男はつらいよ 柴又より愛をこめて

広島被爆67年。当日はTVに逢わせ黙祷を捧げる。男はつらいよシリーズのレビューもこれで第36作目。全体の3/4を消化した。まだ1/4残っている。歴史を感じる。ギネス認定の価値を感じる。
歴史といえば前回の「平清盛」は、ロンドン五輪女子マラソンの影響で、大河ドラマ史上最低の視聴率だったとか。私も録画したのを後から見たが「めちゃ…」という台詞には幻滅の悲哀を感じたなぁ。
閑話休題。
スマホどころか、携帯電話も無い時代だった。だが、トランシーバーはあったのだなぁ。私も使ったことがある。何十㎞隔てた地と通信出来た。
そんな時代に、あけみが家出。テレビにタコ社長が出る。泣いてばかりで…笑いを誘う。ということで寅さんの出番となるのだが、、。
「目玉小さい一人で23の瞳」と笑わせてくれる寅さんだったが、自転車まで登場。「二十四の瞳」のパロディと化しているのは稍不満。
でも式根島の学舎から洩れる小学唱歌「紅葉」には心拭われる。
笑いもある。「ミイラ取りがミイラになった」という言葉を、おばちゃん(三崎千恵子さん)と同時に発したのは光栄。
【私の評価】佳作。
【私の好み度(①好む。②好む方。③普通。④嫌な方。⑤嫌)】→②。
1985年(2012/7/28TV録画観賞=再見).日(松竹)[監督]山田洋次[撮影]高羽哲夫[音楽]山本直純[主な出演者★=好演☆=印象]渥美清。栗原小巻。★美保純。川谷拓三。倍賞千恵子。前田吟。吉岡秀雄。下条正巳。★三崎千恵子。☆太宰久雄。笠智衆。佐藤蛾次郎。田中隆三[上映時間]時間分。
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