1961年の公開洋画 My Best10




【1】
まえがき
我が家のちっぽけなメイフラワー・ガーデン(↑)が賑やか。
ちょうど半世紀前のこの頃は、そんな余裕は皆無。高度経済成長に揉まれつつ念願の某国家試験に合格した喜びに浸った年末を思い出す。唯一の趣味である映画鑑賞を犠牲にした結果だったから。
ということで、この年の公開洋画はリアルタイムでは観られず。鑑賞本数も12本のみ。 My Best10に洩れた2本「ティファニーで朝食を」「ナバロンの要塞」も作品レベルは下位ランク作品とは僅差だ。
【2】
1961年公開洋画 My Best10【各画像クリックで本文】
第1位
「処女の泉」
何故感動するのか。この素朴な話に。

第2位
「ウエスト・サイド物語」
作品価値一際高く。レナード・バーンスタインの音楽。

第3位
「草原の輝き」
ラストで再び現れる手堅い演出

第4位
「荒野の七人」
出来映え佳いからこそ、リメイク気にならず。

第5位
「ラインの仮橋」
愛を画かせると実に巧いアンドレ・カイヤット監督。

第6位
「荒馬と女」
胸に迫るものを禁じ得ない別離と死。

第7位
「地下鉄のザジ」
解るよザジの気持ち。「地下鉄ナノニ何故地上ヲ走ル?」

第8位
「馬上の二人」
「マッチはある」。「葉巻がないのに」

第9位
「さよならをもう一度」
難無く纏まっている。大人の映画だ。

第10位
「雨のしのび逢い」
いゃ~、フランス語って美しい。愛の言葉だ。

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