1957年の公開邦映画 My Best10
【1】
この年から鑑賞数が減少していく。その要因を次のように分析した。
①高度経済成長時代が酣となった。
↓
②質量共に過負荷な仕事に繋がった。
↓
③勤務を終えてから映画を観に行く環境と余力の減少。
↓
④休日には娯楽作で疲れを癒す事が多くなった。
↓
⑤未レビューの映画が多い要因でもあろう。
↓
未「青い山脈(リメイク)前編」=オリジナルの域遥か。
未「いとはん物語」=正月に観た大阪千日前アシベ劇場。
★「異母兄弟」=下述。
「うなぎとり」=童話的な不思議な魅力。
★「大阪物語」=下述。
「鳳城の花嫁」=日本映画初のシネマスコープに酔う。
「顔(岡田茉莉子主演)」=藤山直美の「顔」には及ばず。
「活弁物語」=滅び行く無声映画の悲哀出し得ず。
未「禁断の砂」=和製ブリジット・バルドーか。エロティシズム・オンリー。
「禁断の砂続編」=柳の下に泥鰌居ず。
未「くちづけ」=期待の割りには…川口浩&野添ひとみ。
★「蜘蛛巣城」=下述。
未「淑女夜河を渡る」=可も無し不可も無し。凡作。
★「純愛物語」=下述。
未「素足の娘」=水準に及ばずとも近い出来。
未「鮮血の人魚」=人魚鮮血に染まらず。
未「大忠臣蔵(松竹)」=水準作。
「大菩薩峠(全3部作の第1作)」=佳作。
「暖流」=最近レビュー済み。
「智恵子抄」=余りにも病的すぎる。
未「東京だよおっ母さん」=流行歌の映画化流行る。
★「東京暮色」=下述。
「東北の神武たち」=館内で湧いた失笑印象。
「土砂降り」=効果挙げる土砂降りシーン。
★「どん底」=下述。
「涙」=若尾文子、強印象。準佳作。
★「南極大陸」=下述。
★「爆音と大地」=下述。(未レビュー)
★「幕末太陽傳」=下述。
「挽歌」=原作読破後観賞。久我美子、強印象。
「白夜の妖女」=夏には銀幕賑わした怪談もの。
未「まだら蛇」=お馴染み銭形平次シリーズ。平凡。
「明治天皇と日露大戦争」=準佳作。
「女狐屋敷」=銭形平次シリーズでは上位作。
「夕凪」=この年大奮闘の若尾文子なれども。
★「雪国」=脳裏に刻む岸恵子。(何故か?未レビュー)
「夜の蝶」=もうひとつ。
★「喜びも悲しみも幾歳月」=下述。
---------------
【2】
「南極大陸」は、この年、南極大陸観測隊が昭和基地を開設したことから。「東京だよおっ母さん」は、島倉千代子の同名流行歌の大ヒットから生まれたことは言うまでもない。
私は相変わらず機関誌投稿は続けていたが、、この年のハイ・レベルな作品。今井正監督の「米」や、渋谷実監督の「気違い部落」などを見逃している。何時か観たいなぁ。
---------------
【3】
1957年の公開邦映画My Best10
第1位
「喜びも悲しみも幾歳月」
ガリ版機関誌に投稿していた時代の断片見つかる。【画像クリックで本文へ】

第2位
「どん底」
この頃は毎年、木下恵介監督と優秀作を競り合っていた黒澤明監督。この年は「どん底」と「蜘蛛巣城」の2作品で気を吐いたっけ。【画像クリックで本文へ】

第3位
「異母兄弟」
独断かも知れぬが此の映画で、田中絹代こそ日本映画史上のナンバー・ワン女優と確信す。【画像クリックで本文へ】

第4位
「蜘蛛巣城」
三船敏郎も熱演だけど、その脇で火花散るよな山田五十鈴と浪花千栄子。いゃ~此処にも居た。田中絹代と甲乙付け難い女優が。【画像クリックで本文へ】

第5位
「幕末太陽傳」
川島雄三監督この1作で其の名、日本映画史に刻む。【画像クリックで本文へ】

第6位
「東京暮色」
脚本読破後に映画を観る。原作読破後に映画を観るのとは異質のものを味わう。【画像クリックで本文へ】

第7位
「純愛物語」
この映画も投稿していたのか。懐かしい我が青春の断片。【画像クリックで本文へ】

第8位
「大阪物語」
溝口健二監督の遺志を継いだ吉村公三郎監督。渾身の1作。【画像クリックで本文へ】

第9位
「南極大陸」
劇映画では撮り得ぬ、記録映画の強み随所に。【画像クリックで本文へ】

第10位
「爆音と大地」
未レビューだった此の映画。今も印象。実力の証拠。【本文なし】

この年から鑑賞数が減少していく。その要因を次のように分析した。
①高度経済成長時代が酣となった。
↓
②質量共に過負荷な仕事に繋がった。
↓
③勤務を終えてから映画を観に行く環境と余力の減少。
↓
④休日には娯楽作で疲れを癒す事が多くなった。
↓
⑤未レビューの映画が多い要因でもあろう。
↓
未「青い山脈(リメイク)前編」=オリジナルの域遥か。
未「いとはん物語」=正月に観た大阪千日前アシベ劇場。
★「異母兄弟」=下述。
「うなぎとり」=童話的な不思議な魅力。
★「大阪物語」=下述。
「鳳城の花嫁」=日本映画初のシネマスコープに酔う。
「顔(岡田茉莉子主演)」=藤山直美の「顔」には及ばず。
「活弁物語」=滅び行く無声映画の悲哀出し得ず。
未「禁断の砂」=和製ブリジット・バルドーか。エロティシズム・オンリー。
「禁断の砂続編」=柳の下に泥鰌居ず。
未「くちづけ」=期待の割りには…川口浩&野添ひとみ。
★「蜘蛛巣城」=下述。
未「淑女夜河を渡る」=可も無し不可も無し。凡作。
★「純愛物語」=下述。
未「素足の娘」=水準に及ばずとも近い出来。
未「鮮血の人魚」=人魚鮮血に染まらず。
未「大忠臣蔵(松竹)」=水準作。
「大菩薩峠(全3部作の第1作)」=佳作。
「暖流」=最近レビュー済み。
「智恵子抄」=余りにも病的すぎる。
未「東京だよおっ母さん」=流行歌の映画化流行る。
★「東京暮色」=下述。
「東北の神武たち」=館内で湧いた失笑印象。
「土砂降り」=効果挙げる土砂降りシーン。
★「どん底」=下述。
「涙」=若尾文子、強印象。準佳作。
★「南極大陸」=下述。
★「爆音と大地」=下述。(未レビュー)
★「幕末太陽傳」=下述。
「挽歌」=原作読破後観賞。久我美子、強印象。
「白夜の妖女」=夏には銀幕賑わした怪談もの。
未「まだら蛇」=お馴染み銭形平次シリーズ。平凡。
「明治天皇と日露大戦争」=準佳作。
「女狐屋敷」=銭形平次シリーズでは上位作。
「夕凪」=この年大奮闘の若尾文子なれども。
★「雪国」=脳裏に刻む岸恵子。(何故か?未レビュー)
「夜の蝶」=もうひとつ。
★「喜びも悲しみも幾歳月」=下述。
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【2】
「南極大陸」は、この年、南極大陸観測隊が昭和基地を開設したことから。「東京だよおっ母さん」は、島倉千代子の同名流行歌の大ヒットから生まれたことは言うまでもない。
私は相変わらず機関誌投稿は続けていたが、、この年のハイ・レベルな作品。今井正監督の「米」や、渋谷実監督の「気違い部落」などを見逃している。何時か観たいなぁ。
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【3】
1957年の公開邦映画My Best10
第1位
「喜びも悲しみも幾歳月」
ガリ版機関誌に投稿していた時代の断片見つかる。【画像クリックで本文へ】

第2位
「どん底」
この頃は毎年、木下恵介監督と優秀作を競り合っていた黒澤明監督。この年は「どん底」と「蜘蛛巣城」の2作品で気を吐いたっけ。【画像クリックで本文へ】

第3位
「異母兄弟」
独断かも知れぬが此の映画で、田中絹代こそ日本映画史上のナンバー・ワン女優と確信す。【画像クリックで本文へ】

第4位
「蜘蛛巣城」
三船敏郎も熱演だけど、その脇で火花散るよな山田五十鈴と浪花千栄子。いゃ~此処にも居た。田中絹代と甲乙付け難い女優が。【画像クリックで本文へ】

第5位
「幕末太陽傳」
川島雄三監督この1作で其の名、日本映画史に刻む。【画像クリックで本文へ】

第6位
「東京暮色」
脚本読破後に映画を観る。原作読破後に映画を観るのとは異質のものを味わう。【画像クリックで本文へ】

第7位
「純愛物語」
この映画も投稿していたのか。懐かしい我が青春の断片。【画像クリックで本文へ】

第8位
「大阪物語」
溝口健二監督の遺志を継いだ吉村公三郎監督。渾身の1作。【画像クリックで本文へ】

第9位
「南極大陸」
劇映画では撮り得ぬ、記録映画の強み随所に。【画像クリックで本文へ】

第10位
「爆音と大地」
未レビューだった此の映画。今も印象。実力の証拠。【本文なし】
