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あなたへ (2012年)



 NHKや有料民放ではないので、その必要性は分かるが、CM入りの放映映画は見ないことにしている。度重なるCMによる中断が鑑賞意欲を著しく削ぐからだ。
 また、概ねCMの総時間程度のシーンだけフィルム・カットがありそう。かってアルフレッド・ヒッチコック監督が「フィルムを切るなら横に切らずに縦に切れ」と怒った逸話を思い出すが、このことは見る側にも云えること。これでは作品を完全に見たことにならないのだ。

 だけど先日地上波初放映と謳った「あなたへ」は、是非見たい作品だったので鑑賞した。その理由は、丁度1年ほど前に高倉健さんとの対談を中心とした内容のTV番組を見ていたから。
 図らずも余談が多くなってしまった。肝心の映画は幸いにして放映時間が丁度CMの総時間程度だけ延長されていたので、カット部分は殆ど無かったのではないだろうか。

 そういうことで、1年前に印象深かった故大滝秀治さんに拘わるシーンも興味深く見られた。演技力充分な方の画面は一際引き締まる。
 英二(高倉健)と多恵子(余貴美子)の会話が意味深長。謎の言葉を残した妻(田中裕子)の散骨を終えた英二が、多恵子の願いを叶えなかった降旗康男演出が特に冴えて居り、夫婦の在り方についていろいろ考えさせられるものがあった。

 ビートたけし、佐藤浩市らも好感在る助演。いま大河ドラマで新島八重を演じている綾瀬はるかも新鮮だった。ロード・ムービーって、いいなぁ。

桐島、部活やめるってよ (2012年)

 

 所謂学園ものである。といえば、直ぐに思い浮かぶのは「青い山脈」(1949年.日)であり、「女の園」(1954年.日)である。宜成るかな昭和一桁生まれの私。新聞の活字が見えぬ。いま、拡大したMSゴジック太文字で原稿を綴っている。これなら何とか眼疾を克服してブログ更新出来るかも?。
 さてこの映画。一見思わせぶりな題名に似合わず充実した内容に驚嘆。題名の主人公が姿を見せぬ。ユニークな発想を巧みに利用した映像芸術が実に新鮮。
 それは、金曜日…金曜日…金曜日…火曜日…火曜日…と続く
各節の中で、各部活の様相が、気障で且つ奇抜に展開されてゆく。一人だけの赤シャツ生徒や、バスケ練習と吹奏楽稽古の対比など強印象。
 表面的には私の高校時代とは異質のものがある。性に関する会話や校庭の抱擁など唖然とした。けれど60年を超える時差がある。これも当然か。
 ただ底流には共通するものを感ずる。寧ろこれを本流と見たい。私は映画鑑賞部員だった。一口で言えば“青春の謳歌”か。「ピクニック」(1955年.米)に見た我が青春の残像を思い起こす。尤も.ジャン・ルノワール監督も1946年に同題作品を撮っているようだが。

戦火の馬 2011年('12公開.米)

  

 監督のスティーヴン・スピルバーグ。デビュー作「激突!」は音楽に準えれば軽快なジャズ。反して「戦火の馬」は重厚なシンフォニーだろう。
 曲名は“絆”とでも名付けよう。
 第1楽章は、“人と馬”だ。その奏でる心は、「馬」(1941年.日)や、「白い馬」(1952年.仏)や、「優駿 ORACION」(1988年.日)や、「シービスケット」(2003年.米)等と、激しくシンクロし迫り来る。
 更に第2楽章で、“人と人”の交流を綿密に奏でる。ここがこの作品が優れていると考える由縁。
 そして最終楽章“人と人と馬”で、高らかにコーダを謳歌しつつ終わりを告げる。
 といったところではなかろうか。
 このようなオーソドックス・スタイルもそつなくこなす巨匠。未だ健在の感を強くした次第。

別離 2011年('12公開)イラン

  betsuri.jpg

 この映画は夫目線と妻目線に掛かる比重の差で所感が変わるかもしれない。どちらかと言えば前者に重きを置いた私だが、その理由は男性だからという単純な理由だけではないと思う。また其処に此の作品価値を見出す。
 痴呆症の父と、プラス思考の妻との狭間で悩む夫に共振する。決して妻が悪いと言うに非ず。娘を思う親心は両者に通ず。イスラム社会の壁や、血の通わぬ人の非情。奥行きも豊かな拡がりを見せている。
 決して結論を求めない。ただただ現実を厳しく凝視した物語は、アッと驚く課題を投げかけて終わる。秀作と判じた理由は、演劇風で地味な内容から脱皮させたこの非凡さにある。

夏八木勳さんを偲び一筆

 夏八木勳さん追悼番組を見た。惜しまれつつ先月永眠された。出演作品は数十本見ている。がその多さに改めて驚嘆。映画ドラマ併せて約300本。その殆どが助演である事を再認識する。

 助演とはいえ個性は強烈。主演者に強い影響力ある役柄が目立った。一例を挙げれば「剣岳 点の記」の行者役。主演の浅野忠信に残した謎の言葉「雪を背負って登り、雪を背負って降りよ」は、この映画の骨格とさえ云えるのではないだろうか。

 番組のメインであるTVドラマ、まばたきで“あいしています”は、珍しくも主演。人生について学ぶものが多々あった。
 簡単ながら、夏八木勳さんを偲び一筆啓上。合掌。

三國連太郎さんを偲んで

 光陰矢の如し。
 三國連太郎さんが永眠されて早や1ヶ月近く経とうとしている

 1951年、「善魔」でデビャー後、62年間に出演された作品は夥しい。200本近い中で、四十数本見ている。
 その中から特に印象深い作品を抜粋、
 追悼の誠を捧げたい。

①「善魔」(1951年)

 このデビュー作。本名がその儘芸名になったのは周知の通り。

 若い新聞記者役だったが、既に大器の片鱗を感じた。
 殊に、久能山での桂木洋子との逢引きシーンは新鮮。
 私も若い頃旅した場所だけに忘れられぬ。

②「本日休診」(1952年)

 「気をつけ~!。頭(カシラー)中(ナカッ!)」。
 壇上で指揮する勇作は戦争のトラウマを背負っていた。
 勇作に扮する三國連太郎、デビューの翌年早くも名演。
 その影に、三國さんご自身の体験が見え隠れするように思えた。

③「異母兄弟」(1957年)

 この映画の役に徹するため、歯を抜かれたことも著名。
 それには先輩が居た。「楢山節考」の田中絹代さんである。
 彼女と共演するに当たって、薫陶を受けられたのではなかろうか?。
 何れにしても凄い両雄ではある。

④「夜の鼓」(1958年)

 地味な作品ながら今も深い印象を宿す。
 江戸時代。長い参勤交代を終え帰省した武士が、留守中に妻が姦通していた事を知る。
 不義密通は死罪が掟。(溝口健二監督「近松物語」の、おさんと茂兵衛を思い出す)。

 泣く泣く妻を斬る悲しみと、こんな行為をさせた封建社会への抗議がに交錯する。
 三国蓮太郎は彼最高の出来と。当時のノート(画像)にあり。

⑤「飢餓海峡」(1964年)

 これは正に「レ・ミゼラブル」日本版。

 日本のジャン・バルジャン、樽見京一郎に扮する三国連太郎。
 握り飯を食べる八重を見て、ゴクンと生唾を飲み込む迫真の演技が忘れられぬ。

⑥その他の作品群の中より。

 渾身の演技が全編に漲っていた「利休」(1989年=画像)や、

以下、年代順に、
 「ビルマの竪琴」(1956年)。
 「神々の深き欲望」(1968年)。
 「八甲田山」(1977年)。
 「復讐するは我にあり」(1979年)。
 「息子」(1991年)。
 「北辰斜にさすところ」(2007年)年。
等に於ける三国さんが印象深く残っている。

⑦特記事項。

⑦-1.
 三国さん自ら脚本・監督された唯一の作品。「親鸞 白い道」(1987年=画像)は、難解な作品だったが、親鸞とその宗教に心髄された三国さんの武者震いが聞こえそうだった。

⑦-2.
「釣りバカ日誌」シリーズ(1988~2009年)全20作品で演じられた鈴木建設社長;鈴木一之助ことスーさんのとぼけた味技も捨て難いものがある。

⑦-3.
 ドラマにも数多く出演されている。「老いてこそなお」(2004年)など晩年の枯れた味は、円熟の極みを伺わせるものがあった。


 晩年、ご子息の佐藤浩市さんを称し「まだまだ」と叱咤激励されていたことも思い出される。

 名優の一人がまたこの世を去った。

 昭和は益々遠くなって行く。

メリエスの素晴らしき映画魔術

 

 このドキュメンタリー映画「メリエスの素晴らしき映画魔術」を見て、これは劇映画「月世界旅行」と、ファンタジー映画「ヒューゴの不思議な発明」との、三位一体の映画だと思った。

 極論すれば、「メリエスの…」の前半は「ヒューゴの…」の真相であり、後半は「月世界…」の解明である。
 「ヒューゴの…」を見た時は駅名を東駅と錯覚したが、「メリエスの…」を見て、それはモンパルナス駅と分かったのも収穫だった。
 また、「月世界…」もより良く理解することが出来た。

 そして何よりも、ジュルジュ・メリエスの人物像を知ることが出来た。
 まだ飛行機のない時代だった。映画が誕生した時は…。
 当初は1分程度撮影した作品の寄せ集めに過ぎなかったのか。

 meries.jpg

 映画に興味を示した奇術師ジュルジュ・メリエスが、オペラ座広場で撮影中に撮影機が故障したことから、SFXを発見する件は興味深い。
 映画の中では分かり難い点もあったので、後日「フランス映画史の誘惑」を再読して理解を深めた。
 またこれが機で、撮影過程でのSFXに対し、ポストプロダクション過程でのVFXとの相違も理解出来たのは収穫。

 白黒フィルムの「月世界…」。その一齣一齣に、人の手で色を塗る。色のはみ出しは許されなかったのだ。
 20世紀末に発見されたこの着色映画を、現代のデジタル技術で甦らせたカラー版。
 これらは総てVFXの領域といえるだろう。

 やがて飛行機の誕生は、メリエスのスタジオを閉鎖に追いやる結果になる。
 でもメリエスが映画界に尽くした功績は、永久に世界映画史に刻まれ、讃えられることと思う。

月世界旅行

 映画検定に挑戦していた頃に遭遇した或る問題を思い出す。
 “宇宙ロケット打ち上げの時「10~9~8~7~~0!」と発射されるカウント・ダウン方式。これは或る映画の中でこの方式で打ち上げた事がきっかけと言われている。その映画は?。下記の中から選べ”。

 (A)「月世界探検」。
 (B)「月世界の女」。
 (C)「月世界旅行」。
 (D)「月世界征服」。
という出題であった。

 (A)は多分、「H・G・ウェルズの月世界探検」のことだと思うが、この映画以外は未見。而もカウント・ダウンの是非も記憶していなかった。4択問題だから1/4の確率では当たるが、不正解だった。

 今回(C)を見た。
 今(2013年)から111年前の映画である。ストーリーを伴う劇映画としては、恐らく世界最古だろう。
 上映時間は、15分。世界最短の劇映画でもある。
 因みに私が見た最長映画は、5時間16分の「1900年」。
 5時間16分-15分=5時間01分も少ない。

 短編映画ながら劇映画としての体裁は完備している。
 何よりも起承転結がある。

(起)=6人の月世界探検隊員がロケットに乗り込む。
   大砲のような筒から打ち上げられる。これには驚愕!。
   なお、カウント・ダウン方式だったかどうかは伏せる。

(承)=ロケットは月の目玉に命中!。

 これが如何にもマンガチックで面白い。
 子供の頃に、兎が餅をついているように見えた月を思い出す。
 その月から地球を見る探検隊。

(転)=ところが、月には原住民がいた。100年以上も前の時代だからこそ成し得た想像力だろう。
   戦いに負けるが、何とか月世界脱出に成功。

(結)=ロケットは地球の海に落下。帰還方法が現代とそっくりなのには驚愕。
   帰国し大歓迎を受ける探検隊で映画は終わる。

 もちろん無声映画だが、新たに音楽が加えられていた。
 ジュール・ヴェルヌと、H・G・ウェルズの原作を、世界初のSF映画として脚本,監督,出演までしたジョルジュ・メリエスの心意気が伝わる。

 今回見たのは、モノクロ版と同時に製作された着色版を修復したカラー版。その事については、同時に見た「メリエスの素晴らしき映画魔術」の中で、次回に書きたいと思っている。

カイロの紫のバラ



 「ミッドナイト・イン・パリ」を見終えた後で思い出した。ウディ・アレン監督は、そのオリジナルらしき作品を既に28年前に撮っていたのを。
 それが本作である。舞台となる時代も1930年代。「ミッドナイト…」より10年ほど後に過ぎない。
 
 銀幕を抜け出して来たトムと、観客のセシリアが恋をする。
 何というファンタスティックな発想だろう。
 更にそれだけに終わらせぬ展開が待っていた。

 これに、トムを演じた俳優のギルが絡んで来るのだ。
 お~、ギルはオリジナルでも登場していたか。ウディ・アレン監督はギルという名がお好きかも?。

 兎にも角にも此処では二人の男性と一人の女性。
 「ミッドナイト…」では二人の女性と一人の男性。
といったような細部が異なるだけ。

 その骨格は、ウディ・アレン作品独特の雰囲気と、映画が持つ強みを100%発揮させた作品である。
 と言えば少々大袈裟か。でも少なくとも50%は発揮しているだろう。

 実際、トムがスクリーンから飛び出してきた時は仰天。あれには今を盛りの3D映画も及ばないもの。
 といった点に於いて、この「カイロ…」は、劇中劇の世界と現実世界を接触させたアイデアに新鮮みを感じる。

 それに、劇中劇の題名自体が「カイロの紫のバラ」と言う発想も洒落て居る。
 更には、1930年代に撮られた現実の映画「トップ・ハット」に変身しているラストの機知にも喝采を贈りたい。

ミッドナイト・イン・パリ

    2012年公開。(西/米)
   

 とあるパリの街角。0時の鐘が鳴ると何時も現れる。それは如何にもクラシカルな車だった。
 その黄色い車をギルは何時も待った。彼は婚約中のイネズと共にパリを訪れた脚本家だった。

 いろいろあってイネズと別行動を採った彼の行き先。其処には何時も著名人が居た。ゴーギャンやピカソやヘミングウェイ。それにロダンの考える人までも。

 他にもワンサカワンサと現れた。淺学の小生には未知の人物が半数は居たろう。顔ぶれから推測すると時代はどうやら20世紀初頭を過ぎた頃。

 タイムスリップものが好きな私はワクワクだった。ギルが奨める薬に人々は面食らう。此処ではバリウムは未来の薬だった。といったファンタスティックなエピソードが続く。

 そんな中で、ピカソの愛人アドリアナにメロメロになるギル。
と来れば、イネズの存在から起承転結は推察出来そう。

 こんな話の中に現れる様々なパリ市街の美しさは特筆もの。
 泰西名画のようなその色彩感覚は、「巴里のアメリカ人」を想起した。
 ムソルグスキーの「展覧会の絵」を鑑賞しているような気にもなる。

 こよなくニューヨークを愛するウディ・アレン監督だという先入観念があった。
 先日見た「ヒューゴ」のマーティン・スコセッシ監督といい、著名な米監督が、映画発祥の国フランス。
 またそのメッカ、パリに抱く、ある種の憧憬に似たものを垣間見る昨今である。

ヒューゴの不思議な発明

 

 懐かしいパラマウントのロゴ。続くカメラワークが快い。SLの走行音がチックタックに変わる。回る時計の歯車。それが凱旋門広場に変貌する。ナイス・シンクロナイズ!。
 カメラは右にパンする。現れるエッフェル塔。アメリカ映画だけど舞台はパリ。 市街の俯瞰は手前にティルトする。ズーム・イン。現れるプラットフォーム。 いと鮮やかなり。

 パリに行ったことのない私。思わず地図を紐読く。パリには6つの終着駅があった。出現した駅はそのどれかは不明。パンとティルトした方角やプラットフォーム数から、東駅と推察したが?。クローズアップされた時計台が7時を指す。

 私が見たのは2D版だが、3D映画と聞く。道理で3Dを意識した場面が多い。駅の雑踏。線路。列車。等々。特にヒューゴが大時計の針にぶら下がるシーンが印象。
 だがこの作品は3Dが目的に非ず。映画は時計台で働くヒューゴ少年を通じて、この映画のテーマと思われる“映画誕生期へのオマージュ”の世界に一気に突入してゆく。

 それは誠に鮮やかだった。ヒューゴの父が残した機械人形を見て想起した。「メトロポリス」を。ペンで字を書く機械人形。その手が途中でストップするが。
 やがて壊れて居た手が動き出す。ジョルジュ・メリエスが居た。彼の「月世界旅行」の絵。メリエスの妻も居る。駅売りの花が鮮やか。「グルドから夜行列車で来た」と花売り娘。

 「機械には目的がある。汽車は運送。時計は時間」。
 「人間も同じ。人間も目的を無くしたら、壊れる」。
 含蓄あるセリフだ。

 フランスの映画人はその目的を果たす。1895年。リュミエール兄弟、シネマトグラフ開発。「列車の到着」の断章に喜びが溢れていた。
 手回し映写機を回すメリエス。手品師だった。月の顔に色が着いてる。スタ・フィルムを創立するメリエスが躍動していた。

 だが世の中は終始順調ではない。第1次世界大戦勃発。映画が×に。彼は雄叫ぶ。「私は学んだ。ハッピーエンドは映画の中のみ」。更に続ける。「その子は私が引き取る」と。
 引き取られたヒューゴ、遂に機械人間を修理する。

 今の3D映画あるは映画創世記のお陰。と述懐するマーティン・スコセッシ監督の息遣いを傍に感じた。
 ファンタスティックなその映画を楽しむ今の私が居た。

ニーチェの馬

 ニーチェとは哲学者の名と知っているだけ。こんな私にとっては当然難解な映画だった。その題意すら解らない。時代背景も不明。その服装から割合古い時代かもしれない。それとも架空の時代か?。
 朧気ながら分かったのは、この世が終末する直前の6日間を描いているということ。

 従って極めて暗い雰囲気に包まれている。モノクロ画調がそれを倍増する。もっともこの作品がカラーであれば創る意味がないだろうが。
  

 更には、地味なストーリーが拍車を掛ける。
 登場人物は(殆ど)二人だけというのがその要因。
 加うるに人間ではないが馬が一頭居るけど。
 ただそれだけの背景で、延々2時間半強を飽きさせぬ磁力には、一種の風格を感じるが。



 そこに写し出されるのは、そんな二人が、これといった会話もなく、変化に乏しい日常生活を繰り返す6日間である。
 そのように描写内容は相当シンプル。故に以下はネタバレを意に介せず書き留めて置きたい。

一日目。
 荒涼たる原野を吹き荒ぶ寒風。終始舞い上がる木の葉。女の長い髪が横殴りの風に千切れそうなのが強印象。それはこの日だけではない。それが何とも言えぬ不協和音を奏でる。不気味さを生み出しているこの素晴らしい効果!。

 老いた馬を曳きながら男が帰宅する。よく咳払いする。帰宅と言っても自然の石を積んだ壁。床は地肌丸見え。まるで石器時代のような住居。傍に馬と荷車を格納するお粗末な小屋がある。

 男を出迎える女が居た。
 馬と荷車を小屋に格納。

 住居に入り、男の着替えを手伝う。
 どうやら男の右手は自由が利かないようだ。

 このような男女を初めは夫婦かと思った。
 全く台詞がないから。



 「食事よ」これが初めての台詞だった。
 幾つ目かの台詞で父と娘だと分かる。
 あまりにも少なくて、且つ短い台詞が、これまた地味な効果を生み出すから摩訶不思議でもある。
 茹でた馬鈴薯を1個食べるのみ。それも手掴みで。
 これが毎日続く。
 荒れ地は馬鈴薯しか育たぬからか。



 「もう寝ろ」。
 ランプを消す。
 毎日外を眺める窓の傍にあるペチカ。
 その火だけがニョロニョロと燃えている。
 この映画は他に3カ国の名も見えるが、実質はハンガリー映画。什器備品類などからそれが分かるような気がする。でも舞台背景も架空の場所かもしれぬなぁ。




二日目。
 父薪割り。娘洗濯。
 突然他人が登場。「バーリンカ分けてくれ」と男が来る。どうやら焼酎の名らしい。
 その男が途端に口を開く。それは「人間が一切を駄目にした。堕落させたのだ」に始まり「いい加減にしろ。くだらん」と言われるまで延々と続く。
 もしかしたらニーチェの言葉と関係あるのだろうか?。私には分からない。
 この映画で私が最も難解な部分でもある。



三日目。
 馬の世話。また芋の食事。突然二頭立ての馬車に乗った7~8人の男が登場。
 井戸の水を飲んだ礼に聖書を娘に差し出す。
 彼等が去った後、熱心に読む娘。
 宗教の匂いもして来る。

四日目。
 突然、毎日汲みに行っていた井戸が枯れる。
 馬は飼い葉を食べず。水さえ飲まず。
 天変地異が起きたのが分かる。この映画のテーマの序章と思う。
 他の土地を求める決心をする父。支度する娘。鞄の中にチラッと亡母の写真が見えたように気がしたのだけれど?。
 人が馬を引っ張る。見事な1本の大木。雪。仕方なく戻ってくる一家。



五日目。
 例によって父の着替えを手伝う娘が居た。
 もう動かぬ馬の手綱を外す。「牛の鈴音」を思い出した。同じ感動が湧く。
 窓の外。毎日眺めてきた見事な-本の大木。雪で見えなくなる。
 その夜ランプ灯らず。

六日目。
 食事を娘食べず。生の芋。水と火無し。
 終末が近づいてきたのだ。
 この映画のテーマは、この世の終わりではないだろうか。

 そして思った。これは人生の終末にも通じると。
 それは万人に何時か必ず訪れるのだと。

公開年別MyBest第52回=1975年洋画

第1位
「ハリーとトント」
                【各画像クリックで本文↓】
▼孤独な老人にとって、ペットは最高の癒し。犬と猫との差こそ在れ、体験者の私は、トントと一心同体のハリーが解る。
▼半世紀ぶりに再会した元高校教師と元ダンサー。自然に組み合い踏むステップ。心の青春は宝物。
▼若者は若者同士が自然。一人になったハリーにトントが囁く。「ボクが付いてるニャン」。
▼忘れ得ぬサンタモニカの海辺。ロードムービーはキラキラ光る宝石箱だ。



第2位
「デルス・ウザーラ」

▼黒澤映画だがソ連映画。外国映画の部類に入る。
▼デルスは言う。「小屋に燐寸と米と塩を残せ。人死なない」。森の動物も人。アルセーニエフを救ったのはその美しい心だ。
▼アムール虎に怯えるデルス。家を箱と称するデルス。自然の摂理に生き抜いたデルス。
▼自然への畏敬の念を、祈る想いで謳い上げた黒澤明監督に拍手!。



第3位
「ゴッドファーザーpartⅡ」

▼父とは違う手法を目指マイケルが新鮮。世の変化に追従し得ぬマフィアへの風刺もチラリ
▼舞台は広大。ニューヨーク。ラスベガス。キューバ革命下のハバナ。そして一族の故郷、シチリアのコルレオーネ村。
▼繰り返される裏切りと、惨劇と、決別。勝利の影に、断ち得ぬ肉親の絆。
▼自分の意志や、信念や、考え通りに事成らず。人、それを宿命と呼ぶ。



第4位
「ルシアンの青春」

▽ルシアンの青春を悼む。
▼理解出来るレジスタンス加入の動機。志望を拒絶された運命の何と皮肉。
▼ナチスの手先と成り果てた中に、神様は居た。
▼フランスとの出会い。人生最高の時だった逃亡先スペインでの短い日々。
▼凛々しく、男らしく、勇ましい生涯だった。
△ルシアンの青春を悼む。



第5位
「ザッツ・エンタテインメント」

▼一口で言い表せば、陶酔か。ミュージカルって、こんなに楽しい。こんなに華やか。これは歌と踊りの玉手箱。
▼フレッド・アステアと、ジーン・ケリー。宿命のライバルに、ビング・クロスビーが割って入る。
▼華を添えるは、ジュディ・ガーランドに、デビー・レイノルズ。数え切れないスタア連。
▼これは正に満天に鏤められた煌めく星座だ。



第6位
「チャイナタウン」

▼殺伐とした雰囲気の中で、巧みに解きほぐされていく真相。
▼ジョン・ヒューストン・ワールド「マルタの鷹」が、ロマン・ポランスキー・ワールドに融け込んだよう。
▼1930年代の暗黒ムードが漂うチャイナタウンの凄さ。
▼鼻に傷を負った儘、ギテス探偵を演じきったジャック・ニコルソンの見事さ。



第7位
「JAWS ジョーズ」

▼「激突!」のタンクローリー車の不気味さを、そのまま人食い鮫に置き換えたよう。
▼女性の犠牲に始まる恐怖の数々。姿を見せぬ鮫の不気味さ。「白鯨」を想起する鮫との死闘。
▼テンポは快調。ブロディ署長から眺めた目線もまた良き哉。



第8位
「フロント・ページ」

▼「新聞記者は皆病気よ」調子よすぎる台詞の洪水。
▼ピアノのような大きな机。その中に死刑囚を隠すとは。

▼ジャック・レモンがよく目立ち、ビリー・ワイルダー監督が練りに錬る。
▼磨きは罹るも。観る時期が遅きに失した私が居た。



第9位
「オリエント急行殺人事件」

▼ポアロ探偵大奮闘。巧みな伏線5年前。
▼秘書、車掌、伯爵夫妻、侯爵夫人、召使い、セールスマン、私立探偵、英語教師に、軍人も。
▼数々の乗客と共に、誘発される豪華な旅。
▼それは忌まわしい殺人事件も和らげる。謎解きの楽しさを堪能させる。



第10位
「アリスの恋」

▼テーマは母親と息子の確執か。
▼それともエゴな男と弱き女の人間劇か。
▼善人デイヴィッドと、反抗するトム。狭間で揺れるアリスだが、不思議に湧かぬ同情心。
▼要因は彼女の弱そうな意志や、やや不可解な行動か。



=====【完】=====

めがね(二回目)



 題意は、眼鏡を複数の主要人物が掛けているという単純な理由だけだろうか?。てなことを考え乍ら見ていたら、浜辺に掘っ立て小屋が現れた。途端に「この映画、前に見たことある」と気付く。それでもこの映画。最後まで再見させる魅力は持っていた。

 今回感じたのは、ファンタジーっぽいということ。そういえば、タエコが降り立ったローカル空港の1カット。空港の名称を視野から外している。これが如何にもわざとらしく写る。

 その通りだった。「めがね」から私は屡々「かもめ食堂」を想起した。あの食堂では、「こんなに客の来ない食堂がどうして経営が成り立っているのか?」というような理屈は不要だった。

 同じようにこの「めがね」も、「メルシー体操に何処から人がやって来るのか?」と考えたりしては駄目なのだ。「この大きな学校に、何故生徒が居る気配を感じぬ?」てな考えも同様。

 島に2軒しかない宿の一つハマダの亭主ユージは「3年ぶりの珍客だ」というのに、タエコに向かって「冷蔵庫の中のもの適当に食べて呉れ」と呆気ない。
 更に、従業員でもないサクラが毎朝起こしに来る煩わしさに堪りかね、島にあるもう一軒の宿をタエコは目指したが…。

 携帯電話が通じぬ島に旅したいという希望の崩壊は、人生思うようにはいかぬものという教訓なのか?。
 また、掻き氷代を音楽で返す挿話は、物質面より精神面をとの説法か?。
 はてまた、遂にメルシー体操を始めるタエコから、順応同化の大切さを促しているのか?。

 私の眼からは「ん?」と思うようなエピソードも併せ持つのも目立った。
 例えば「たそがれる」とは「癖みたいなもの」と言ってたけど、チンプンカンプン。
 また、タエコが無くした眼鏡をユージが吊り上げるラスト。これは単なるハッピーエンド?。
 更に、題名が“眼鏡”ではなく、“めがね”である由縁は?。
等々。

 私にとっては、みんな、みんな。荻上直子ワールドだった。

子供たちの王様

  

 尖閣、竹島両事件の衝撃は、私をして中韓映画鑑賞を中座せしめていた。久し振りに鑑賞した中国映画は私が訪中した9年後に撮られていた。

 それは往事の様相を偲ばせ余り無い。文革時の余震は感じた。だが部屋を閉めて外出しようとする私に人民服の彼は言った。「施錠は不要です」。その通りだった。どうして反日に明け暮れる現代の中国に変貌したのだろう?。

 往事の都市部しか知らぬ私だが、映画の舞台は田舎。藁葺き屋根の学校。お粗末な黒板。教科書なしの授業。戦中の日本でも見られた質の悪い紙。蝋燭。布切れの黒板消し。
 チョークの粉にまみれるやせっぽち教師に、文革時、波乱の人生身を送ったチェン・カイコー監督が重なって見えた。

 三度ほど現れる不気味な丘の風景。これは何を意味しているのか?。もし産業発展の副作用、自然破壊への警告とすれば、同じ道を歩んだ我が国を思い慄然とする。

 着古したシャツ姿の先生。学校へ行けない子等。230本の竹で改築する学校。蝋燭の明かりで写す辞書。真っ赤な夕焼けの丘が映る。時々現れるナレーションが心を安らげる。

 「昔ある山にお寺があった」。「そこの和尚か話をした」。「どんな話?」。

 中国という広大な国。古いその歴史。全体主義国家体制。いろいろと思いは馳せた。
 教科書を捨てる決心をするやせっぽち先生に喝采。彼は先ず、文を書くことで自己表現する喜びを生徒に教える。

 更に、明日の出来事を今日中に作文に出来るかどうかを賭ける。教訓を含ませたその指導方法には思わず唸る。

 これらのことが党上層部に伝わる。
 来妹は作曲が出来た。彼女の辞書を頂戴した礼に贈った作詞が、学校の愛唱歌となる挿話が感動を呼ぶ。

 前任地に戻されるやせっぽち。
 伏線となっていた丘の余韻の不気味さよ。

さよなら子供たち

  

 と き=1944年。
 ところ=ナチス・ドイツ占領下のフランス。ある寮制度の学校。
 主人公=フランス少年;ジュリアン・カンタン(12歳)。

 ジュリアン少年の眼を通して描かれる情景は、怒りに溢れ、哀しさに満ちる。
 この年、ルイ・マル監督も12歳だった。彼の自伝的作品ということが、その丁寧な描写からも立証された感がある。

 ヌーヴェル・ヴァーグの元祖と称される由縁はこの作品から来たと思う。松竹ヌーヴェル・ヴァーグの旗手と云われた大島渚監督も、この映画の頃に胎動した。奇しくも同年齢。何かの因縁を感じる。

 転入生ジャン・ボネとの、愛と恩讐を超えた交流プロセスは秀逸。時には一悶着。時には微笑ましく。坦々と流れゆく小川のよう。

 それだけに、生々しく迫り来たるのである。ジャン・ボネらと共にゲシュタポに捕らわれたジャン校長のメッセージが。
 sayonarak.jpg

 「さよなら子供たち、また会おう」。

 ↓ひとりごと

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追悼 大浜渚監督

 昨日(1/15)逝去された大島渚監督に哀悼の意を捧げます。
.....................................................
 斯界に実力を認められる監督だったことは論を待たない。
 が性と暴力が絡むその作風が、残念ながら私の好みに合わなかったのは残念。

 ということで私は大島監督の作品は2本しか見ていない。
 1本は、どこからか石のつぶてがヒューと飛んできそうな「青春残酷物語」。

 もう1本が「戦場のメリークリスマス」。
 これは秀作である。
 ハラ軍曹が呼びかけた「メリー・クリスマス,ミスター・ロレンス」。
 ロレンスが呟いた「戦争は勝っても苦しいものだ」。

 この二つの台詞が今も新鮮。胸に迫る。反戦の極地を極む。

 晩年、良く出て居られたTV番組があった。時々見ていたが、その作風からは想像出来ぬ実に明るい方だったのが印象に残る。

 合掌。

愛の調べ



 ロベルト・シューマンとクララ夫妻。それにヨハネス・ブラームスが絡む音楽と愛の伝記は著名。映画はその要点を効果よく絞って描いていると思う。クララの父ヴィークを巡る裁判事件なども史実に忠実だ。
 また音楽伝記映画は、例えその断片でも登場音楽が楽しみ。そういう観点からは、稍不満が残る気もする。が、甘味ながらも優美な旋律、トロイメライを伏線に用いた演出は巧い。

 いやそれよりも、これは寧ろ人間の愛に視線を置いた映画。それも、夫と、ブラームスの狭間で、自己の人生哲学に生き抜いたクララ夫人に焦点を当てていて爽やかである。
 シューマンとの間に設けた7人の子を巡る、召使いベルダの挿話も地味ながら微笑ましい。

 クララを演じるキャサリン・ヘップバーン。音楽映画でよく目にするところの、手先だけが写る場面が少ないのが特徴。彼女全身で弾いているのに好感。
 たとえ聴こえてくる音楽は別の人の演奏であったとしても、彼女の手の動きだけは確かである。
 あの指のしなり…。可成りの練習の賜物だろう。とも推察したりしてみたが?。

エデンの海

   

 丁度半世紀前の映画。瀬戸内の風に靡きながら洗い張りをしている風景が見られた。伸子針を用いて私の祖母も勤しんでいたなぁ。
 そんな瀬戸内の女子校に赴任した教師と、彼に惚れてゆく勝ち気な女生徒のラヴ・ストーリー。

 馬に教師を乗せて校庭に突入するシークェンスがクライマックスだが、アップ・カットが多く、実際に乗っていないショットもあるような気もしたが?。
 でも所詮それまでの映画。一瞬、「青い山脈」(1949年)を想起した。が、封建社会に挑んだあの重量感は見られない。

(ひとりごと)
 明らかに吹き替えと解る歌唱シーン。口パクもお世辞にも巧いとは云えないかも?。(失礼)

狐の呉れた赤ん坊

   

 これは終戦の年に撮られた映画というのが強印象。どうしても思いは終戦前後に翔ぶ。
 ♪~エンジンの音~轟々と~隼は行く~雲の果て~(以下略)♪。今も忘れ得ぬ「加藤隼戦闘隊」の歌詞。同名の映画を見たのは1944年8月30日。この年に見た映画はこれっきり。

 翌1945年。終戦後最初に見た映画は「最後の攘夷党」(監督:稲垣浩)。墓前で自刃しようとする嵐寛寿郎の姿が今も焼き付く。共演している笠智衆の名は当時露知らず。

 他にこの年に見た映画は「東京五人男」のみ。「狐の呉れた赤ん坊」は勿論、黒澤明監督の「續姿三四郎」もTV放映鑑賞。リンゴの唄でお馴染みの「そよかぜ」は未見。

 「狐の呉れた赤ん坊」を見ていて思った。活動写真と呼んでいた戦前は、起承転結の4区分に則った作風が多かったように思う。
 クラシカルな和風音楽が目立つこの映画もその例に漏れない。4楽章形式のクラシック音楽にも少し似ているかな?。

‘起’第1楽章。導入部だ。
 大井川で客を運ぶ張子の寅八が、狐退治に出かけた筈が、赤ン坊を拾い育てる羽目に。
 「チャップリンのキッド」をモデルに、テンポは急だ。

‘承’第2楽章。緩やかだ。
 酒も喧嘩も止めた寅八は、善太の病を救わんと名医を呼びに幾数里。無法松を思わす盛り上がりを見せる。
 やがて風格宿す餓鬼大将に成長する善太で、緩やかなテンポで終わる。

‘転’第3楽章。華麗な舞だ。

 ♪下に~下に~♪が第1主題を奏で、善太の身代わりを決心する寅八の行動が二人を救う。
 やがて証される善太の真実。激しく踊るような舞曲は終わる。

‘結’第4楽章。威風堂々だ。

 「善太のためにもう一度死ね」助言に目覚める寅八よ悲し。
 第1主題の♪下に~下に~♪が再現される鮮やかさ。
 第2主題は大井川の川越え人足。スクラム組んで客運ぶ。
 肩車で渡る父子鷹。父も名優なら、子も血筋の良さの片鱗覗く。
 活動写真の粋を見た。

 ↓ひとりごと

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千石規子さんを偲びつつ

  sengokunorik2.jpg

 昨日(2013/1/10)の夕刊の片隅で、千石規子さんの訃報を目にした。記事は、昨年末27日に90歳の天寿を全うされたと告げていた。

 八十路を歩む私より10歳先輩。知って居られる方は少ないかもしれぬ。
 が、映画出演回数は60本を超えるだろう。日本映画界の貴重なバイ・プレーヤーとして欠かせぬ人だった。
 「喜劇 にっぽんのお婆あちゃん」の出演俳優など、名脇役は大勢居られるが、どちらんといえば地味な存在だった。

 でも私はその‘ジミーズ’な空気を好む。その少し甘味ある声帯と、平均的日本女性らしい顔立ちと、如何にも庶民的な雰囲気は、周囲の空気を和らげに足るものがあった。

 男優では志村喬と三船敏郎。女優では千石規子。黒澤映画にも欠かせぬ人だった。「酔いどれ天使」「静かなる決闘」「野良犬」「醜聞」「白痴」「七人の侍」「生きものの記録」。

 「酔いどれ天使」では飲み屋のぎんを演じられた。
 松永(三船敏郎)の遺骨を抱かえた彼女が呟いた台詞を私は忘れない。
 「6000円の葬式だけでは余りに可哀想」。
 思わず涙腺が緩んだものだった。

 「静かなる決闘」では看護婦るいに扮されていた。
 るいは恭二に聞く。「性欲もあるでしょう」と。その自然な演技は特筆ものだった。それに応えた恭二(三船敏郎)の長台詞と共に。

 名脇役ぶりは晩年まで健在だった。
 寅さんシリーズ最終作1995年の「男はつらいよ 寅次郎紅の花」では、 リリー(浅丘ルリ子)の母親役を演じて居られた。
 老人ホームで暮らす母に、リリーは尋ねる。
 「お母さん、一緒に奄美で暮らしてもいいんだよ」と。
 千石さんは応える。
 「いやだよ。私は暑いところは嫌いだよ」と。
 その横顔には深い年輪が刻まれていた。
 sengokunorik1.jpg

 2007年、「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」で演じられた病院の借家の老婆が出演の遺作となった。

 如何にもジミーズな千石さんらしく、こっそりと、嫌な暑いところではなくて、寒い師走の東京の空の彼方に旅立たれた、せんごく・のりこさん。であった。
 何卒、安らかにお眠りください。

 合掌。

12人の優しい日本人

 

 中原俊監督の作品を見るのは初めて。中原監督は「12人の優しい日本人」(以下「優しい…」と略)の前年に「桜の園」を撮っている。未見だが、秀作と漏れ聞く。
 だが「優しい…」を観ている内に何時の間にか、三谷幸喜ワールドの渦中に居る私を見た。
 宜成るかな。脚本が三谷幸喜だった。映画は、監督と脚本家の表裏一体作品であるとの認識を深くする。

 1991年、斯くして出来上がった「優しい…」は、1959年のアメリカ映画「十二人の怒れる男」(監督シドニー・ルメット=以下「怒れる男」と略)のパロディであることは周知の通り。
 「優しい…」は、あまりにも著名な「怒れる男」と、どうしても比較されるため、多少損をしている。見劣りして見えたのはやむを得ないところ。

 私にとっては、裁判員制度施行後の鑑賞ゆえ余計である。もし施行前に見て居れば、また異なる所感を得ていたかもしれない。
 という訳は、「優しい…」は、もし日本でアメリカと同じ陪審員制度があったとすればという仮定の許に作られている筈。

 陪審員制度に類似する裁判員制度が施行されている現在から見れば、「優しい…」は、“裁く”という厳粛な役目の割りには、些か真剣味に欠ける嫌いがしたのである。
 「怒れる男」も同じような一面があったのではないか。という見解も少し生じた。

 だが、1950年代の米国と、1990年代の日本との、時の価値観、国民性の相違がそうさせるのかもしれない。
 それに、「怒れる男」ではオール男性だったが、「優しい…」は複数の女性も居る。“怒れる”に対する“優しい”の意識が垣間見られる。

 偶然、今朝のラジオは、昨年、裁判員制度で4件の死刑判決があったと報じていた。相当悩んだ末の判決だったろうと推察する。
 個人的にはこの制度に反対だった私だが、決まった法は受け入れねばならぬのだ。

 と書いてきて、2007年.のロシア映画「12人の怒れる男」(監督ニキータ・ミカルコフ=以下「ロシア版」と略)は、どうなのか?。と思い当たった。
 「ロシア版」は、「怒れる男」へのオマージュが込められていた。パロディ喜劇の「優しい…」とは比較出来ないだろう。

 「優しい…」は、「怒れる男」や「ロシア版」とは、作風思想を異にする。そういう観点からは、欠如する真剣味も許されるかもしれない。
 だが共通するものがある。それは、カメラを一室に固定した舞台劇風の作品ということ。
 当然多少の違いはあるが、基本的な内容は酷似している。

 といったことから、ストーリーに触れるような記述内容は思い当たらなかった。
 ということで、雑然としたレビューになってしまった。拙ブログ管理者一人忘年会のたいとしておこう。

 脱線ついでに、陪審員に関する映画を思い出すままに、下記にランクし、この項を終えたい。

①「十二人の怒れる男」1959年(米)=申し分なし→秀作
②「12人の怒れる男」2007年(露)=臨場感充満→秀作
③「裁きは終りぬ」1950年(仏)=安楽死と陪審員→秀作
④「ニューオーリンズ・トライアル」2003年(米)=陪審員保護訴え→佳作
⑤「或る殺人」1950年(米)=陪審員は真剣たれと叫ぶ→佳作
⑥「陪審員」1996年(米)=陪審員を襲う社会の悪→中の上
⑦「12人の優しい日本人」1991年(日)=今回鑑賞→中の中

-以上-

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ファンシィダンス

   

 ロック・バンドに夢中だった陽平は寺の跡継ぎだった。本当にバリカンで丸坊主になるリアルなショットが凄い。昔は鬘で誤魔化していたもの。
 撮られた時期が1989年。昭和から平成へのバトンタッチを連想する。現在は民主から自民へのバトンタッチか。

 住職の資格を執るため、人里離れた禅寺で励む修業が面白い。面白いとは不埒か。だが、コミック喜劇だから当然。
 それでも修行の、厳しさは可成り密度濃く描かれている。毎晩9時就寝。寝る姿勢まで決められているのには驚愕のほか無い。

 3時には起床。仏に仕える山積みの日課。先輩僧の指導は厳しい。日常生活の紹介も実に綿密に描かれている。トイレット・ペーパーを使わない汲み取り式厠での作法など傑作である。
 「なんだか馬鹿馬鹿しいなぁ」と少しは思いつつも、知らず知らずの間にこの映画にのめり込まされていた。

 この魅力の要因は、上述した雰囲気を秘めた周防正行監督の演出。そして、多分この作品が主演デビューと思われる本木雅弘(陽平)。と、その他のキャスト陣によるユーモアたっぷりの演技にある。

 要は、指導的立場にある僧もまた喜怒哀楽を保持している人間である。食い気もあれば、色気も持っている。と主張しているように思える。
 陽平がポーカル時代の彼女、真朱(鈴木保奈美)とのラストが傑作である。

ジェームズ・キャメロンのタイタニックの秘密

 

 1995年。海底探査船ケルディッシュ号は、水深3650mの海底に眠るタイタニック号の真上に到達した。
 映画「タイタニック」の冒頭附近は、1996年にかけてケルディッシュ号搭載の海底探査機ミール1&2号が写した映像が使用されていた。
 本編は、ジェームズ・キャメロン監督が2001年に最新の撮影技術で再び撮った作品と聞く。

 あの運命の日。1912年4月15日のタイタニック船内を写し出す最新探査機ジェイク&エルウッドの映像。
 「まさか伝説をこの目にするとは」。「夢みたいだ」の言葉に実感が籠もる。「ずっと泣いていたよ」の言葉にも。

 ジェームズ・キャメロン監督は、其処に当時の搭乗者を幻の姿で登場させる。
 一人の幻が「救命ボート減らせ」と命令している。この一言が、2223人中、1517名もの命を絶たせたのだ。嗚呼。

   titanicnoh.jpg
 有名なあの大階段も流失していた。その反面、無傷だった食堂の窓がある。エンジンはスフィンクスのよう。
 煙突から落ちた汽笛。これが遭難を伝えていたのだ。「この船に死を結びつけるけど、歴史家の私は命が見える」の台詞が耳を突き刺すようだ。

 フォークやスプーン類。そして、女性の靴が見つかる。紐まで結んである。涙。
 「男女を問わず一人でも多く」と乗客救助に当たった乗組員も居たという。
 「乗客の美談は本当?」「あの場面で本当に死を恐れぬ行動を執れたろうか?」と自己に疑問を投げかける調査員に、共振して仕舞う。

 ジェイク&エルウッドの電池が切れる。必至に回収する調査員。成功!。そのお陰で、調査時の姿そっくりのボイラー室を映画で見られた。
 バクテリアが、タイタニックの鉄を自然に返していた。
 犠牲者の冥福を祈りながら見る本編であった。

 1998年1月13日。シネマデプト友楽で見た映画「タイタニック」
 titanic1998.jpg

 このドキュメンタリーを見た後で、TV放映を再見した。
 タイタニックに賭けるジェームズ・キャメロン監督の執念を見た。

1975年公開邦画 My Best 10

【1】[まえがき]


【この年の思い出】
右の1975 Diary。
裏表紙は昭和50年だ。
ページを捲る。
3月27~28日=仙台出張。
前年のオイルショックと関連する仕事。
「新幹線大爆破」はこの年の映画だが、大阪→東京は利用したが、東北新幹線は無かった。
上野発の夜行列車降りてみたけど、仙台駅は闇の中…な~んちゃって、所要時間=4時間。
東京までの時間を加えると、8時間を超えていた。
仕事を終えて、歩む青葉通り~広瀬川。
伊達政宗像にも会ったなぁ。

頑張って居られる現地の皆様、お元気でよいお年を!。


========================
【2】
 My Best 10【各画像クリックで本文】

第1位
「ある映画監督の生涯 溝口健二の記録」

溝口ワールドにメスを入れる新藤監督の眼鋭し。
多くの俳優が語る体験談は、才長けた監督だったと立証する。人間溝口健二の人となりも偲べる。
個人的には、カメラ長回しの元祖と尊敬している。この際、僅かの凡作は無視したい。
秀作My Point=82


第2位
「金環蝕」
架空の物語乍ら、無くならぬ政党派閥。ゲンナマ合戦。蔭に繋がる資金源。親方日の丸企業との癒着。暗躍する政治新聞。官僚夫人の欺瞞。犠牲になる官僚。等が、料亭。クラブ。ゴルフ場等を舞台に展開。現実世界を見直させる。
流石社会派の重鎮、山本薩夫監督。
秀作My Point=81


第3位
「新幹線大爆破」
派遣労働者の悲劇は、現在を見詰め直させる。作り話を感じたり、あまり感心せぬ場面も散見するが、なかなか面白い。
クロス・カッティグの多様による緊迫感、臨場性は相当のもの。所詮映画は娯楽が本位。その観点に立脚すれば一級の娯楽作品だ。
力作My Point=75


第4位
「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」
圧巻は、リリーが寅さんに切る名啖呵。上品な女性が多いマドンナの中にあって、リリーだけは例外。
そんな彼女を車寅次郎はこよなく愛す。
喧嘩の後で、何も言わずにリリーに差し出す相合い傘。この第15作の白眉である。
佳作My Point=74


第5位
「青春の門」
筑豊炭田を背景に始まるこの大河物語は、大正七年に始まり、太平洋戦争。日本の敗戦。朝鮮動乱の勃発。と激動の昭和に続く。
こってりした味の中に、若者の悩みと成長をヴィヴィッドに描いて、雄大。
【未レビュー本文なし】
佳作My Point=72


第6位
「男はつらいよ 寅次郎子守唄」
見方を変えればこの第14作の主役は赤ん坊かもしれない。
「八日目の蝉」を思い出した。たとえ養う義務のない子でも、日々の世話を通じて愛情が湧いてくるというものだ。
今回は大いに笑わされる。人間は感情の動物。喜怒哀楽の繰り返しが人生なのだ。
佳作My Point=72


第7位
「男はつらいよ 葛飾立志篇」
“勉強”ということについて考えさせられる。
「何のために勉強するか?」に、「己を知るため」と言い放つトラさん。「どういうこと」に対し、「自分は何のために生きているのか」とぶつ裏側で、「人間は考える葦」の葦→足で噴き出す。
佳作My Point=72


第8位
「昭和枯れすすき」
これは完全に演歌の世界。うら悲しい主題歌が全編を覆う。刑事の兄が、落ちぶれていく妹に示す愛情が屋台骨。此処までの兄妹愛が現代社会にあるかな?。
人間、人情について感じ入る。現在の価値観からは古色蒼然。だが映画はその時代を反映する。時は流れる。
佳作My Point=72


第9位
「潮騒」
5度作られた三島由紀夫原作の映画。これは西河克巳監督/三浦友和&山口百恵主演の第4作。リアルだった。モモエちゃんファンの長女と一緒に見た映画館。今、老人マンションを建設中。他には、当時サユリストだった私は第2作も見ている。
【未レビュー本文なし】準佳作My Point=69


第10位
「絶唱」
西河克巳/三浦友和&山口百恵トリオ全盛期だった。
これも3度作られている純愛物語。
当時の私のノートは、「うーん!」の3文字のみで終わっていた。悲愴…壮絶すぎるものねぇ。
【未レビュー本文なし】準佳作My Point=69


=====【完】=====

喜劇 にっぽんのお婆あちゃん

   

 題意のお婆ぁちゃんは、サトと、くみ。浅草の仲見世で出逢った二人。
 お互いに、「結構な隠居暮らしをしている」と嘯く。高度経済成長に突入した頃だったもの。この映画が作られた時代(1962年)は。

 その割りに身なりはそれ程でもない二人。確か、サトは65歳。くみは72歳と言ったと記憶している。年の割りには老けて見える。平均寿命が延びた現在の眼からは、そう見える。
 今なら、この程度の歳の人はずっと若く見える。10歳は違うだろう。

 幾歳月の経過は、人間の体格も変えるのだ。若人の体型もスリムになったもの。貧富の差は如何に変わったのだろう。
 それにしても、サトに扮したミヤコ蝶々。くみを演じる北林谷栄。二人の俳優さんの当時の実年齢をTVで言っていたが、聞いて吃驚。あれだけよく老け役をこなしたものだ。

 遠くの親戚よりも近くの他人。という言葉がある。もっとも一概には決めつけられない。ものの、この映画は、そこを主張する。
 若い他人も親切だった。食堂店員の十朱幸代や、老人ホームに勤める市原悦子。等々。それにしてもこの二人、若い!!。

 くみが戻った老人ホーム。誕生パーティで、アカの他人同士の爺さん、婆さんが、手に手を取り合って唱い踊る。そこには幸せ一杯の楽しさが爆発していた。安木節が最高。
 kgknpnob.jpg

 それにしてもこの映画。老人キャストの豪華さよ!。飯田蝶子。浦辺粂子。村瀬幸子。東山千栄子。左卜全。中村是好。山本礼三郎。殿山泰司。伴淳三郎。etc.etc.。
 ホーム責任者の田村高廣や、栄養士の沢村貞子は若手なんだ。

 此処は冷たい空気に覆われた都営住宅の一室。当時のモノクロ・テレビで、くみの老人ホームの誕生パーティに見とれるサト。その背が寂しい。

 放映終わり、夜も更けて。サトの枕許に鎮座する風呂敷包み。それが何を物語るか。言わずとも由。
 これは喜劇であって、喜劇に非ず。

四十七人の刺客(再見)

     

 選挙が重なったりして、何かと気ぜわしい師走だ。が、太平洋戦争が始まった12/8と、討ち入りのあった12/14は、それぞれに関連した映画鑑賞が習慣となった。
 今年の12/14は、TV放映された「四十七人の刺客」を再見。 所感は、映画館で見た初見時と殆ど変わらなかった。
 大石と色部の知略を尽くした死闘は見応え充分。細かい数点のみ下述して置きたい。

①動的である。
 討ち入り場面は別にして、どちらかといえば、大石の心理、葛藤に重心を向けた“静”の作品が目立つが、これはどちらかといえば“動”が目立つ。
 その象徴的な場面は、討ち入りに赴くシーン。粉雪を舞い上がらせて吉良屋敷までひた走る数カットが秀逸。雪に残ってゆく足跡。その音も無し。
 

②現代風の匂いが発散する。
 妻りく:「主税を参加させるのですね」と念を押す。
 内蔵助:「一族近親参加の藩士が多い。だから、加える」と答える。過去の忠臣蔵には見られぬ新解釈だ。

③リアルである。
 夜間に堀を利用して、討ち入り用の武器を運搬する。理に適ったこういう綿密な描写も今迄には見られなかったと思っている。

③特異性、奇抜的なところが見受けられる。
 討ち入り前に内蔵助が、自分を襲ってきた侍を切り捨てる。 「人を斬ったのは初めて」という1カットなど、頭脳知略だけの人物ではないと認識させる。

④新鮮味な演出が鏤められている。
 忠臣蔵ほど数多く映画やドラマ化された作品はないだろう。今や古色蒼然たる演出では×。
 この作品は、山科の場面に始まる。松の廊下は至極簡単な表現。といった例が目立ち、総てに際だつ。

⑤一点だけ、初見時と変わったこと。
 と言えば、高倉健さんの大石について、今回は違和感を感じなかったこと。
 初見後、18年経過。この間、健さんの映画を多く見てきているので、受け取り方が変わったからであろう。
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マナスルに立つ
猫と庄造と二人のをんな
のんき夫婦

紀州の暴れん坊
四十八才の抵抗
桂春団治
サザエさん
異母兄弟
蜘蛛巣城
幕末太陽傳
雪国
大阪物語
東京暮色
大菩薩峠(全3部作)
顔(岡田)
暖流
青い山脈(リメイク)前編
いとはん物語
うなぎとり
鳳城の花嫁
活弁物語
禁断の砂
禁断の砂続編
くちづけ

淑女夜河を渡る
純愛物語
素足の娘
鮮血の人魚
続青い山脈(リメイク)
大忠臣蔵(松竹)
脱獄囚
智恵子抄
東京だよおっ母さん
東北の神武たち
土砂降り
どん底

南極大陸
女狐屋敷
爆音と大地
挽歌
白夜の妖女
まだら蛇
明治天皇と日露大戦争
夕凪
夜の蝶
喜びも悲しみも幾歳月
駅前旅館
隠し砦の三悪人
無法松の一生1958年リメイク版
炎上
忠臣蔵 暁の陣太鼓
海女の岩礁
杏っ子
怒りの孤島
命を賭ける男
鰯雲
江戸の花笠
大番完結編
おトラさんの休日
鬼灯灯篭
佳人
家内安全
巨人と玩具
月給13000円
この天の虹
続禁断の砂
忠臣蔵(大映)
つづり方兄弟
東京の休日
東京の瞳
としごろ
楢山節考(木下監督)
日蓮と蒙古大襲来
猫は知っていた
暖簾
八人の花嫁
張込み
春高楼の花の宴
彼岸花
美女と液体人間/
陽のあたる坂道
氷壁
蛍火
夜の鼓
若い広場
若き美と力
惜春鳥
忠臣蔵(東映)
人間の條件/第1部.純愛篇
人間の條件.第2部.激怒篇
人間の條件/第3部(望郷篇)
私は貝になりたい
人間の條件(第4部)戦雲篇
キクとイサム
人間の壁
荷車の歌
浮草
独眼竜政宗
第五福竜丸
大東亜戦争と国際裁判
野火
にあんちゃん
お早よう
独立愚連隊
細雪
裸の島
悪い奴ほどよく眠る
青春残酷物語
娘・妻・母
武器なき斗い
秋日和
黒い画集 あるサラリーマンの証言
おとうと
波の塔
乾いた湖
いろはにほへと
地の涯に生きるもの
「通夜の客」より わが愛
白い牙
豚と軍艦
用心棒
小早川家の秋
妻として女として
人間の條件(第5部)死の脱出篇
人間の條件(第6部)曠野の彷徨篇
松川事件
名もなく貧しく美しく
反逆児
ゼロの焦点
わが恋の旅路
釈迦
もず
秋津温泉
キューポラのある街
好人好日
座頭市物語
切腹
人間
忍びの者
左ききの狙撃者 東京湾
秦・始皇帝
私は二歳
秋刀魚の味
喜劇 にっぽんのお婆あちゃん
雲の上団五郎一座
椿三十郎
太平洋ひとりぽっち
眠狂四郎殺法帖
にっぽん昆虫記
みんなわが子
天国と地獄
女系家族
海軍
古都
伊豆の踊子
拝啓天皇陛下様
エデンの海
五番町夕霧楼
砂の女
香華
帝銀事件 死刑囚
五瓣の椿
仇討
馬鹿まるだし
赤ひげ
東京オリンピック

徳川家康
霧の旗
大魔神怒る
紀ノ川
氷点
白い巨塔
風車のある街
ある殺し屋
日本のいちばん長い日
博奕打ち①
華岡青洲の妻
若者たち
十一人の侍
神々の深き欲望
あゝひめゆりの塔
博奕打ち総長賭博④
黒部の太陽
人生劇場飛車角と吉良常
心中天網島
橋のない川(第1部)
風林火山
男はつらいよ/1
続・男はつらいよ/2
戦争と人間(第一部)運命の序曲
どですかでん
家族
富士山頂
影の車
裸の十九才
男はつらいよ 望郷編/5
座頭市と用心棒
男はつらいよ/フーテンの寅/3
新・男はつらいよ/4
男はつらいよ 柴又慕情/9
戦争と人間(第二部)愛と悲しみの山河
激動の昭和史 沖縄決戦
男はつらいよ 純情篇/6
男はつらいよ 奮闘編/7
男はつらいよ 寅次郎恋歌/8
忍ぶ川
故郷
あゝ声なき友
軍旗はためく下(モト)に
旅の重さ
男はつらいよ 寅次郎夢枕/10
藍より青く
戦争と人間(第三部)完結篇
青幻記 遠い日の母は美しく
戒厳令(邦画)
恍惚の人
男はつらいよ 寅次郎忘れな草/11
男はつらいよ 私の寅さん/12
赤ちょうちん
サンダカン八番娼館 望郷
砂の器
わが道
竜馬暗殺
華麗なる一族
狼よ落日を斬れ/風雲篇・激情篇・怒濤篇
男はつらいよ 寅次郎恋やつれ/13
男はつらいよ 寅次郎子守唄/14
青春の門
絶唱
ある映画監督の生涯 溝口健二の記録
金環蝕
新幹線大爆破
昭和枯れすすき
潮騒
男はつらいよ 寅次郎相合い傘/15
男はつらいよ 葛飾立志篇/16
犬神家の一族
不毛地帯
男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け/17
男はつらいよ寅次郎 純情詩集/18
幸福の黄色いハンカチ
八甲田山
八つ墓村
人間の証明
やくざ戦争 日本の首領(ドン)
男はつらいよ 寅次郎と殿様/19
男はつらいよ 寅次郎頑張れ!/20
洟をたらした神
野性の証明
日本の首領(ドン)完結篇
鬼畜
赤穂城断絶
事件
男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく/21
男はつらいよ 噂の寅次郎/22
あゝ野麦峠
十八歳、海へ
復讐するは我にあり
配達されない三通の手紙
日蓮
神様のくれた赤ん坊
戦国自衛隊
男はつらいよ 翔んでる寅次郎/23
男はつらいよ 寅次郎春の夢/24
復活の日
野獣死すべし
ツィゴイネルワイゼン
影武者
遙かなる山の呼び声
わるいやつら
天平の甍
二百三高地
男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花/25
男はつらいよ 寅次郎かもめ歌/26
駅/ステーション
泥の河
セーラー服と機関銃
スローなブギにしてくれ
男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎/27
男はつらいよ 寅次郎紙風船/28
蒲田行進曲
鬼龍院花子の生涯
疑惑
水のないプール
海峡
転校生
男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋/29
男はつらいよ 花も嵐も寅次郎/30
魚影の群れ
東京裁判
女帝
ふるさと
時代屋の女房
南極物語(1983年、日本映画[オリジナル])
楢山節考(今村監督)
時をかける少女
探偵物語(邦画)
家族ゲーム
白蛇抄
男はつらいよ 旅と女と寅次郎/31
男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎/32
風の谷のナウシカ
Wの悲劇
おはん
麻雀放浪記
お葬式
瀬戸内少年野球団
天国の駅
男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎/33
男はつらいよ 寅次郎真実一路/34
さびしんぼう
台風クラブ
ひとひらの雪
夢千代日記
タンポポ
薄化粧
ビルマの竪琴(リメイク版)
男はつらいよ 寅次郎恋愛塾/35
男はつらいよ 柴又より愛をこめて/36
火宅の人
キネマの天地
たんぽぽ
天空の城ラピュタ
野ゆき山ゆき海べゆき
蛍川
新・喜びも悲しみも幾歳月
国士無双
ウホッホ探険隊
男はつらいよ 幸福の青い鳥/37
竹取物語
ハチ公物語
マルサの女
夜汽車
首都消失
親鸞 白い道
妻よ薔薇のように
飢餓海峡
男はつらいよ 知床慕情/38
男はつらいよ 寅次郎物語/39
釣りバカ日誌
となりのトトロ
敦煌
肉体の門
火垂るの墓
優駿 ORACION
TOMORROW/明日
木村家の人びと
異人たちとの夏
男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日/40
あ・うん
善人の条件
千利休本覚坊遺文
釣りバカ日誌2
魔女の宅急便
利休
黒い雨
ファンシィダンス
男はつらいよ 寅次郎心の旅路/41
男はつらいよ ぼくの伯父さん/42
あげまん
オーロラの下で
白い手
釣りバカ日誌3
天と地と

『夢』第2話「桃畑」
男はつらいよ 寅次郎の休日/43
おもひでぽろぽろ
四万十川
戦争と青春
釣りバカ日誌4
八月の狂詩曲
息子
陽炎
大誘拐 RAINBOW KIDS
12人の優しい日本人
男はつらいよ 寅次郎の告白/44
おろしや国酔夢譚
シコふんじゃった
釣りバカ日誌5
寒椿
男はつらいよ 寅次郎の青春/45
学校
釣りバカ日誌6
まあだだよ
大病人
月光の夏
病院で死ぬということ
お引越し
男はつらいよ 寅次郎の縁談(goo)/46
忠臣蔵外伝四谷怪談
釣りバカ日誌7
四十七人の刺客
さくら
毎日が夏休み
四十七人の刺客(再見)
夏の庭
男はつらいよ 拝啓 車寅次郎様/47
午後の遺言状
マークスの山
静かな生活
Love Letter
男はつらいよ 寅次郎紅の花/48
Shall We ダンス?
釣りバカ日誌8
KYOKO
お日柄もよくご愁傷さま
釣りバカ日誌9
もののけ姫
西へ
HANA-BI
マルタイの女
萌の朱雀
ラヂオの時間
男はつらいよ寅次郎ハイビスカスの花特別篇
釣りバカ日誌10
のど自慢
がんばっていきまっしょい
あ、春
プライド-運命の瞬間(トキ)/
あの、夏の日~とんでろじいちゃん
釣りバカ日誌イレブン
皆月
御法度
菊次郎の夏
雨あがる
鉄道員(ぽっぽや)
梟の城
ホワイトアウト
顔(藤山)
はつ恋
老親
どら平太
陰陽師
千と千尋の神隠し
釣りバカ日誌12史上最大の有給休暇
ウォーターボーイズ
かぁちゃん
みんなのいえ
ホタル
凛として愛
Go!
釣りバカ日誌13ハマちゃん危機一髪!
TRIC >|
東京原発
鏡の女たち
ミスター・ルーキー
白い犬とワルツを/
突入せよ!「あさま山荘」事件
模倣犯
陽はまた昇る
海は見ていた

阿弥陀堂だより
明日があるさ
OUT
たそがれ清兵衛
嗤う伊右衛門
チルソクの夏
ゲロッパ!
渋谷怪談
油断大敵
解夏
茶の味
美しい夏キリシマ
雨鱒の川
赤目四十八瀧心中未遂
あずみ
HAZAN
わらびのこう 蕨野行
ジョゼと虎と魚たち
わたしのグランパ MY GRANDPA TAUGHT ME A LOT ABOUT LIFE
母のいる場所
T.R.Y.
壬生義士伝/
13階段
黄泉がえり
青の炎
スパイ・ゾルゲ
沙羅双樹
踊る大捜査線2
座頭市
釣りバカ日誌14
陰陽師2
阿修羅のごとく
世界の中心で、愛をさけぶ
下妻物語
丹下左膳/百万両の壷
機関車先生
インストール
父と暮せば
海猫
あずみ2
誰も知らない
オペレッタ 狸御殿
海猿
笑の大学
スウィングガールズ
いつか読書する日
半落ち
赤い月
イノセンス
クイール
隠し剣鬼の爪
血と骨
いま、会いにゆきます/
ハウルの動く城
妖怪大戦争
四日間の奇蹟
電車男
リンダ リンダ リンダ
交渉人 真下正義
亀は意外と速く泳ぐ
カミュなんて知らない
火火
この胸いっぱいの愛を
かもめ食堂
ゲルマニウムの夜
子ぎつねヘレン
そうかもしれない
疾走
紀子の食卓
あおげば尊し
雪に願うこと
大停電の夜に
赤い鯨と白い蛇
空中庭園
北の零年
THE 有頂天ホテル
パッチギ!
ローレライ
阿修羅城の瞳
戦国自衛隊1549
劇場版.鋼の錬金術師/シャンバラを征く者
恋するトマト
亡国のイージス
容疑者室井慎次
蝉しぐれ
春の雪
ALWAYS 三丁目の夕日
男たちの大和 YAMATO
間宮兄弟
フラガール
夜のピクニック
ゲド戦記
佐賀のがばいばあちゃん
松ヶ根乱射事件
燃ゆるとき The Excellent Company
初恋
魂萌え!
地下鉄(メトロ)に乗って
不撓不屈
神童
市川崑物語
ゆれる
酒井家のしあわせ
アヒルと鴨のコインロッカー
長い散歩
あかね空
嫌われ松子の一生
愛の流刑地
博士の愛した数式
県庁の星
明日の記憶
花よりもなほ
バルトの楽園(ガクエン)
花田少年史/幽霊と秘密のトンネル
UDON
日本沈没
出口のない海
涙そうそう
手紙
椿山課長の七日間
武士の一分
殯の森
犯人に告ぐ
Life 天国で君に逢えたら
どろろ
母べえ
マリと子犬の物語
クロサギ
大日本人
ユメ十夜
しゃべれども しゃべれども
天然コケッコー
象の背中
夕凪の街 桜の国
憑神
包帯クラブ
人のセックスを笑うな
遠くの空に消えた
転校生 -さよなら あなた-
サイドカーに犬
腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
河童のクゥと夏休み
北辰斜にさすところ
プライド in ブルー
クローズド・ノート
めがね
0(ゼロ)からの風
めがね(二回目)
それでもボクはやってない
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
俺は君のためにこそ死ににいく
釣りバカ日誌18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束
HERO
ALWAYS 続・三丁目の夕日
点と線(TVM)
山のあなた 徳市の恋
ザ・マジックアワー
クライマーズ・ハイ
崖の上のポニョ
イキガミ
私は貝になりたい(2008年版)
誰も守ってくれない
相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿
西の魔女が死んだ
劔岳 点の記
アキレスと亀
ラストゲーム 最後の早慶戦
ICHI
感染列島
春よこい
その日のまえに
石内尋常高等小学校 花は散れども
ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌
まぼろしの邪馬台国
禅 ZEN
ホノカア・ボーイ
山桜
グーグーだって猫である
犬と私の10の約束
おっぱいバレー
旭山動物園物語
明日への遺言
おくりびと
今度は愛妻家
ヘブンズ・ドア
60歳のラブレター
釣りキチ三平
幼獣マメシバ
真夏のオリオン
蟹工船
重力ピエロ
築城せよ!
ゼロの焦点(リメイク)
ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~
余命1ヶ月の花嫁
劔岳 点の記 標高3000メートル 激闘の873日
沈まぬ太陽
空気人形
風が強く吹いている
火天の城
パンドラの匣
花のあと
春との旅
わたし出すわ
誘拐ラプソディー
南極料理人
笑う警官
なくもんか
ディア・ドクター
おとうと(リメイク)
告白
RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語
悪人
BOX 袴田事件 命とは
孤高のメス
十三人の刺客
キャタピラー
ゲゲゲの女房
オカンの嫁入り
東京島
武士の家計簿
桜田門外の変
日輪の遺産
ステキな金縛り
海炭市叙景
京都太秦物語

八日目の蝉
阪急電車 片道15分の奇跡
奇跡
東京オアシス
一枚のハガキ
セカンドバージン
ツレがウツになりまして
小川の辺
かぞくのくに
あなたへ
桐島、部活やめるってよ

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ascapapa

Author:ascapapa
「アスカ・スタジオ」の映画レビューをカテゴリにリンクし、2011/9/1以降はこちらで継続します。

鑑賞記を書いた洋画
年代順

月世界旅行
散り行く花
戦艦ポチョムキン
オペラの怪人
チャップリンの黄金狂時代
第七天国
メトロポリス
ジャズ・シンガー
つばさ
四人の息子
恐喝(ゆすり)
西部戦線異状なし
モロッコ
嘆きの天使
制服の処女
街の灯
巴里の屋根の下
民衆の敵
海の底
間諜X27
会議は踊る
グランド・ホテル
自由を我等に
にんじん
巴里祭
生活の設計
或る夜の出来事
商船テナシティー
ターザンの復讐
暗殺者の家
ミモザ館
女だけの都
三十九夜
地の果てを行く
戦艦バウンティ号の叛乱
外人部隊
未完成交響曲
間諜最後の日
永遠の戦場
我等の仲間
オペラハット
大いなる幻影
望郷
第3逃亡者
失はれた地平線
ブルグ劇場
歴史は夜作られる
白雪姫
バルカン超特急
舞踏会の手帖
我が家の楽園
少年の町
霧の波止場
赤ちゃん教育
グレート・ワルツ
ラ・マルセイエーズ
四人の復讐
格子なき牢獄
ターザンの猛襲
大平原
スミス都へ行く
ボー・ジェスト
ニノチカ
オズの魔法使
旅路の果て
ゲームの規則
若き日のリンカン
コンドル
駅馬車
フィラデルフィア物語
民族の祭典/美の祭典
美女ありき
ミュンヘンへの夜行列車
海外特派員
北西騎馬警官隊
哀愁
怒りの葡萄
偽りの花園
ミニヴァー夫人
ヨーク軍曹
群衆
幽霊紐育を歩く
ダンボ
タバコ・ロード
疑惑の影
心の旅路
打撃王
郵便配達は二度ベルを鳴らす
スイングホテル
カサブランカ
逃走迷路
キューリー夫人
ターザンの凱歌
サハラ戦車隊
自由への闘い
ガス燈
救命艇
毒薬と老嬢
我が道を往く
飾窓の女
ローラ殺人事件
ウィルソン
脱出
若草の頃
深夜の告白
錨を上げて
失われた週末
シーザーとクレオパトラ
白い恐怖
ブルックリン横丁
アメリカ交響曲
第七のヴェール
楽聖ショパン
鉄路の斗い
聖メリーの鐘
ヘンリィ五世
南部の人
運命の饗宴
大いなる遺産
荒野の決闘
戦火のかなた
鉄腕ターザン/
美女と野獣
三つ数えろ
ラインの監視
我等の生涯の最良の年
肉体と幻想
ギルダ
靴みがき
小間使の日記(ジャン・ルノワール)
浜辺の女
ジョルスン物語
黒水仙
石の花
淑女と拳骨
凸凹お化け騒動
肉体の悪魔
パラダイン夫人の恋
三十四丁目の奇跡
紳士協定
犯罪河岸
上海から来た女
影なき殺人
海の牙
愛の調べ
断崖
緑のそよ風
逢びき
落ちた偶像
凱旋門
皇帝円舞曲
自転車泥棒
ジャンヌ・ダーク
情婦マノン
ターザンの黄金
凸凹海軍の巻
凸凹スパイ騒動
にがい米
イースター・パレード
赤い河
アンナ・カレニナ
ロープ
揺れる大地
黄金
キー・ラーゴ
あのアーミン毛皮の貴婦人
ママの想い出
三人の名付親
汚名
女相続人
ハムレット
踊る大紐育
オール・ザ・キングスメン
頭上の敵機
テキサス決死隊
ショックプルーフ
ピンキー
硫黄島の砂
神々の王国
黄色いリボン
三人の妻への手紙
北ホテル
若草物語
イヴの総て
わが谷は緑なりき
リオ・グランデの砦
ミラノの奇蹟
輪舞
オルフェ
裁きは終りぬ
舞台恐怖症
ウィンチェスター銃73
赤い靴
花嫁の父
アフリカの女王
パルムの僧院
ホフマン物語
マルタの鷹
見知らぬ乗客
欲望という名の電車
革命児サパタ
肉体の冠
愛人ジュリエット

怒りの河
大いなる夜
地球の静止する日
ベリッシマ
サンセット大通り
邪魔者は殺せ
黄昏(51)
巴里の空の下セーヌは流れる
レベッカ
第三の男
南海の劫火
真昼の決闘
ショウ・ボート
夜ごとの美女
ノックは無用
赤い風車
モンキー・ビジネス
チャップリンの殺人狂時代
天井桟敷の人々
ライムライト
ボルジア家の毒薬
誰がために鐘は鳴る
禿鷹は飛ばず
猛獣大陸
征服への道
禁じられた遊び
ターザンと巨像の襲撃
探偵物語
私は告白する
ナイアガラ
紳士は金髪がお好き
タイタニックの最期
終着駅
艦長ホレーショ
ベルリン陥落
ダニー・ケイの牛乳屋
外套と短剣
静かなる男
盗賊王子
文化果つるところ
地上最大のショウ
ハリケーン
七つの大罪
シンデレラ姫
キリマンジャロの雪
地球最後の日
銅の谷
情炎の女サロメ
宇宙戦争(1953年のオリジナル)
クォ・ヴァディス
風と共に去りぬ
シェーン
世紀の祭典
キング・コング
楽園に帰る
封鎖作戦/忘れられた人々
地上(ココ)より永遠(トワ)に
浮気なカロリーヌ
虹の世界のサトコ
波止場
しのび逢い
帰らざる河
第十一監房の暴動
世代
宇宙水爆戦
第十七捕虜収容所
ダイヤルMを廻せ!
嘆きのテレーズ
夏の嵐
聖衣
バリ島珍道中
グレン・ミラー物語
バラントレイ郷
エヴェレスト征服
白い馬
アパッチ砦
雨に濡れた欲情
ジュリアス・シーザー
素晴らしき哉、人生!
バグダッドの黄金
王者の剣
サスカチワンの狼火
月蒼くして
モガンボ
兄弟はみな勇敢だった
限りなき追跡
燃える幌馬車
ブラボー砦の脱出
ローマの休日
世界を彼の腕に
アンデルセン物語
魔術の恋
アンリエットの巴里祭
三つの恋の物語
壮烈カイバー銃隊
百万長者と結婚する方法
大アマゾンの半魚人
腰抜け二挺拳銃の息子
円卓の騎士
海賊黒ひげ
黒い絨毯
ジョニイ・ダーク
スーダンの砦
陽気なドンカミロ
十二哩の暗礁の下に
外人部隊(リメイク版)
土曜は貴方に
巴里のアメリカ人
放射能X
あの手この手(洋画)
カーニバルの女
巨象の道
サムソンとデリラ
炎と剣
ケイン号の叛乱
デミトリアスと闘士
怪僧ラスプーチン
掠奪された七人の花嫁
O.K.ネロ
街の野獣
麗しのサブリナ
陽のあたる場所
モダン・タイムス
フォルウォスの黒楯
七つの海の狼
青い麦
悪の花園
ホワイト・クリスマス
現金に手を出すな
七年目の浮気
慕情
フレンチ・カンカン
パンと恋と夢
底抜け西部へ行く
見知らぬ人でなく

ヴェラクルス
キッスで殺せ!
夏の夜は三たび微笑む
天はすべて許し給う
ララミーから来た男
奇跡(丁抹)
長い灰色の線
エジプト人
異教徒の旗印
砂漠は生きている
ブリガドーン
雨に唱えば
王家の谷
トコリの橋
ロミオとジュリエット
折れた槍
ユリシーズ
バルテルミーの大虐殺
裏窓
ショウほど素敵な商売はない
オズの魔法使
スタア誕生
前科者
裸の女王
宇宙征服
恐怖の報酬
銀の盃
情事の終り
赤いベレー
蝶々夫人
不良少女モニカ
埋もれた青春
ホブスンの婿選び
文なし横丁の人々
百万ドルの人魚
緑の火エメラルド
喝采
裸足の伯爵夫人
これがシネラマだ
戦略空軍命令
甦る熱球
我が心に君深く
悪魔のような女
ドンカミロ頑張る
お若いです
青い大陸
足ながおじさん
泥棒成金
ファンタジア
旅情
エデンの東
緑の魔境
海底2万哩
わが青春のマリアンヌ
わんわん物語
心のともしび
殺意の瞬間
地下水道
追想(1956年.米)
友情ある説得
間違えられた男
戦艦シュペー号の最後
八十日間世界一周
現金に体を張れ
お茶と同情
枯葉
抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-
素直な悪女
ベニイ・グッドマン物語
バンド・ワゴン
ミスタア・ロバーツ
恋愛準決勝戦
トロイのヘレン
ダニー・ケイの黒いキツネ
われら巴里ツ子
ハリーの災難
去り行く男
征服者
海賊船
腰抜け二挺拳銃
密輸空路
洪水の前
青春の祭典
ピクニック
リチャード三世
必死の逃亡者
アメリカの戦慄
水着の女王
雨のランチプール
野郎どもと女たち
愛情物語
暁の出撃
非常線
ガラスの靴
滅びゆく大草原
豪族の砦
理由なき反抗
黄金の腕
ナポレオン
愛の終着駅
美しき想い出
アレキサンダー大王
空と海の間に
知りすぎていた男
灰色の服を着た男
恋愛時代
捜索者
白鳥
底抜けニューヨークの休日
夜は夜もすがら
空中ぶらんこ
禁断の惑星
赤い風船
沈黙の世界
悪者は地獄へ行け
オセロ
ラスヴェガスで逢いましょう
白鯨
上流社会
女の平和
王様と私
攻撃
情け無用の街
誇り高き男
居酒屋

回転木馬
傷だらけの栄光
バス停留所
ヘッドライト
ユタから来た男
朝な夕なに
悲しみよこんにちは
間奏曲
十戒
南部の反逆者
野いちご
灰とダイヤモンド
めぐり逢い
レ・ミゼラブル
汚れなき悪戯
二都物語
カビリアの夜
白夜
成功の甘き香り
夜の豹
白い砂
宿命
失われたものゝ伝説
決断の3時10分
夕暮れのとき
聖女ジャンヌ・ダーク
王子と踊子
胸に輝く星
翼に賭ける命
奥様ご用心
愛情の花咲く樹
OK牧場の決斗
オクラホマ!
黒い牡牛
殺人狂想曲
死刑台のエレベーター
思春期の感情
ジャイアンツ
戦場にかける橋
戦争と平和(米)
太陽の帝国
翼よあれが巴里の灯だ/
殿方御免遊ばせ
ノートルダムのせむし男
ヴァイキング
パリの恋人
巴里の不夜城
昼下りの情事
フランケンシュタインの逆襲
炎の人ゴッホ

屋根
ロケット・パイロット
八月十五夜の茶屋
熱いトタン屋根の猫
西部の人
鉄道員
武器よさらば
南太平洋
私は死にたくない
野ばら
大いなる西部
老人と海
モンパルナスの灯
恋の手ほどき
吸血鬼ドラキュラ
長く熱い夜
恋人たち
左きゝの拳銃
手錠のままの脱獄
愛する時と死する時
黒い罠
裸者と死者
旅路
群衆の中の一つの顔
最後の楽園
サヨナラ
青春物語
世界の楽園
Z旗あげて
突撃
マーティ
めまい
情婦
女優志願
アンネの日記
五つの銅貨
お熱いのがお好き
十二人の怒れる男
白銀は招くよ!ザイラーと12人の娘
類人猿ターザン
尼僧物語
ベン・ハー(1959年/1926年)
或る殺人
勝手にしやがれ
緑の館
夜を楽しく
甘い生活
ワーロック
刑事
リオ・ブラボー
渚にて
地底探険
夜行列車
ガンヒルの決斗
悲しみは空の彼方に
騎兵隊
大人は判ってくれない
黒いオルフェ
バスカヴィル家の犬
北北西に進路を取れ
アパートの鍵貸します
サイコ
ターザン大いに怒る
ハバナの男
ラインの仮橋
オーシャンと十一人の仲間
スパルタカス
情事
荒野の七人
スリ(掏摸)
地下鉄のザジ
バファロー大隊
許されざる者(ジョン・ヒューストン監督)
恋をしましょう
アラモ
雨のしのび逢い
荒れ狂う河
若者のすべて
かくも長き不在
太陽がいっぱい
チャップリンの独裁者
イタリア式離婚狂想曲
ウエスト・サイド物語
処女の泉
エル・シド
草原の輝き
ニュールンベルグ裁判
荒馬と女
ハスラー
野望の系列
夜の終りに
馬上の二人
勝負をつけろ
さよならをもう一度
ナバロンの要塞
ティファニーで朝食を
アラバマ物語
史上最大の作戦
パラダイス
突然炎のごとく
終身犯
何がジェーンに起ったか?
長距離ランナーの孤独
枢機卿
恐怖の岬
リバティ・バランスを射った男
ラ・ジュテ
世界残酷物語
フランス式十戒
西部開拓史
昼下がりの決斗
ロリータ
007ドクター・ノオ(第1作)
アラビアのロレンス
シベールの日曜日
シャレード
007ロシアより愛を込めて(第2作)
第七の封印
大脱走
地下室のメロディ

ブーベの恋人
クレオパトラ
スペンサーの山
逆転
鬼火
あなただけ今晩は
予期せぬ出来事
8 1/2
暴行
山猫
軽蔑
野のユリ
小間使の日記
昨日・今日・明日
トム・ジョーンズの華麗な冒険
パリで一緒に
幸福(シアワセ)
シェルブールの雨傘
007ゴールドフィンガー(第3作)
メリー・ポピンズ
H・G・ウェルズのSF月世界探検
サーカスの世界
わらの女
荒野の用心棒
マーニー
その男ゾルバ
質屋
博士の異常な愛情
ローマ帝国の滅亡
マイ・フェア・レディ
コレクター
007/サンダーボール作戦(第4作)
素晴らしきヒコーキ野郎
ナック
熊座の淡き星影
反撥
いそしぎ
サウンド・オブ・ミュージック
市民ケーン
天地創造
ドクトル・ジバゴ
ミクロの決死圏
わが命つきるとも
恐竜100万年
砲艦サンパブロ
戦争と平和(ソ連)
男と女
華氏451
続・夕陽のガンマン
バニー・レークは行方不明
パリは燃えているか
恋人よ帰れ!わが胸に
エル・ドラド
引き裂かれたカーテン
おしゃれ泥棒
暗くなるまで待って
007は二度死ぬ(第5作)
ターザンと断崖の怒り
昼顔
墓石と決斗
冒険者たち
俺たちに明日はない
いつも心に太陽を
伯爵夫人
いつも2人で
戦う幌馬車
みじかくも美しく燃え
ある戦慄
特攻大作戦
少女ムシェット
招かれざる客
卒業
猿の惑星
2001年宇宙の旅
個人教授
レマゲン鉄橋
ファニー・ガール
荒鷲の要塞
if もしも…
さらば友よ
ブリット
カラマーゾフの兄弟
ローズマリーの赤ちゃん
冬のライオン
明日に向って撃て!
真夜中のカーボーイ
勇気ある追跡
イージー・ライダー

チップス先生さようなら
ワイルドバンチ
影の軍隊
女王陛下の007(第6作)
ワーテルロー
シシリアン
ハロー・ドーリー!
ある愛の詩
ひまわり
ライアンの娘
M★A★S★H/マッシュ
いちご白書
リオ・ロボ
ロバと王女
ボルサリーノ
シャーロック・ホームズの冒険
雨の訪問者
バットン大戦車隊
チャイコフスキー
フェリーニの道化師
マクベス
007ダイヤモンドは永久に(第7作)
不思議な村
ラスト・ショー
小さな恋のメロディ
ベニスに死す
ジョニーは戦場へ行った
時計じかけのオレンジ
ダーティハリー

ニコライとアレクサンドラ
フレンチ・コネクション
コールガール
パリは霧にぬれて
アンドロメダ
屋根の上のバイオリン弾き
ゴッドファーザー
マルシカの金曜日
ラスト・タンゴ・イン・パリ
ポセイドン・アドベンチャー
リスボン特急
惑星ソラリス
フォロー・ミー
叫びとささやき
狼は天使の匂い
フレンジー
キャバレー
ラスト・タンゴ・イン・パリ
大列車強盗
エクソシスト
激突!
スティング
ルシアンの青春
スケアクロウ
追憶
ペーパー・ムーン
戒厳令
007/死ぬのは奴らだ(第8作)
暗黒街のふたり
パピヨン
ジャッカルの日
アメリカン・グラフティ
オリエント急行殺人事件
007黄金銃を持つ男(第9作)
タワーリング・インフェルノ
ザッツ・エンタテインメント
アリスの恋
華麗なるギャッビー
ハリーとトント
チャイナタウン
約束の土地
続・激突!/カージャック
フロント・ページ
マーラー
ゴッドファーザーpart2
JAWS ジョーズ
ナッシュビル
カッコーの巣の上で
旅芸人の記録
デルス・ウザーラ
さらば愛しき女よ
アデルの恋の物語
追想(1975年.仏)
バリー・リンドン
風とライオン
キャリー
ラストコンサート
ザッツ・エンタテインメントPART2
大統領の陰謀
タクシードライバー
ミッドウェイ
ファミリー・プロット
1900年
愛のメモリー
オーメン(オリジナル)
カサンドラ・クロス
ロッキー
シンドバッド虎の目大冒険
007私を愛したスパイ(第10作)
ジュリア
アニー・ホール
大理石の男
愛と喝采の日々
未知との遭遇
リトル・モー
ディア・ハンター
原子力潜水艦浮上せず
ミッドナイト・エクスプレス
秋のソナタ
木靴の樹
地獄の黙示録
007ムーンレイカー(第11作)
チャンプ
テス
ブリキの太鼓
エイリアン
マッドマックス
オール・ザット・ジャズ
チャンス
華麗なる相続人
チャイナ・シンドローム
クレイマー、クレイマー
レイジング・ブル
フェーム
エレファント・マン
女の都
歌え!ロレッタ愛のために
シャイニング
勝利への脱出
青い珊瑚礁
黄昏
フランス軍中尉の女
白いドレスの女
007/ユア・アイズ・オンリー(第12作)
危険なささやき
E.T.
愛と青春の旅だち
評決
ブレードランナー
48時間
アニー
ガンジー
デストラップ・死の罠
ファニーとアレクサンデル
遊星からの物体X
ダントン
007ネバーセイ・ネバーアゲイン
戦場のメリークリスマス
氷壁の女
007/オクトバシー(第13作)
愛と追憶の日々
フラッシュダンス
アマデウス
ターミネーター
インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
インドへの道
プロジェクトA
プレイス・イン・ザ・ハート
シテール島への船出
薔薇の貴婦人
西太后
愛と哀しみの果て
コーラスライン
バック・トゥ・ザ・フューチャー
未来世紀ブラジル
007/美しき獲物たち(第14作)
カイロの紫のバラ
赤毛のアン
プラトーン
ブルーベルベット
危険な情事
ベルリン・天使の詩
月の輝く夜に
ウォール街
アンタッチャブル
007/リビング・デイライツ(第15作)
影なき男
紅いコーリャン
さよなら子供たち
子供たちの王様
7月4日に生まれて
ダイ・ハード
第七の予言
レインマン
バード
告発の行方
ワーキング・ガール
霧の中の風景
グラン・ブルー(完全版)
懺悔
インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
オールウェイズ
サファリ殺人事件
ニューシネマ・パラダイス
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
フィールド・オブ・ドリームス
メジャー・リーグ
グローリー
五月のミル
007/消されたライセンス(第16作)
ゴースト・ニューヨークの幻
ダイ・ハード2
ダンス・ウイズ・ウルブス
ドライビング Miss デイジー
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3
レッド・オクトバーを追え
48時間PART2/帰って来たふたり
推定無罪
プロヴァンス物語/マルセルの夏
プロヴァンス物語/マルセルのお城
菊豆(チュイトウ)
シラノ・ド・ベルジュラック
ゴッドファーザーpart3
ターミネーター2
羊たちの沈黙
テルマ&ルイーズ
フライド・グリーン・トマト
ターミネーター・シリーズ
髪結いの亭主
氷の微笑
プリティ・リーグ
ザ・プレイヤー
セント・オブ・ウーマン/夢の香り
インドシナ
許されざる者(クリント・イーストウッド作品)
チャーリー
クリフハンガー
ジュラシック・パーク
逃亡者
ピアノ・レッスン
ザッツ・エンタテインメントPART3
フィラデルフィア
さらば、わが愛 覇王別姫
トゥームストーン
ジェロニモ
日の名残り
青いパパイヤの香り
失踪
ペリカン文書
めぐり逢えたら
シンドラーのリスト
スピード
スペシャリスト
ライオン・キング
ショーシャンクの空に
エド・ウッド
レオン
ショート・カッツ
パルプ・フィクション
フォレスト・ガンプ 一期一会
イル・ポスティーノ
激流(米)
太陽に灼かれて
薔薇の素顔
蜘蛛女
ショーガール
マディソン郡の橋
ダイ・ハード3
ブレイブハート
アポロ13
黙秘
007/ゴールデンアイ(第17作)
デッドマン・ウォーキング
コピー・キャット
真実の行方
デイライト
陽のあたる教室
ブラス!
マーズ・アタック!
イングリッシュ・ペイシェント
身代金
私家版
陪審員
世界中がアイ・ラヴ・ユー
浮き雲
天使の贈りもの
セブン
ブロークン・アロー
悪魔のような女(リメイク版)
ノートルダムの鐘
エアフォース・ワン
ハムレット(1997)
ピースメーカー
フルモンティ
ポストマン
乱気流タービュランス
コレクター1997
スター・ウォーズ/4/新たなる希望
スター・ウォーズ/5/帝国の逆襲
スター・ウォーズ/6/ジェダイの帰還
G.I.ジェーン
エイリアン4
桜桃の味
ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
007/トゥモロー・ネバー・ダイ(18作)
Queen Victria 至上の恋
恋するシャンソン
インデペンデンス・デイ
始皇帝暗殺
6デイズ/7ナイツ
恋におちたシェイクスピア
アルマゲドン
シン・レッド・ライン
永遠と一日
タイタニック
アミスタッド
グッド・ウイル・ハンティング/旅立ち
恋愛小説家
ディープ・インパクト
L.A.コンフィデンシャル
プライベート・ライアン
グリーンマイル
マトリックス
マルコヴィッチの穴
タイムトラベラー/昨日から来た恋人
スター・ウォーズ/1/ファントム・メナス
アメリカン・ビューティー
オール・アバウト・マイ・マザー
うつくしい人生
将軍の娘、エリザベス・キャンベル
007/ワールド・イズ・ノット・イナフ
遠い空の向こうに
シュリ
アイズ ワイド シャット
初恋のきた道
トラフィック
グリーン・ディスティニー
岸辺のふたり
スペース カウボーイ
グラディエーター
ファンタジア2000
ミュージック・オブ・ハート
キャスト・アウェイ
チョコレート
ハンニバル
海辺の家
A.I.
猟奇的な彼女
ムーラン・ルージュ
マーサの幸せレシピ
息子の部屋
ゴスフォード・パーク
バニラ・スカイ
パール・ハーバー
アメリ
PLANET OF THE APES 猿の惑星
サハラに舞う羽根
ボーン・アイデンティティー
オールド・ルーキー
過去のない男
Sweet Sixteen
北京ヴァイオリン
ジャスティス
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
きみの帰る場所アントワン・フィッシャ
007/ダイ・アナザー・デイ(第20作)
アマデウス(ディレクターズ・カット版)
プロフェシー
ショパン愛と哀しみの旋律
息子のまなざし
ショパン愛と哀しみの旋律(再見)
ロード・オブ・ザ・リング
ビューティフル・マインド
光の旅人 K-PAX/
ブラックホーク・ダウン
アザーズ
スパイダー/
パニック・ルーム
スパイダーマン/
少林サッカー
スコーピオン・キング/
ワンス・アンド・フォーエバー
マジェスティック/
メン・イン・ブラック2/
スター・ウォーズ/2/クローンの攻撃
タイムマシン
アイ・アム・サム/
インソムニア
サイン
ロード・トゥ・パーディション
チェンジング・レーン
マイノリティ・リポート/
マトリックス・リローデッド/
マトリックス・レポリューションズ
10日間で男を上手にフル方法
ティアーズ・オブ・ザ・サン
キル・ビル
ヘブン・アンド・アース
閉ざされた森
ニューオーリンズ・トライアル
マザー・テレサ
インファナル・アフェアⅢ終局無間
ポロック 2人だけのアトリエ
トスカーナの休日
ピエロの赤い鼻
サラバンド
ディープ・ブルー
父、帰る
殺人の追憶
ジェームズ・キャメロンのタイタニックの秘密
ギャング・オブ・ニューヨーク
戦場のピアニスト
ロード・オブ・ザ・リング二つの塔
レッド・ドラゴン/
シカゴ
めぐりあう時間たち/
アバウト・シュミット/
二重スパイ
ザ・コア
ターミネーター3
パイレーツ・オブ・カリビアン呪われた海賊タチ
HERO 英雄
永遠のマリア・カラス/
マッチスティック・メン
アイデンティティ
ラスト・サムライ
キル・ビル Vol.2
パッション
2046
スイミング・プール
ヴァン・ヘルシング
スパイダーマン2
キング・アーサー
Ray/レイ
きみに読む物語
ターミナル
Shall we Dance?
ラヴェンダーの咲く庭で
ヒトラー ~最期の12日間~
私の頭の中の消しゴム
力道山
うつせみ
ホテル・ルワンダ
クラッシュ
こんなに近く、こんなに遠く
モディリアーニ 真実の愛
エコール
ホワイト・ライズ
エターナル・サンシャイン
NOEL ノエル
大統領の理髪師
コーラス
五線譜のラブレター DE-LOVELY
メリンダとメリンダ
ココシリ
あるいは裏切りという名の犬
エレニの旅
ファインディング・ニモ/
ミスティック・リバー
タイムライン
シービスケット
ロード・オブ・ザ・リング王の帰還
マスター・アンド・コマンダー
トロイ
デイ・アフター・トゥモロー/
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
華氏911
砂と霧の家
スター・ウォーズ/3/シスの復讐
コンスタンティン
チャーリーとチョコレート工場
ハリー・ポッターと炎のゴブレット(第4作)
Mr.&Mrs.スミス
フライトプラン
SAYURI
戦場のアリア
白バラの祈りゾフィー・ショル最期の日々
ミュンヘン
PROMISE
ルワンダ 流血の4月
マッチポイント
太陽
四月の雪
ブロークバック・マウンテン
カポーティ
ルワンダの涙
サバイバル・アイランド
バットマン ビギンズ
ウエディング・クラッシャーズ
世界最速のインディアン
ウォーク・ザ・ライン/君につづく道
ディック&ジェーン 復讐は最高!
皇帝ペンギン
約束の旅路
上海の伯爵夫人
ある子供
ネバーランド
オペラ座の怪人
アレキサンダー
ロング・エンゲージメント
アビエイター
キングダム・オブ・ヘブン
炎のメモリアル
ミリオンダラー・ベイビー
宇宙戦争
シンデレラマン
オリバー・ツイスト
SPIRIT
ポセイドン
グエムル-漢江の怪物
ユナイテッド93
麦の穂をゆらす風
イルマーレ
M:i:Ⅲ
マリー・アントワネット
今宵、フィッツジェラルド劇場で
プラダを着た悪魔
ホリデイ
ディパーテッド
リトル・ミス・サンシャイン
クィーン
敬愛なるベートーヴェン
007/カジノ・ロワイヤル(第21作)
女帝[エンペラー]
ラストキング・オブ・スコットランド
オーメン(レメイク)
長江哀歌
街のあかり
夜顔
バンズ・ラビリンス
サルバドールの朝
サラエボの花
デイジー
映画の巨人ジョン・フォード
さらば、ベルリン
インサイド・マン
善き人のためのソナタ
落下の王国
キングコング
単騎、千里を走る。
南極物語(2006年アメリカ映画[リメイク])
ダ・ヴィンチ・コード
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
ワールド・トレード・センター
父親たちの星条旗
硫黄島からの手紙
ヘアスプレー
ダイ・ハード4.0
アメリカン・ギャングスター
エリザベス・ゴールデン・エイジ
魔法にかけられて
最高の人生の見つけ方
奇跡のシンフォニー
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(5作)
パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
スパイダーマン3
トランスフォーマー
エディット・ピアフ~愛の讃歌~
レミーのおいしいレストラン
潜水服は蝶の夢を見る
ライラの冒険 黄金の羅針盤
アース
ヒトラーの贋札
モンゴル
ノーカントリー
レンブラントの夜警
ラスト、コーション
つぐない
シークレット・サンシャイン
ペルセポリス
ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記
わが教え子、ヒトラー
12人の怒れる男
ラフマニノフ ある愛の調べ
告発のとき
きつねと私の12か月
予感
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
そして、私たちは愛に帰る
その土曜日、7時58分
扉をたたく人
ザ・ムーン
パニック・エレベーター
水の中のつぼみ
3時10分、決断のとき
いつか眠りにつく前に
湖のほとりで
戦場のレクイエム
ラフマニノフある愛の調べ
千年の祈り
テラビシアにかける橋
幸せのちから
パフューム ある人殺しの物語
ドリームガールズ
ブラッド・ダイヤモンド
バベル
プレステージ
ミス・ポター
幸せのレシピ
グッド・シェパード
ダークナイト
ハプニング
最後の初恋
ワルキューレ
レッドクリフ(Part I)
スラムドッグ$ミリオネア
紀元前1万年
HOME 空から見た地球
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
センター・オブ・ジ・アース
ブッシュ
マンマ・ミーア!
チェンジリング
ブーリン家の姉妹
地球が静止する日
フロスト×ニクソン
クローバーフィールド/HAKAISHA
チェイサー
パッセンジャーズ
HACHI 約束の犬
グラン・トリノ
オーストラリア
花の生涯 梅蘭芳
クララ・シューマン 愛の協奏曲
愛を読むひと
ミルク
007/慰めの報酬(第22作)
ハリー・ポッターと謎のプリンス(第6作)
エーゲ海の誘惑
ハート・ロッカー
息もできない
パリ20区、僕たちのクラス
戦場でワルツを
牛の鈴音
プッチーニの愛人
レッドクリフ PartⅡ未来への最終決戦
天使と悪魔
母なる証明
ターミネーター4
2012
カールじいさんの空飛ぶ家
スター・トレック
アバター(2D字幕版)
シャーロック・ホームズ
第9地区
シャッターアイランド
オーケストラ!
カティンの森
NINE
インビクタス 負けざる者たち
フェアウェル さらば、哀しみのスパイ
十七歳の肖像
Disney's クリスマス・キャロル
しあわせの隠れ場所
ヤコブへの手紙
愛の勝利を ムッソリーニを愛した女
ベンジャミン・バトン 数奇な人生
ローマ、愛の部屋
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
ソーシャル・ネットワーク
英国王のスピーチ
黒く濁る村
ブラック・スワン
ガリバー旅行記
蜂蜜
マーラー 君に捧げるアダージョ
ブンミおじさんの森
サンクタム
ロシアン・ルーレット
光のほうへ
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
猿の惑星:創世記(ジェネシス)
ハンナ
ミッドナイト・イン・パリ
ニーチェの馬
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
J・エドガー
ヒューゴの不思議な発明
メリエスの素晴らしき映画魔術
戦火の馬
別離
ル・アーヴルの靴みがき
最強のふたり
アーティスト
アルゴ