲目の牧師。彼の許へ来る手紙を読んで聞かせる役に飽きた彼女は、郵便配達人が届ける手紙を捨ててしまう。
 長い間の獄中生活で荒んだ心が、蟷螂の様に釜を持ち上げてきたのだ。ヤコブの眼前に翳すナイフ。動じない彼。盲目を確かめて盗むヤコブの金。しょっちゅう蒸かす煙草。

 そして何時しか来なくなる手紙。その代わりにレイラ自身の悩みを話す時が訪れたのだった。
 ネタバレしないよう此処でストップ。北欧の太陽は慈愛に満ちて、人間に生きとし生きる道を導くように明るかった。

 【私の評価】秀作。
 【私の好み度(①好む。②好む方。③普通。④嫌な方。⑤嫌)】→②。

 2009年(11公開)(2012/7/21TV録画観賞=初見).芬蘭[監督]クラウス・ハロ[撮影]トゥオーモ・フートリ[音楽][主な出演者★=好演☆=印象]★カーリナ・ハザード。☆ヘイッキ・ノウシアイネン。ユッカ・ケイノネン[原題]POSTIA PAPPI JAAKOBILLE[上映時間]1時間15分。
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隠し砦の三悪人
無法松の一生1958年リメイク版
炎上
忠臣蔵 暁の陣太鼓
海女の岩礁
杏っ子
怒りの孤島
命を賭ける男
鰯雲
江戸の花笠
大番完結編
おトラさんの休日
鬼灯灯篭
佳人
家内安全
巨人と玩具
月給13000円
この天の虹
続禁断の砂
忠臣蔵(大映)
つづり方兄弟
東京の休日
東京の瞳
としごろ
楢山節考(木下監督)
日蓮と蒙古大襲来
猫は知っていた
暖簾
八人の花嫁
張込み
春高楼の花の宴
彼岸花
美女と液体人間/
陽のあたる坂道
氷壁
蛍火
夜の鼓
若い広場
若き美と力
惜春鳥
忠臣蔵(東映)
人間の條件/第1部.純愛篇
人間の條件.第2部.激怒篇
人間の條件/第3部(望郷篇)
私は貝になりたい
人間の條件(第4部)戦雲篇
キクとイサム
人間の壁
荷車の歌
浮草
独眼竜政宗
第五福竜丸
大東亜戦争と国際裁判
野火
にあんちゃん
お早よう
独立愚連隊
細雪
裸の島
悪い奴ほどよく眠る
青春残酷物語
娘・妻・母
武器なき斗い
秋日和
黒い画集 あるサラリーマンの証言
おとうと
波の塔
乾いた湖
いろはにほへと
地の涯に生きるもの
「通夜の客」より わが愛
白い牙
豚と軍艦
用心棒
小早川家の秋
妻として女として
人間の條件(第5部)死の脱出篇
人間の條件(第6部)曠野の彷徨篇
松川事件
名もなく貧しく美しく
反逆児
ゼロの焦点
わが恋の旅路
釈迦
もず
秋津温泉
キューポラのある街
好人好日
座頭市物語
切腹
人間
忍びの者
左ききの狙撃者 東京湾
秦・始皇帝
私は二歳
秋刀魚の味
喜劇 にっぽんのお婆あちゃん
雲の上団五郎一座
椿三十郎
太平洋ひとりぽっち
眠狂四郎殺法帖
にっぽん昆虫記
みんなわが子
天国と地獄
女系家族
海軍
古都
伊豆の踊子
拝啓天皇陛下様
エデンの海
五番町夕霧楼
砂の女
香華
帝銀事件 死刑囚
五瓣の椿
仇討
馬鹿まるだし
赤ひげ
東京オリンピック

徳川家康
霧の旗
大魔神怒る
紀ノ川
氷点
白い巨塔
風車のある街
ある殺し屋
日本のいちばん長い日
博奕打ち①
華岡青洲の妻
若者たち
十一人の侍
神々の深き欲望
あゝひめゆりの塔
博奕打ち総長賭博④
黒部の太陽
人生劇場飛車角と吉良常
心中天網島
橋のない川(第1部)
風林火山
男はつらいよ/1
続・男はつらいよ/2
戦争と人間(第一部)運命の序曲
どですかでん
家族
富士山頂
影の車
裸の十九才
男はつらいよ 望郷編/5
座頭市と用心棒
男はつらいよ/フーテンの寅/3
新・男はつらいよ/4
男はつらいよ 柴又慕情/9
戦争と人間(第二部)愛と悲しみの山河
激動の昭和史 沖縄決戦
男はつらいよ 純情篇/6
男はつらいよ 奮闘編/7
男はつらいよ 寅次郎恋歌/8
忍ぶ川
故郷
あゝ声なき友
軍旗はためく下(モト)に
旅の重さ
男はつらいよ 寅次郎夢枕/10
藍より青く
戦争と人間(第三部)完結篇
青幻記 遠い日の母は美しく
戒厳令(邦画)
恍惚の人
男はつらいよ 寅次郎忘れな草/11
男はつらいよ 私の寅さん/12
赤ちょうちん
サンダカン八番娼館 望郷
砂の器
わが道
竜馬暗殺
華麗なる一族
狼よ落日を斬れ/風雲篇・激情篇・怒濤篇
男はつらいよ 寅次郎恋やつれ/13
男はつらいよ 寅次郎子守唄/14
青春の門
絶唱
ある映画監督の生涯 溝口健二の記録
金環蝕
新幹線大爆破
昭和枯れすすき
潮騒
男はつらいよ 寅次郎相合い傘/15
男はつらいよ 葛飾立志篇/16
犬神家の一族
不毛地帯
男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け/17
男はつらいよ寅次郎 純情詩集/18
幸福の黄色いハンカチ
八甲田山
八つ墓村
人間の証明
やくざ戦争 日本の首領(ドン)
男はつらいよ 寅次郎と殿様/19
男はつらいよ 寅次郎頑張れ!/20
洟をたらした神
野性の証明
日本の首領(ドン)完結篇
鬼畜
赤穂城断絶
事件
男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく/21
男はつらいよ 噂の寅次郎/22
あゝ野麦峠
十八歳、海へ
復讐するは我にあり
配達されない三通の手紙
日蓮
神様のくれた赤ん坊
戦国自衛隊
男はつらいよ 翔んでる寅次郎/23
男はつらいよ 寅次郎春の夢/24
復活の日
野獣死すべし
ツィゴイネルワイゼン
影武者
遙かなる山の呼び声
わるいやつら
天平の甍
二百三高地
男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花/25
男はつらいよ 寅次郎かもめ歌/26
駅/ステーション
泥の河
セーラー服と機関銃
スローなブギにしてくれ
男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎/27
男はつらいよ 寅次郎紙風船/28
蒲田行進曲
鬼龍院花子の生涯
疑惑
水のないプール
海峡
転校生
男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋/29
男はつらいよ 花も嵐も寅次郎/30
魚影の群れ
東京裁判
女帝
ふるさと
時代屋の女房
南極物語(1983年、日本映画[オリジナル])
楢山節考(今村監督)
時をかける少女
探偵物語(邦画)
家族ゲーム
白蛇抄
男はつらいよ 旅と女と寅次郎/31
男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎/32
風の谷のナウシカ
Wの悲劇
おはん
麻雀放浪記
お葬式
瀬戸内少年野球団
天国の駅
男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎/33
男はつらいよ 寅次郎真実一路/34
さびしんぼう
台風クラブ
ひとひらの雪
夢千代日記
タンポポ
薄化粧
ビルマの竪琴(リメイク版)
男はつらいよ 寅次郎恋愛塾/35
男はつらいよ 柴又より愛をこめて/36
火宅の人
キネマの天地
たんぽぽ
天空の城ラピュタ
野ゆき山ゆき海べゆき
蛍川
新・喜びも悲しみも幾歳月
国士無双
ウホッホ探険隊
男はつらいよ 幸福の青い鳥/37
竹取物語
ハチ公物語
マルサの女
夜汽車
首都消失
親鸞 白い道
妻よ薔薇のように
飢餓海峡
男はつらいよ 知床慕情/38
男はつらいよ 寅次郎物語/39
釣りバカ日誌
となりのトトロ
敦煌
肉体の門
火垂るの墓
優駿 ORACION
TOMORROW/明日
木村家の人びと
異人たちとの夏
男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日/40
あ・うん
善人の条件
千利休本覚坊遺文
釣りバカ日誌2
魔女の宅急便
利休
黒い雨
ファンシィダンス
男はつらいよ 寅次郎心の旅路/41
男はつらいよ ぼくの伯父さん/42
あげまん
オーロラの下で
白い手
釣りバカ日誌3
天と地と

『夢』第2話「桃畑」
男はつらいよ 寅次郎の休日/43
おもひでぽろぽろ
四万十川
戦争と青春
釣りバカ日誌4
八月の狂詩曲
息子
陽炎
大誘拐 RAINBOW KIDS
12人の優しい日本人
男はつらいよ 寅次郎の告白/44
おろしや国酔夢譚
シコふんじゃった
釣りバカ日誌5
寒椿
男はつらいよ 寅次郎の青春/45
学校
釣りバカ日誌6
まあだだよ
大病人
月光の夏
病院で死ぬということ
お引越し
男はつらいよ 寅次郎の縁談(goo)/46
忠臣蔵外伝四谷怪談
釣りバカ日誌7
四十七人の刺客
さくら
毎日が夏休み
四十七人の刺客(再見)
夏の庭
男はつらいよ 拝啓 車寅次郎様/47
午後の遺言状
マークスの山
静かな生活
Love Letter
男はつらいよ 寅次郎紅の花/48
Shall We ダンス?
釣りバカ日誌8
KYOKO
お日柄もよくご愁傷さま
釣りバカ日誌9
もののけ姫
西へ
HANA-BI
マルタイの女
萌の朱雀
ラヂオの時間
男はつらいよ寅次郎ハイビスカスの花特別篇
釣りバカ日誌10
のど自慢
がんばっていきまっしょい
あ、春
プライド-運命の瞬間(トキ)/
あの、夏の日~とんでろじいちゃん
釣りバカ日誌イレブン
皆月
御法度
菊次郎の夏
雨あがる
鉄道員(ぽっぽや)
梟の城
ホワイトアウト
顔(藤山)
はつ恋
老親
どら平太
陰陽師
千と千尋の神隠し
釣りバカ日誌12史上最大の有給休暇
ウォーターボーイズ
かぁちゃん
みんなのいえ
ホタル
凛として愛
Go!
釣りバカ日誌13ハマちゃん危機一髪!
TRIC >|
東京原発
鏡の女たち
ミスター・ルーキー
白い犬とワルツを/
突入せよ!「あさま山荘」事件
模倣犯
陽はまた昇る
海は見ていた

阿弥陀堂だより
明日があるさ
OUT
たそがれ清兵衛
嗤う伊右衛門
チルソクの夏
ゲロッパ!
渋谷怪談
油断大敵
解夏
茶の味
美しい夏キリシマ
雨鱒の川
赤目四十八瀧心中未遂
あずみ
HAZAN
わらびのこう 蕨野行
ジョゼと虎と魚たち
わたしのグランパ MY GRANDPA TAUGHT ME A LOT ABOUT LIFE
母のいる場所
T.R.Y.
壬生義士伝/
13階段
黄泉がえり
青の炎
スパイ・ゾルゲ
沙羅双樹
踊る大捜査線2
座頭市
釣りバカ日誌14
陰陽師2
阿修羅のごとく
世界の中心で、愛をさけぶ
下妻物語
丹下左膳/百万両の壷
機関車先生
インストール
父と暮せば
海猫
あずみ2
誰も知らない
オペレッタ 狸御殿
海猿
笑の大学
スウィングガールズ
いつか読書する日
半落ち
赤い月
イノセンス
クイール
隠し剣鬼の爪
血と骨
いま、会いにゆきます/
ハウルの動く城
妖怪大戦争
四日間の奇蹟
電車男
リンダ リンダ リンダ
交渉人 真下正義
亀は意外と速く泳ぐ
カミュなんて知らない
火火
この胸いっぱいの愛を
かもめ食堂
ゲルマニウムの夜
子ぎつねヘレン
そうかもしれない
疾走
紀子の食卓
あおげば尊し
雪に願うこと
大停電の夜に
赤い鯨と白い蛇
空中庭園
北の零年
THE 有頂天ホテル
パッチギ!
ローレライ
阿修羅城の瞳
戦国自衛隊1549
劇場版.鋼の錬金術師/シャンバラを征く者
恋するトマト
亡国のイージス
容疑者室井慎次
蝉しぐれ
春の雪
ALWAYS 三丁目の夕日
男たちの大和 YAMATO
間宮兄弟
フラガール
夜のピクニック
ゲド戦記
佐賀のがばいばあちゃん
松ヶ根乱射事件
燃ゆるとき The Excellent Company
初恋
魂萌え!
地下鉄(メトロ)に乗って
不撓不屈
神童
市川崑物語
ゆれる
酒井家のしあわせ
アヒルと鴨のコインロッカー
長い散歩
あかね空
嫌われ松子の一生
愛の流刑地
博士の愛した数式
県庁の星
明日の記憶
花よりもなほ
バルトの楽園(ガクエン)
花田少年史/幽霊と秘密のトンネル
UDON
日本沈没
出口のない海
涙そうそう
手紙
椿山課長の七日間
武士の一分
殯の森
犯人に告ぐ
Life 天国で君に逢えたら
どろろ
母べえ
マリと子犬の物語
クロサギ
大日本人
ユメ十夜
しゃべれども しゃべれども
天然コケッコー
象の背中
夕凪の街 桜の国
憑神
包帯クラブ
人のセックスを笑うな
遠くの空に消えた
転校生 -さよなら あなた-
サイドカーに犬
腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
河童のクゥと夏休み
北辰斜にさすところ
プライド in ブルー
クローズド・ノート
めがね
0(ゼロ)からの風
めがね(二回目)
それでもボクはやってない
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
俺は君のためにこそ死ににいく
釣りバカ日誌18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束
HERO
ALWAYS 続・三丁目の夕日
点と線(TVM)
山のあなた 徳市の恋
ザ・マジックアワー
クライマーズ・ハイ
崖の上のポニョ
イキガミ
私は貝になりたい(2008年版)
誰も守ってくれない
相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿
西の魔女が死んだ
劔岳 点の記
アキレスと亀
ラストゲーム 最後の早慶戦
ICHI
感染列島
春よこい
その日のまえに
石内尋常高等小学校 花は散れども
ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌
まぼろしの邪馬台国
禅 ZEN
ホノカア・ボーイ
山桜
グーグーだって猫である
犬と私の10の約束
おっぱいバレー
旭山動物園物語
明日への遺言
おくりびと
今度は愛妻家
ヘブンズ・ドア
60歳のラブレター
釣りキチ三平
幼獣マメシバ
真夏のオリオン
蟹工船
重力ピエロ
築城せよ!
ゼロの焦点(リメイク)
ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~
余命1ヶ月の花嫁
劔岳 点の記 標高3000メートル 激闘の873日
沈まぬ太陽
空気人形
風が強く吹いている
火天の城
パンドラの匣
花のあと
春との旅
わたし出すわ
誘拐ラプソディー
南極料理人
笑う警官
なくもんか
ディア・ドクター
おとうと(リメイク)
告白
RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語
悪人
BOX 袴田事件 命とは
孤高のメス
十三人の刺客
キャタピラー
ゲゲゲの女房
オカンの嫁入り
東京島
武士の家計簿
桜田門外の変
日輪の遺産
ステキな金縛り
海炭市叙景
京都太秦物語

八日目の蝉
阪急電車 片道15分の奇跡
奇跡
東京オアシス
一枚のハガキ
セカンドバージン
ツレがウツになりまして
小川の辺
かぞくのくに
あなたへ
桐島、部活やめるってよ

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ascapapa

Author:ascapapa
「アスカ・スタジオ」の映画レビューをカテゴリにリンクし、2011/9/1以降はこちらで継続します。

鑑賞記を書いた洋画
年代順

月世界旅行
散り行く花
戦艦ポチョムキン
オペラの怪人
チャップリンの黄金狂時代
第七天国
メトロポリス
ジャズ・シンガー
つばさ
四人の息子
恐喝(ゆすり)
西部戦線異状なし
モロッコ
嘆きの天使
制服の処女
街の灯
巴里の屋根の下
民衆の敵
海の底
間諜X27
会議は踊る
グランド・ホテル
自由を我等に
にんじん
巴里祭
生活の設計
或る夜の出来事
商船テナシティー
ターザンの復讐
暗殺者の家
ミモザ館
女だけの都
三十九夜
地の果てを行く
戦艦バウンティ号の叛乱
外人部隊
未完成交響曲
間諜最後の日
永遠の戦場
我等の仲間
オペラハット
大いなる幻影
望郷
第3逃亡者
失はれた地平線
ブルグ劇場
歴史は夜作られる
白雪姫
バルカン超特急
舞踏会の手帖
我が家の楽園
少年の町
霧の波止場
赤ちゃん教育
グレート・ワルツ
ラ・マルセイエーズ
四人の復讐
格子なき牢獄
ターザンの猛襲
大平原
スミス都へ行く
ボー・ジェスト
ニノチカ
オズの魔法使
旅路の果て
ゲームの規則
若き日のリンカン
コンドル
駅馬車
フィラデルフィア物語
民族の祭典/美の祭典
美女ありき
ミュンヘンへの夜行列車
海外特派員
北西騎馬警官隊
哀愁
怒りの葡萄
偽りの花園
ミニヴァー夫人
ヨーク軍曹
群衆
幽霊紐育を歩く
ダンボ
タバコ・ロード
疑惑の影
心の旅路
打撃王
郵便配達は二度ベルを鳴らす
スイングホテル
カサブランカ
逃走迷路
キューリー夫人
ターザンの凱歌
サハラ戦車隊
自由への闘い
ガス燈
救命艇
毒薬と老嬢
我が道を往く
飾窓の女
ローラ殺人事件
ウィルソン
脱出
若草の頃
深夜の告白
錨を上げて
失われた週末
シーザーとクレオパトラ
白い恐怖
ブルックリン横丁
アメリカ交響曲
第七のヴェール
楽聖ショパン
鉄路の斗い
聖メリーの鐘
ヘンリィ五世
南部の人
運命の饗宴
大いなる遺産
荒野の決闘
戦火のかなた
鉄腕ターザン/
美女と野獣
三つ数えろ
ラインの監視
我等の生涯の最良の年
肉体と幻想
ギルダ
靴みがき
小間使の日記(ジャン・ルノワール)
浜辺の女
ジョルスン物語
黒水仙
石の花
淑女と拳骨
凸凹お化け騒動
肉体の悪魔
パラダイン夫人の恋
三十四丁目の奇跡
紳士協定
犯罪河岸
上海から来た女
影なき殺人
海の牙
愛の調べ
断崖
緑のそよ風
逢びき
落ちた偶像
凱旋門
皇帝円舞曲
自転車泥棒
ジャンヌ・ダーク
情婦マノン
ターザンの黄金
凸凹海軍の巻
凸凹スパイ騒動
にがい米
イースター・パレード
赤い河
アンナ・カレニナ
ロープ
揺れる大地
黄金
キー・ラーゴ
あのアーミン毛皮の貴婦人
ママの想い出
三人の名付親
汚名
女相続人
ハムレット
踊る大紐育
オール・ザ・キングスメン
頭上の敵機
テキサス決死隊
ショックプルーフ
ピンキー
硫黄島の砂
神々の王国
黄色いリボン
三人の妻への手紙
北ホテル
若草物語
イヴの総て
わが谷は緑なりき
リオ・グランデの砦
ミラノの奇蹟
輪舞
オルフェ
裁きは終りぬ
舞台恐怖症
ウィンチェスター銃73
赤い靴
花嫁の父
アフリカの女王
パルムの僧院
ホフマン物語
マルタの鷹
見知らぬ乗客
欲望という名の電車
革命児サパタ
肉体の冠
愛人ジュリエット

怒りの河
大いなる夜
地球の静止する日
ベリッシマ
サンセット大通り
邪魔者は殺せ
黄昏(51)
巴里の空の下セーヌは流れる
レベッカ
第三の男
南海の劫火
真昼の決闘
ショウ・ボート
夜ごとの美女
ノックは無用
赤い風車
モンキー・ビジネス
チャップリンの殺人狂時代
天井桟敷の人々
ライムライト
ボルジア家の毒薬
誰がために鐘は鳴る
禿鷹は飛ばず
猛獣大陸
征服への道
禁じられた遊び
ターザンと巨像の襲撃
探偵物語
私は告白する
ナイアガラ
紳士は金髪がお好き
タイタニックの最期
終着駅
艦長ホレーショ
ベルリン陥落
ダニー・ケイの牛乳屋
外套と短剣
静かなる男
盗賊王子
文化果つるところ
地上最大のショウ
ハリケーン
七つの大罪
シンデレラ姫
キリマンジャロの雪
地球最後の日
銅の谷
情炎の女サロメ
宇宙戦争(1953年のオリジナル)
クォ・ヴァディス
風と共に去りぬ
シェーン
世紀の祭典
キング・コング
楽園に帰る
封鎖作戦/忘れられた人々
地上(ココ)より永遠(トワ)に
浮気なカロリーヌ
虹の世界のサトコ
波止場
しのび逢い
帰らざる河
第十一監房の暴動
世代
宇宙水爆戦
第十七捕虜収容所
ダイヤルMを廻せ!
嘆きのテレーズ
夏の嵐
聖衣
バリ島珍道中
グレン・ミラー物語
バラントレイ郷
エヴェレスト征服
白い馬
アパッチ砦
雨に濡れた欲情
ジュリアス・シーザー
素晴らしき哉、人生!
バグダッドの黄金
王者の剣
サスカチワンの狼火
月蒼くして
モガンボ
兄弟はみな勇敢だった
限りなき追跡
燃える幌馬車
ブラボー砦の脱出
ローマの休日
世界を彼の腕に
アンデルセン物語
魔術の恋
アンリエットの巴里祭
三つの恋の物語
壮烈カイバー銃隊
百万長者と結婚する方法
大アマゾンの半魚人
腰抜け二挺拳銃の息子
円卓の騎士
海賊黒ひげ
黒い絨毯
ジョニイ・ダーク
スーダンの砦
陽気なドンカミロ
十二哩の暗礁の下に
外人部隊(リメイク版)
土曜は貴方に
巴里のアメリカ人
放射能X
あの手この手(洋画)
カーニバルの女
巨象の道
サムソンとデリラ
炎と剣
ケイン号の叛乱
デミトリアスと闘士
怪僧ラスプーチン
掠奪された七人の花嫁
O.K.ネロ
街の野獣
麗しのサブリナ
陽のあたる場所
モダン・タイムス
フォルウォスの黒楯
七つの海の狼
青い麦
悪の花園
ホワイト・クリスマス
現金に手を出すな
七年目の浮気
慕情
フレンチ・カンカン
パンと恋と夢
底抜け西部へ行く
見知らぬ人でなく

ヴェラクルス
キッスで殺せ!
夏の夜は三たび微笑む
天はすべて許し給う
ララミーから来た男
奇跡(丁抹)
長い灰色の線
エジプト人
異教徒の旗印
砂漠は生きている
ブリガドーン
雨に唱えば
王家の谷
トコリの橋
ロミオとジュリエット
折れた槍
ユリシーズ
バルテルミーの大虐殺
裏窓
ショウほど素敵な商売はない
オズの魔法使
スタア誕生
前科者
裸の女王
宇宙征服
恐怖の報酬
銀の盃
情事の終り
赤いベレー
蝶々夫人
不良少女モニカ
埋もれた青春
ホブスンの婿選び
文なし横丁の人々
百万ドルの人魚
緑の火エメラルド
喝采
裸足の伯爵夫人
これがシネラマだ
戦略空軍命令
甦る熱球
我が心に君深く
悪魔のような女
ドンカミロ頑張る
お若いです
青い大陸
足ながおじさん
泥棒成金
ファンタジア
旅情
エデンの東
緑の魔境
海底2万哩
わが青春のマリアンヌ
わんわん物語
心のともしび
殺意の瞬間
地下水道
追想(1956年.米)
友情ある説得
間違えられた男
戦艦シュペー号の最後
八十日間世界一周
現金に体を張れ
お茶と同情
枯葉
抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-
素直な悪女
ベニイ・グッドマン物語
バンド・ワゴン
ミスタア・ロバーツ
恋愛準決勝戦
トロイのヘレン
ダニー・ケイの黒いキツネ
われら巴里ツ子
ハリーの災難
去り行く男
征服者
海賊船
腰抜け二挺拳銃
密輸空路
洪水の前
青春の祭典
ピクニック
リチャード三世
必死の逃亡者
アメリカの戦慄
水着の女王
雨のランチプール
野郎どもと女たち
愛情物語
暁の出撃
非常線
ガラスの靴
滅びゆく大草原
豪族の砦
理由なき反抗
黄金の腕
ナポレオン
愛の終着駅
美しき想い出
アレキサンダー大王
空と海の間に
知りすぎていた男
灰色の服を着た男
恋愛時代
捜索者
白鳥
底抜けニューヨークの休日
夜は夜もすがら
空中ぶらんこ
禁断の惑星
赤い風船
沈黙の世界
悪者は地獄へ行け
オセロ
ラスヴェガスで逢いましょう
白鯨
上流社会
女の平和
王様と私
攻撃
情け無用の街
誇り高き男
居酒屋

回転木馬
傷だらけの栄光
バス停留所
ヘッドライト
ユタから来た男
朝な夕なに
悲しみよこんにちは
間奏曲
十戒
南部の反逆者
野いちご
灰とダイヤモンド
めぐり逢い
レ・ミゼラブル
汚れなき悪戯
二都物語
カビリアの夜
白夜
成功の甘き香り
夜の豹
白い砂
宿命
失われたものゝ伝説
決断の3時10分
夕暮れのとき
聖女ジャンヌ・ダーク
王子と踊子
胸に輝く星
翼に賭ける命
奥様ご用心
愛情の花咲く樹
OK牧場の決斗
オクラホマ!
黒い牡牛
殺人狂想曲
死刑台のエレベーター
思春期の感情
ジャイアンツ
戦場にかける橋
戦争と平和(米)
太陽の帝国
翼よあれが巴里の灯だ/
殿方御免遊ばせ
ノートルダムのせむし男
ヴァイキング
パリの恋人
巴里の不夜城
昼下りの情事
フランケンシュタインの逆襲
炎の人ゴッホ

屋根
ロケット・パイロット
八月十五夜の茶屋
熱いトタン屋根の猫
西部の人
鉄道員
武器よさらば
南太平洋
私は死にたくない
野ばら
大いなる西部
老人と海
モンパルナスの灯
恋の手ほどき
吸血鬼ドラキュラ
長く熱い夜
恋人たち
左きゝの拳銃
手錠のままの脱獄
愛する時と死する時
黒い罠
裸者と死者
旅路
群衆の中の一つの顔
最後の楽園
サヨナラ
青春物語
世界の楽園
Z旗あげて
突撃
マーティ
めまい
情婦
女優志願
アンネの日記
五つの銅貨
お熱いのがお好き
十二人の怒れる男
白銀は招くよ!ザイラーと12人の娘
類人猿ターザン
尼僧物語
ベン・ハー(1959年/1926年)
或る殺人
勝手にしやがれ
緑の館
夜を楽しく
甘い生活
ワーロック
刑事
リオ・ブラボー
渚にて
地底探険
夜行列車
ガンヒルの決斗
悲しみは空の彼方に
騎兵隊
大人は判ってくれない
黒いオルフェ
バスカヴィル家の犬
北北西に進路を取れ
アパートの鍵貸します
サイコ
ターザン大いに怒る
ハバナの男
ラインの仮橋
オーシャンと十一人の仲間
スパルタカス
情事
荒野の七人
スリ(掏摸)
地下鉄のザジ
バファロー大隊
許されざる者(ジョン・ヒューストン監督)
恋をしましょう
アラモ
雨のしのび逢い
荒れ狂う河
若者のすべて
かくも長き不在
太陽がいっぱい
チャップリンの独裁者
イタリア式離婚狂想曲
ウエスト・サイド物語
処女の泉
エル・シド
草原の輝き
ニュールンベルグ裁判
荒馬と女
ハスラー
野望の系列
夜の終りに
馬上の二人
勝負をつけろ
さよならをもう一度
ナバロンの要塞
ティファニーで朝食を
アラバマ物語
史上最大の作戦
パラダイス
突然炎のごとく
終身犯
何がジェーンに起ったか?
長距離ランナーの孤独
枢機卿
恐怖の岬
リバティ・バランスを射った男
ラ・ジュテ
世界残酷物語
フランス式十戒
西部開拓史
昼下がりの決斗
ロリータ
007ドクター・ノオ(第1作)
アラビアのロレンス
シベールの日曜日
シャレード
007ロシアより愛を込めて(第2作)
第七の封印
大脱走
地下室のメロディ

ブーベの恋人
クレオパトラ
スペンサーの山
逆転
鬼火
あなただけ今晩は
予期せぬ出来事
8 1/2
暴行
山猫
軽蔑
野のユリ
小間使の日記
昨日・今日・明日
トム・ジョーンズの華麗な冒険
パリで一緒に
幸福(シアワセ)
シェルブールの雨傘
007ゴールドフィンガー(第3作)
メリー・ポピンズ
H・G・ウェルズのSF月世界探検
サーカスの世界
わらの女
荒野の用心棒
マーニー
その男ゾルバ
質屋
博士の異常な愛情
ローマ帝国の滅亡
マイ・フェア・レディ
コレクター
007/サンダーボール作戦(第4作)
素晴らしきヒコーキ野郎
ナック
熊座の淡き星影
反撥
いそしぎ
サウンド・オブ・ミュージック
市民ケーン
天地創造
ドクトル・ジバゴ
ミクロの決死圏
わが命つきるとも
恐竜100万年
砲艦サンパブロ
戦争と平和(ソ連)
男と女
華氏451
続・夕陽のガンマン
バニー・レークは行方不明
パリは燃えているか
恋人よ帰れ!わが胸に
エル・ドラド
引き裂かれたカーテン
おしゃれ泥棒
暗くなるまで待って
007は二度死ぬ(第5作)
ターザンと断崖の怒り
昼顔
墓石と決斗
冒険者たち
俺たちに明日はない
いつも心に太陽を
伯爵夫人
いつも2人で
戦う幌馬車
みじかくも美しく燃え
ある戦慄
特攻大作戦
少女ムシェット
招かれざる客
卒業
猿の惑星
2001年宇宙の旅
個人教授
レマゲン鉄橋
ファニー・ガール
荒鷲の要塞
if もしも…
さらば友よ
ブリット
カラマーゾフの兄弟
ローズマリーの赤ちゃん
冬のライオン
明日に向って撃て!
真夜中のカーボーイ
勇気ある追跡
イージー・ライダー

チップス先生さようなら
ワイルドバンチ
影の軍隊
女王陛下の007(第6作)
ワーテルロー
シシリアン
ハロー・ドーリー!
ある愛の詩
ひまわり
ライアンの娘
M★A★S★H/マッシュ
いちご白書
リオ・ロボ
ロバと王女
ボルサリーノ
シャーロック・ホームズの冒険
雨の訪問者
バットン大戦車隊
チャイコフスキー
フェリーニの道化師
マクベス
007ダイヤモンドは永久に(第7作)
不思議な村
ラスト・ショー
小さな恋のメロディ
ベニスに死す
ジョニーは戦場へ行った
時計じかけのオレンジ
ダーティハリー

ニコライとアレクサンドラ
フレンチ・コネクション
コールガール
パリは霧にぬれて
アンドロメダ
屋根の上のバイオリン弾き
ゴッドファーザー
マルシカの金曜日
ラスト・タンゴ・イン・パリ
ポセイドン・アドベンチャー
リスボン特急
惑星ソラリス
フォロー・ミー
叫びとささやき
狼は天使の匂い
フレンジー
キャバレー
ラスト・タンゴ・イン・パリ
大列車強盗
エクソシスト
激突!
スティング
ルシアンの青春
スケアクロウ
追憶
ペーパー・ムーン
戒厳令
007/死ぬのは奴らだ(第8作)
暗黒街のふたり
パピヨン
ジャッカルの日
アメリカン・グラフティ
オリエント急行殺人事件
007黄金銃を持つ男(第9作)
タワーリング・インフェルノ
ザッツ・エンタテインメント
アリスの恋
華麗なるギャッビー
ハリーとトント
チャイナタウン
約束の土地
続・激突!/カージャック
フロント・ページ
マーラー
ゴッドファーザーpart2
JAWS ジョーズ
ナッシュビル
カッコーの巣の上で
旅芸人の記録
デルス・ウザーラ
さらば愛しき女よ
アデルの恋の物語
追想(1975年.仏)
バリー・リンドン
風とライオン
キャリー
ラストコンサート
ザッツ・エンタテインメントPART2
大統領の陰謀
タクシードライバー
ミッドウェイ
ファミリー・プロット
1900年
愛のメモリー
オーメン(オリジナル)
カサンドラ・クロス
ロッキー
シンドバッド虎の目大冒険
007私を愛したスパイ(第10作)
ジュリア
アニー・ホール
大理石の男
愛と喝采の日々
未知との遭遇
リトル・モー
ディア・ハンター
原子力潜水艦浮上せず
ミッドナイト・エクスプレス
秋のソナタ
木靴の樹
地獄の黙示録
007ムーンレイカー(第11作)
チャンプ
テス
ブリキの太鼓
エイリアン
マッドマックス
オール・ザット・ジャズ
チャンス
華麗なる相続人
チャイナ・シンドローム
クレイマー、クレイマー
レイジング・ブル
フェーム
エレファント・マン
女の都
歌え!ロレッタ愛のために
シャイニング
勝利への脱出
青い珊瑚礁
黄昏
フランス軍中尉の女
白いドレスの女
007/ユア・アイズ・オンリー(第12作)
危険なささやき
E.T.
愛と青春の旅だち
評決
ブレードランナー
48時間
アニー
ガンジー
デストラップ・死の罠
ファニーとアレクサンデル
遊星からの物体X
ダントン
007ネバーセイ・ネバーアゲイン
戦場のメリークリスマス
氷壁の女
007/オクトバシー(第13作)
愛と追憶の日々
フラッシュダンス
アマデウス
ターミネーター
インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
インドへの道
プロジェクトA
プレイス・イン・ザ・ハート
シテール島への船出
薔薇の貴婦人
西太后
愛と哀しみの果て
コーラスライン
バック・トゥ・ザ・フューチャー
未来世紀ブラジル
007/美しき獲物たち(第14作)
カイロの紫のバラ
赤毛のアン
プラトーン
ブルーベルベット
危険な情事
ベルリン・天使の詩
月の輝く夜に
ウォール街
アンタッチャブル
007/リビング・デイライツ(第15作)
影なき男
紅いコーリャン
さよなら子供たち
子供たちの王様
7月4日に生まれて
ダイ・ハード
第七の予言
レインマン
バード
告発の行方
ワーキング・ガール
霧の中の風景
グラン・ブルー(完全版)
懺悔
インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
オールウェイズ
サファリ殺人事件
ニューシネマ・パラダイス
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
フィールド・オブ・ドリームス
メジャー・リーグ
グローリー
五月のミル
007/消されたライセンス(第16作)
ゴースト・ニューヨークの幻
ダイ・ハード2
ダンス・ウイズ・ウルブス
ドライビング Miss デイジー
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3
レッド・オクトバーを追え
48時間PART2/帰って来たふたり
推定無罪
プロヴァンス物語/マルセルの夏
プロヴァンス物語/マルセルのお城
菊豆(チュイトウ)
シラノ・ド・ベルジュラック
ゴッドファーザーpart3
ターミネーター2
羊たちの沈黙
テルマ&ルイーズ
フライド・グリーン・トマト
ターミネーター・シリーズ
髪結いの亭主
氷の微笑
プリティ・リーグ
ザ・プレイヤー
セント・オブ・ウーマン/夢の香り
インドシナ
許されざる者(クリント・イーストウッド作品)
チャーリー
クリフハンガー
ジュラシック・パーク
逃亡者
ピアノ・レッスン
ザッツ・エンタテインメントPART3
フィラデルフィア
さらば、わが愛 覇王別姫
トゥームストーン
ジェロニモ
日の名残り
青いパパイヤの香り
失踪
ペリカン文書
めぐり逢えたら
シンドラーのリスト
スピード
スペシャリスト
ライオン・キング
ショーシャンクの空に
エド・ウッド
レオン
ショート・カッツ
パルプ・フィクション
フォレスト・ガンプ 一期一会
イル・ポスティーノ
激流(米)
太陽に灼かれて
薔薇の素顔
蜘蛛女
ショーガール
マディソン郡の橋
ダイ・ハード3
ブレイブハート
アポロ13
黙秘
007/ゴールデンアイ(第17作)
デッドマン・ウォーキング
コピー・キャット
真実の行方
デイライト
陽のあたる教室
ブラス!
マーズ・アタック!
イングリッシュ・ペイシェント
身代金
私家版
陪審員
世界中がアイ・ラヴ・ユー
浮き雲
天使の贈りもの
セブン
ブロークン・アロー
悪魔のような女(リメイク版)
ノートルダムの鐘
エアフォース・ワン
ハムレット(1997)
ピースメーカー
フルモンティ
ポストマン
乱気流タービュランス
コレクター1997
スター・ウォーズ/4/新たなる希望
スター・ウォーズ/5/帝国の逆襲
スター・ウォーズ/6/ジェダイの帰還
G.I.ジェーン
エイリアン4
桜桃の味
ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
007/トゥモロー・ネバー・ダイ(18作)
Queen Victria 至上の恋
恋するシャンソン
インデペンデンス・デイ
始皇帝暗殺
6デイズ/7ナイツ
恋におちたシェイクスピア
アルマゲドン
シン・レッド・ライン
永遠と一日
タイタニック
アミスタッド
グッド・ウイル・ハンティング/旅立ち
恋愛小説家
ディープ・インパクト
L.A.コンフィデンシャル
プライベート・ライアン
グリーンマイル
マトリックス
マルコヴィッチの穴
タイムトラベラー/昨日から来た恋人
スター・ウォーズ/1/ファントム・メナス
アメリカン・ビューティー
オール・アバウト・マイ・マザー
うつくしい人生
将軍の娘、エリザベス・キャンベル
007/ワールド・イズ・ノット・イナフ
遠い空の向こうに
シュリ
アイズ ワイド シャット
初恋のきた道
トラフィック
グリーン・ディスティニー
岸辺のふたり
スペース カウボーイ
グラディエーター
ファンタジア2000
ミュージック・オブ・ハート
キャスト・アウェイ
チョコレート
ハンニバル
海辺の家
A.I.
猟奇的な彼女
ムーラン・ルージュ
マーサの幸せレシピ
息子の部屋
ゴスフォード・パーク
バニラ・スカイ
パール・ハーバー
アメリ
PLANET OF THE APES 猿の惑星
サハラに舞う羽根
ボーン・アイデンティティー
オールド・ルーキー
過去のない男
Sweet Sixteen
北京ヴァイオリン
ジャスティス
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
きみの帰る場所アントワン・フィッシャ
007/ダイ・アナザー・デイ(第20作)
アマデウス(ディレクターズ・カット版)
プロフェシー
ショパン愛と哀しみの旋律
息子のまなざし
ショパン愛と哀しみの旋律(再見)
ロード・オブ・ザ・リング
ビューティフル・マインド
光の旅人 K-PAX/
ブラックホーク・ダウン
アザーズ
スパイダー/
パニック・ルーム
スパイダーマン/
少林サッカー
スコーピオン・キング/
ワンス・アンド・フォーエバー
マジェスティック/
メン・イン・ブラック2/
スター・ウォーズ/2/クローンの攻撃
タイムマシン
アイ・アム・サム/
インソムニア
サイン
ロード・トゥ・パーディション
チェンジング・レーン
マイノリティ・リポート/
マトリックス・リローデッド/
マトリックス・レポリューションズ
10日間で男を上手にフル方法
ティアーズ・オブ・ザ・サン
キル・ビル
ヘブン・アンド・アース
閉ざされた森
ニューオーリンズ・トライアル
マザー・テレサ
インファナル・アフェアⅢ終局無間
ポロック 2人だけのアトリエ
トスカーナの休日
ピエロの赤い鼻
サラバンド
ディープ・ブルー
父、帰る
殺人の追憶
ジェームズ・キャメロンのタイタニックの秘密
ギャング・オブ・ニューヨーク
戦場のピアニスト
ロード・オブ・ザ・リング二つの塔
レッド・ドラゴン/
シカゴ
めぐりあう時間たち/
アバウト・シュミット/
二重スパイ
ザ・コア
ターミネーター3
パイレーツ・オブ・カリビアン呪われた海賊タチ
HERO 英雄
永遠のマリア・カラス/
マッチスティック・メン
アイデンティティ
ラスト・サムライ
キル・ビル Vol.2
パッション
2046
スイミング・プール
ヴァン・ヘルシング
スパイダーマン2
キング・アーサー
Ray/レイ
きみに読む物語
ターミナル
Shall we Dance?
ラヴェンダーの咲く庭で
ヒトラー ~最期の12日間~
私の頭の中の消しゴム
力道山
うつせみ
ホテル・ルワンダ
クラッシュ
こんなに近く、こんなに遠く
モディリアーニ 真実の愛
エコール
ホワイト・ライズ
エターナル・サンシャイン
NOEL ノエル
大統領の理髪師
コーラス
五線譜のラブレター DE-LOVELY
メリンダとメリンダ
ココシリ
あるいは裏切りという名の犬
エレニの旅
ファインディング・ニモ/
ミスティック・リバー
タイムライン
シービスケット
ロード・オブ・ザ・リング王の帰還
マスター・アンド・コマンダー
トロイ
デイ・アフター・トゥモロー/
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
華氏911
砂と霧の家
スター・ウォーズ/3/シスの復讐
コンスタンティン
チャーリーとチョコレート工場
ハリー・ポッターと炎のゴブレット(第4作)
Mr.&Mrs.スミス
フライトプラン
SAYURI
戦場のアリア
白バラの祈りゾフィー・ショル最期の日々
ミュンヘン
PROMISE
ルワンダ 流血の4月
マッチポイント
太陽
四月の雪
ブロークバック・マウンテン
カポーティ
ルワンダの涙
サバイバル・アイランド
バットマン ビギンズ
ウエディング・クラッシャーズ
世界最速のインディアン
ウォーク・ザ・ライン/君につづく道
ディック&ジェーン 復讐は最高!
皇帝ペンギン
約束の旅路
上海の伯爵夫人
ある子供
ネバーランド
オペラ座の怪人
アレキサンダー
ロング・エンゲージメント
アビエイター
キングダム・オブ・ヘブン
炎のメモリアル
ミリオンダラー・ベイビー
宇宙戦争
シンデレラマン
オリバー・ツイスト
SPIRIT
ポセイドン
グエムル-漢江の怪物
ユナイテッド93
麦の穂をゆらす風
イルマーレ
M:i:Ⅲ
マリー・アントワネット
今宵、フィッツジェラルド劇場で
プラダを着た悪魔
ホリデイ
ディパーテッド
リトル・ミス・サンシャイン
クィーン
敬愛なるベートーヴェン
007/カジノ・ロワイヤル(第21作)
女帝[エンペラー]
ラストキング・オブ・スコットランド
オーメン(レメイク)
長江哀歌
街のあかり
夜顔
バンズ・ラビリンス
サルバドールの朝
サラエボの花
デイジー
映画の巨人ジョン・フォード
さらば、ベルリン
インサイド・マン
善き人のためのソナタ
落下の王国
キングコング
単騎、千里を走る。
南極物語(2006年アメリカ映画[リメイク])
ダ・ヴィンチ・コード
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
ワールド・トレード・センター
父親たちの星条旗
硫黄島からの手紙
ヘアスプレー
ダイ・ハード4.0
アメリカン・ギャングスター
エリザベス・ゴールデン・エイジ
魔法にかけられて
最高の人生の見つけ方
奇跡のシンフォニー
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(5作)
パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
スパイダーマン3
トランスフォーマー
エディット・ピアフ~愛の讃歌~
レミーのおいしいレストラン
潜水服は蝶の夢を見る
ライラの冒険 黄金の羅針盤
アース
ヒトラーの贋札
モンゴル
ノーカントリー
レンブラントの夜警
ラスト、コーション
つぐない
シークレット・サンシャイン
ペルセポリス
ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記
わが教え子、ヒトラー
12人の怒れる男
ラフマニノフ ある愛の調べ
告発のとき
きつねと私の12か月
予感
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
そして、私たちは愛に帰る
その土曜日、7時58分
扉をたたく人
ザ・ムーン
パニック・エレベーター
水の中のつぼみ
3時10分、決断のとき
いつか眠りにつく前に
湖のほとりで
戦場のレクイエム
ラフマニノフある愛の調べ
千年の祈り
テラビシアにかける橋
幸せのちから
パフューム ある人殺しの物語
ドリームガールズ
ブラッド・ダイヤモンド
バベル
プレステージ
ミス・ポター
幸せのレシピ
グッド・シェパード
ダークナイト
ハプニング
最後の初恋
ワルキューレ
レッドクリフ(Part I)
スラムドッグ$ミリオネア
紀元前1万年
HOME 空から見た地球
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
センター・オブ・ジ・アース
ブッシュ
マンマ・ミーア!
チェンジリング
ブーリン家の姉妹
地球が静止する日
フロスト×ニクソン
クローバーフィールド/HAKAISHA
チェイサー
パッセンジャーズ
HACHI 約束の犬
グラン・トリノ
オーストラリア
花の生涯 梅蘭芳
クララ・シューマン 愛の協奏曲
愛を読むひと
ミルク
007/慰めの報酬(第22作)
ハリー・ポッターと謎のプリンス(第6作)
エーゲ海の誘惑
ハート・ロッカー
息もできない
パリ20区、僕たちのクラス
戦場でワルツを
牛の鈴音
プッチーニの愛人
レッドクリフ PartⅡ未来への最終決戦
天使と悪魔
母なる証明
ターミネーター4
2012
カールじいさんの空飛ぶ家
スター・トレック
アバター(2D字幕版)
シャーロック・ホームズ
第9地区
シャッターアイランド
オーケストラ!
カティンの森
NINE
インビクタス 負けざる者たち
フェアウェル さらば、哀しみのスパイ
十七歳の肖像
Disney's クリスマス・キャロル
しあわせの隠れ場所
ヤコブへの手紙
愛の勝利を ムッソリーニを愛した女
ベンジャミン・バトン 数奇な人生
ローマ、愛の部屋
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
ソーシャル・ネットワーク
英国王のスピーチ
黒く濁る村
ブラック・スワン
ガリバー旅行記
蜂蜜
マーラー 君に捧げるアダージョ
ブンミおじさんの森
サンクタム
ロシアン・ルーレット
光のほうへ
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
猿の惑星:創世記(ジェネシス)
ハンナ
ミッドナイト・イン・パリ
ニーチェの馬
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
J・エドガー
ヒューゴの不思議な発明
メリエスの素晴らしき映画魔術
戦火の馬
別離
ル・アーヴルの靴みがき
最強のふたり
アーティスト
アルゴ