1955年公開邦画 My Best10

My映画鑑賞記Note Book No.4(トップ画像) を取り出して見ている。1955年公開映画My Best10選出のため。
1955年1月1日に大阪千日前アシベ劇場で見た大映2本立て「春の渦巻」「怪猫逢魔ケ辻」から、1956年2月13日に京都新京極SY京映で観た「われら巴里っ子」まで詰まる。
ピックアップして読む。懐かしい。映画が甦る。映画館内の有様まで。
「われら巴里っ子」の前に「映画と私」と題して拙文が記してあった。

(前略)私は生涯映画を見て楽しんで暮すつもりだ。(後略)と結んであった。
56年経つ。その通りの道を歩んでいる。楽しみの一つMy Best10選びを始めよう。
第1位
「野菊の如き君なりき」
何時見ても魂揺さぶる我が人生の師。

第2位
「夫婦善哉」
たよりにされる幸せもある。

第3位
「浮雲」
人間凝視の底力。

第4位
「男ありて」
頑張れ東北。がんばれ星野監督。
【1955年6月27日観賞記】
第5位
「生きものの記録」
映画終わる。暫く館内静寂。席を立つ人誰もなし。1955年11月26日。京極東宝での出来事だった。

第6位
「人間魚雷回天」
人間消耗品に非ず。生きる幸せに只感謝。

第7位
「ここに泉あり」
人生潤すクラシック。

第8位
「荒木又右衛門」
ものの道理は徹すべし。

第9位
「王将一代」
負けたらあかんで東京に。
【1955年10月6日観賞記】
第10位
「しいのみ学園」
体虐ぐも心育めり。

【次点】
「美しき歳月」
人を愛そう。花を愛でよう。
【1955年6月6日観賞記】
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