しあわせの隠れ場所

心温まる映画だった。その裏側で、今どきこの様な善意に充ち満ちた家族が、本当にあるのだろうか?と驚嘆した事も事実である。しかしそれは本当だったと、エンディングで証明されて二度目の驚嘆をした。
ホームレス少年オアーの後見人にまでなるリー・アンの献身ぶりには痛く感動する。それに輪を掛けるのが、夫と二人の子供の共鳴せる行動である。殊に、S・Jなる男の子が実に微笑ましい。
こんなに、あまりにも恵まれ過ぎたオアーなのに!。ある噂を耳にして突然!…。という現象は、昨夜始まった大河ドラマの清盛も辿った道。山を越え、谷に降り、仰ぐ彼方に浮かぶ白い雲を目指して再び峠を目指す。それが人生なんだと教えられた映画でもあった。
【私の評価】意欲ある佳作。
【私の好み度(①好む。②好む方。③普通。④嫌な方。⑤嫌)】→②。
2009年(10公開)(2011/12/27TV録画観賞=初見).米(WB)[監督]ジョン・ハンコック[撮影]アラー・キヴスロ[音楽]カーター・パーウェル[主な出演者★=好演☆=印象]★サンドラ・ブロック。☆クイント・アーロン。ティム・マッグロウ。リリー・コリンズ。☆ジェイ・ヘッド。キャシー・ベイツ。レイ・マッキノン[原題]THE BLIND SIDE[上映時間]2時間8分。
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