博士の異常な愛情

原題があまりに長いと思ったら「または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」という副題がついていた。
話はそのような内容。米ソ冷戦時代の映画なので、リアルタイムで見ていたら、より迫真性があったと思う。
それでも昨日公開された福島原発の惨状を見るにつけ、原子機器の怖ろしさと、それを操る人間の判断が如何に重要であるかということを再認識させる。
スタンリー・キューブリック監督の個性が全編に匂う。快テンポで、一気に見せる魅力は流石。
ピーター・セラーズが三役だったと後で知る。凄い俳優だ。
【私の評価】見る時期が少々悪かったので佳作止まり。
【私の好み度(①好む。②好む方。③普通。④嫌な方。⑤嫌)】→④。
1964年(2012/5/TV観賞=初見).英/米(コロンビア)[監督]スタンリー・キューブリック[撮影]ギルバート・テイラー[音楽]ローリー・ジョンソン[主な出演者★=好演☆=印象]★ピーター・セラーズ。ジョージ・C・スコット。スターリング・ヘイドン。キーナン・ウィン。スリム・ピケンズ。ピーター・プル[原題]DR. STRANGELOVE: OR HOW I LEARNED TO STOP WORRYING AND LOVE THE BOMB[上映時間]1時間33分。