1962年の公開邦画 My Best10

【1】
[まえがき]
この年の日記を見ると、ビジネス以外のプライベートな記事は皆無。もちろん日記も“Business Diary”↑。今日(5/18)の記事は、某会社へ上司、部下と3人で出張業務の内容のみ。無味乾燥。
そのような事で、My Best10も、候補=11作品だけ。落選したのは、「秦・始皇帝」。残りの10作品に順序をつけるだけに留まる。少し寂しい。
【2】
[1962年公開邦画 My Best10]
第1位
「秋刀魚の味」
隅々まで気配り効きて完璧に近い出来映え。私が鑑賞した小津作品の中でも5本の指に入る。端役の助演陣まで凄み有り。圧巻!反戦の軍艦マーチ!。

第2位
「切腹」


“同率1位に近い作品。過去数回鑑賞。にも拘わらず鑑賞記無し。書けなかった。“こんな強烈刺激的な映画は空前絶後”のメモのみ残る。
第3位
「キューポラのある街」
この時代ありて、今日に至る。私も行かれなかった修学旅行。

第4位
「人間」
人間は生きたい。神を信じて。神の裁判は厳正だった。

第5位
「私は二歳」
ターちゃん。愛すべきこの2歳。「バナナのお月さま」と呟きて。

第6位
「椿三十郎」
右から左へ。モノクロの川に流れる椿の花弁。白色が赤く見ゆる。

第7位
「秋津温泉」
奥深い中国地方の鄙びた湯宿に岡田茉莉子、白薔薇の如く。

第8位
「左ききの狙撃者 東京湾」
誘発するような渋い感動。

第9位
「座頭市物語」
吹き荒び去る市の ラストの早業見事なり。

第10位
「忍びの者」=未レビュー。
【完】