ローズマリーの赤ちゃん(ブログDEロードショー参加)

ローズマリーを栽培していた頃がある。当時、花壇に野良猫が糞をして弱っていた。附近にローズマリーを育てたところ、猫が寄りつかなくなった。
ローズマリーが放つ何とも言えぬ香気に圧倒されたのだと思っている。今から思えば、妖気も放っていたかも?(笑)。
ミア・ファロー扮するローズマリー。もしかしたら彼女も自分の名と同じハーブの妖気にやられたのかもしれない。(冗談)
妖気を放つは隣のオババ。彼女のお節介には「千と千尋の神隠し」のオハバも「負けた」というかもしれない。(笑)

彼女が登場する都度、私は「あっ、またあのオババか、、」と、ぼやいていた。俗称オババ、役名ミニー・カスタベットに扮する役者は、ルース・ゴードン。(上記画像中央)
彼女がローズマリーにプレゼントしたネックレスからは、悪魔の胡椒と称するタニス草の臭い匂いが…。
ローズマリーと、俳優の夫ガイが入ったのは、あのジョン・レノンも住んで居たというダコタ・ハウス。

その一室では…。
タンスを動かした跡があったり、一つを除いて額を外してあったり、奇怪な形跡が残って居た。
入居後も、ガイのライバル役者が失明したり、隣人の耳たぶに穴が開いて居たり、6月28日出産と確定して居たり、ローズマリーに親切なハッチの手袋が片方紛失したり、夫が頑強に医師を変えさせなかったり、、、。
原因の分からぬもの、分かるもの、いろいろあって、ローズマリーは遂に……。
あの呪わしい悪魔の集いは、こんなローズマリーの妄想と信じつつ、異教の習わしに疎い私は、この辺りでペンを置くとしよう。
主として映像に頼らず、眼には見えぬ心理の世界で恐怖感を盛り立てたロマン・ポランスキー監督に敬意を表しつつ。
【私の評価】準佳作。
【私の好み度(①好む。②好む方。③普通。④嫌な方。⑤嫌)】→④。
1968年('69公開).(2012/8/27観賞=初見).米(パラマウント)[監督]ロマン・ポランスキー[撮影]ウィリアム・フレイカー[音楽]クリストファー・コメダ[主な出演者★=好演☆=印象]☆ミア・ファロー。ジョン・カサヴェテス。★ルース・ゴードン。シドニー・ブラックモーリス・エヴァンス。ラルフ・ベラミー。。。[原題]ROSEMARY'S BABY[上映時間]2時間17分。
追伸
こんな胡瓜だったが
その後も生育するので、その後菜園に移植した。
今朝(8/29)、菜園に行ったら実を付けていた。

撮影後、収穫する。今夜の食卓に登る予定。
もしかして、これも、ホラーかもしれない。(爆)
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