男はつらいよ 寅次郎の縁談
1992年公開[監督0山田洋次][出演]渥美清。松阪慶子。吉岡秀隆。城山美佳子島田正吾。光本幸子(他)

満男の就職が難航している。面接が苦手の模様。「べらべら喋って通るのなら、トラは何処も合格してるよ」には笑っちゃう。
実は、根本的な障害が存在していた。「お父さんの会社は?」…「町工場か」。そのような理由で非採用にする社会に爆発した満男は家出する。
あとは一本道。迎えに行く寅さん。
♪~瀬戸の花嫁が懐かしい。脈打つタンゴは♪~ラ・パロマ?orラ・スパニョーラ?。
行き先は、瀬戸の小島だった。
「東京物語」を想起したワン・ショットが印象的。

自然と素朴な人にすっぽり魅入った満男は帰るのを拒否する。亜矢への想いが輪を掛けた。
寅さんの方もミイラ取りがミイラになって、葉子とアツアツ。
柴又の人々のやるせなさ。おっ!、西田敏行がカメオ出演とは嬉しい。
別れのシーンは「伊豆の踊子」のそれだった。甲板に臥す満男に貰い泣き。
「満男、ゆめゆめ俺の様な遊び人になるなよ」。寅さんの心根も手伝って、実に熱いシークェンスだった。
渥美清さんの体調も気掛かりである。

帰宅後再面接に赴く満男に、父、博は言う。
「心にも無い事は言うな。それで不合格なら、いい!」。
帝釈天に冬子が来た。用件は、御前様の病気見舞い。
前回まで御前様を演じてこられた笠智衆さんは、もう此の世に居ない。

満男の就職が難航している。面接が苦手の模様。「べらべら喋って通るのなら、トラは何処も合格してるよ」には笑っちゃう。
実は、根本的な障害が存在していた。「お父さんの会社は?」…「町工場か」。そのような理由で非採用にする社会に爆発した満男は家出する。
あとは一本道。迎えに行く寅さん。
♪~瀬戸の花嫁が懐かしい。脈打つタンゴは♪~ラ・パロマ?orラ・スパニョーラ?。
行き先は、瀬戸の小島だった。
「東京物語」を想起したワン・ショットが印象的。

自然と素朴な人にすっぽり魅入った満男は帰るのを拒否する。亜矢への想いが輪を掛けた。
寅さんの方もミイラ取りがミイラになって、葉子とアツアツ。
柴又の人々のやるせなさ。おっ!、西田敏行がカメオ出演とは嬉しい。
別れのシーンは「伊豆の踊子」のそれだった。甲板に臥す満男に貰い泣き。
「満男、ゆめゆめ俺の様な遊び人になるなよ」。寅さんの心根も手伝って、実に熱いシークェンスだった。
渥美清さんの体調も気掛かりである。

帰宅後再面接に赴く満男に、父、博は言う。
「心にも無い事は言うな。それで不合格なら、いい!」。
帝釈天に冬子が来た。用件は、御前様の病気見舞い。
前回まで御前様を演じてこられた笠智衆さんは、もう此の世に居ない。